日々子育て 良いこともあれば悪いこともある
12月27日。
こんにちは
今年も残りわずか。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
私は年末をあまり実感せずに、ダラダラと過ごしています。
年賀状がまだ手付かず!大掃除もやっとやっと、窓ガラスを磨いてみた。
これで終わってしまうような・・・もう少し頑張ろう!そんな年末です。
先日、息子と夫と久しぶりに街中へ出かけてきました。
動物園に行こうと思ったら、休園日。
美術館に行こうと思ったら、しばらく休館。
図書館に行こうと思ったら、これまた休館。
お餅を食べようと思ったら、直前で売り切れ。
ことごとく振られて、ちょっと悲しい気分になりました。
息子は大好きなあんこのお餅を食べられずに、終始不機嫌。そして、お店は混雑していて、中々注文したものが運ばれてこない。
「お餅以外は絶対に食べない。僕だけ一人で帰る。外に出てても良い?」「寒いし、一人でいたら誰かに連れて行かれるかもしれないよ?もう少し待って。こんな日もあるよ。良いことがあれば悪いこともある」息子はブーっとした顔でふてくされている。もしかしたら、ただ単に疲れていたのかもしれないけど。
後から入ってきたお客さん。私と同世代くらいの男性の方だった。
「お餅は終わってしまって、甘いものはないんですよ」とお店の方。
え?っという顔でしばらく考えて「甘いものを食べられないなら、出ます。」と言って、その男性はお店を後にしました。
隣でその男性を見ていた息子。驚いた顔で見た後、涙が滲んできて泣いてしまった。「お餅食べたかったもんね。」
オレンジジュースが運ばれてきて、ちょっと元気になった息子。そして、私のあんみつが運ばれてきて、息子の目が輝いた。
息子の大好きな餡子や缶詰のミカンやパイナップルが入っているし、緑色とピンク色の小さな求肥のお餅も入っていた。すかさず、息子の口に求肥を放り込んだ。「美味しい。ぷにぷに」幸せそうに食べている。「僕、出ていかなくて良かった!食べれて良かった!」やっと元気に笑顔になった。しばらくミカンや餡子や寒天を食べて、「さむい。寒くなってきたから、もういらない」と食べなくなった自由な息子。
やっと私の口の中に胃の中に、あんみつが入ってきた。程よいあんこや白蜜の甘さの中に塩味があって、寒天のコキュッとした歯応えも楽しい美味しい。
「あんみつ、美味しいな」お餅があったら、きっと出会えなかったあんみつの美味しさ。振られた中にも楽しいこともある。
そんな日でした。
そして、帰りの空には爪のような細く美しい月。
良いことも悪いこともあるのが人生だから、なんでも楽しんだら良い!そんなことを思います。
note書いていますが、年賀状作ります!
年賀状作りも楽しもう!今更ですが。
お付き合いいただき、ありがとうございます!