日々育児 暗雲たる空
4月9日 こんにちは!育児困窮中のshimaikuです。今日から、幼稚園がはじまるというのに、雨がちらつく、寒い朝でした。
今日の息子、なかなか起きてこない。寒いし、暗いし、久しぶりの幼稚園だし。行きたくない、がまた顔を出す。「ママ、ようちえん いきたくない」
昨日の夜、急に、「ママとはなれるのイヤだ、さみしいよ。ようちえん いきたくない」しくしくと泣き出してしまった。「心配なんだね。大丈夫だよ、息子は大丈夫なんだよ。なんでも出来る、強い子だよ。ずっと一緒だよ、ママはいつも一緒だよ」
息子は、自分の心臓のあたりをトントンとして言った。「ここに、いつもママはいるの?」
以前、息子に言った事がある。「ママは離れていても、いつも息子の心の中にいるんだよ。頑張れって応援してるよ。だから、大丈夫だよ、寂しくないよ」と。
覚えていてくれたのか。なんだか嬉しくなった。
「そうだよ!だから離れていても大丈夫なんだよ。息子の心の中には、ママもお父さんもいるよ」「ママのこころのなかに、ぼくはいる?」「いるよ!息子とお父さんもいるよ」「おとうさんの こころのなかにも いる?」「いるよ!」少し、安心したようだった。
春休み明け、新学期、新しい環境に不安が募る。そして、私が復職する事もあり、息子には心の重荷に感じている事があるのだと思う。
今朝、やっぱり起きてこようとしない息子。「ガタンゴトン、朝ごはん電車がつきましたよ」息子は、布団の中で、まだ起きてこようとしない。一緒に寝ているお気に入りの猫のぬいぐるみ ツッチーちゃん を私に渡す。「ツッチーはのるって」そうか、息子はまだか。もう一度迎えに行く。「今度は、新幹線ですよ!速いですよ!乗らないのですか?」もぞもぞとしながら、やっと布団から出てきた。
それからずっと、「ママ、ママ、はなれたくない」しくしく泣き続けた。「大丈夫だよ、心配だね、行きたくないね。10秒だっこしたら、元気になるかな?」今回は、元気にならなかった。それから、ずっと抱きしめながら、ご飯を食べる。
「今日はバス無理かな?」ふと、そんな思いがよぎる。しかし、これから、私は仕事に行かなければならなくなる。融通は効かなくなる。何とか、幼稚園、預かり保育に慣れて欲しい。
いつもの着替えの時間になった。「さ!着替えるよ」「ママ、ママさみしい」「息子のことが大好きなんだよ!お着替えできたね、ありがとう。大好きだよ」大好きのシャワーを浴びせた。泣きながらも、何とか、着替えて、泣きながらバスに乗って行きました。
「何回、ママって言ったのかな?200回くらい?」横で見ていた夫が言う。夫は、下手に声をかけると息子の機嫌が悪化することがあるので、見守り応援する係だった。これからは、夫にも私の係をお願いしなければならない。「これから大丈夫かな?」今日の空、まるで私の不安な心をうつすような、暗雲たる空。
「私の不安が、息子に伝わっているんだろうな」と思う。どーんと構えて、不安ではなく、楽しみ、と思えるように、何とか過ごしていけたらと思う。果たして、笑って帰ってきてくれるかな?息子よ。
ここまで、貴重なお時間を!ありがとうございます。あなたが、読んで下さる事が、奇跡のように思います。くだらない話ばかりですが、笑って楽しんでくれると嬉しいです。また、来て下さいね!