日々育児　ママは、うっかり屋さんだね

３月１２日 こんにちは！育児前進中のshimaikuです。暗くてちょっと寒い、久しぶりに曇りの朝でした。

今日の息子、年中さん最後の給食、大好きなカレーの日。幼稚園バス、いつもは決まった席に座っています。「あしたは、すきなせきに　すわれるんだよ」息子が楽しみにしていました。すぐさま前の席を確保！運転手さんが見える席が好きなのです。楽しみがあるからか、元気に幼稚園バスに乗って行きました。

忘れてしまう

昨日、幼稚園バスから、少し元気がなさそうに下りてきた息子。「荷物が重いって泣いたんです」先生が教えてくれた。

終業式が近いので、今まで使っていたクレヨンや作業帳などを持ち帰っていたのだ。「そんな事で泣くのか」本人は、泣きやんでいて、気持ちを切り替えたみたいで安心した。

部屋に着くと、「すいとうのゴムパッキン、わすれてたでしょ」息子が言った。「え！忘れてた？ごめんね、ママ気がつかなかった、濡れなかった？」「ちょっとぬれたけど、すぐにきがついたから、だいじょうぶだったよ」「また、やちゃったね、ママうっかり屋さんだね」「ほんとう、ママはうっかりやさんだね」今回も、許してくれた。

水筒の蓋についているゴムパッキンを入れ忘れたらしい。あれがないと、飲む時に、中身が出てきて、びちゃびちゃになってしまうのだ。今回で、確か３回目。

すっぽりと抜けて忘れてしまう事がある。今まで、ランチョンマット、ハンカチ、幾度となく忘れてきた。どうしたら、忘れないようにできるのかな？息子と確認するようにしているが、その確認も忘れてしまう。

年なのか。

さすがに、お弁当を忘れた事はなかったが、「いつか忘れてしまうのではないか」と、心配している。

ある時は、珍しく、息子が、先生と何やらニタニタと話ている。「ママとお話ししてねー」と先生。帰りの幼稚園バスから下りてきた。「ご機嫌だね？どうしたの？」私は聞いた。「ママさぁー、おはしセットのなかに、なにもはいっていなかったよー、ぼくビックリして、かなしくてないちゃったよ」と息子は、笑いながら言った。

あー！あー！あー！お箸セットの言葉で！あー！ピンときた。

朝、入れようと思ってお箸やスプーンを置いた景色が浮かんだ。「入れるの忘れてたね！ごめんね！悲しかったね！ママ、すっかり忘れてた」「 ママは、うっかりやさんだからなぁ 」笑って許してくれた。

年少さんの頃、帰りの幼稚園バスからギヤーギヤー泣いて下りてきて、ママを叩いて、激しく怒った日があった。機嫌がなおらず、「何かあったのかな？」心配に思っていたら、私がスモッグを入れ忘れていた。「なんでぼくのだけないの？」と、悲しかったのだろう。「ママ、何で忘れたの？」という抗議、反抗の怒りだったのだ。あーやってしまった、と猛省した。

今は、忘れ物をしたり、失敗しても「しっぱいはせいこうのもとだよ」と、笑って許してくれるようになった。

家の鍵を忘れて、オートロックの家に入れなくなってしまった事もある。「どうしよう、どうしよう」オロオロする私を見て、伝染するように、息子も不安になって、悲しくなってきていた。「おうちにかえれないの？」息子は泣きだした。2人で途方にくれながらも、落ち着いてから、「いいんだよ、だいじょうぶだよ、ママは、うっかりやさんだからなぁ」と、息子はいってくれた。

暴れたり、叩いたり、思うようにいかなくて、私に怒る事もあるけれど、やさしい子に育ってくれている、息子の言葉に日々、助けられて、救われている。

育児の転機

育児は、本当に終わりがない。以前は、先の見えない真っ暗なトンネルの中で、彷徨っているように思っていた。明るい方へ、光の方へと進みたいのだが、出口が見つからない。

ワンオペ育児、ほぼ一人、ずっと息子と一緒、息苦しくなる時が今でもある。無性に一人になりたいと。お風呂の時、イヤイヤして中々入らない息子にイライラしながら、「果たして私が、ゆっくりと一人でお風呂に入れる日はくるのか？後、何年かかるの？」絶望して、泣いた事がある。

そんな時に、後どの位、子供達といられるのか？後何日？具体的に、数字で表している　サトウさん　という方の　子供と過ごせる残り時間　という記事をインスタグラムで読んだ。サトウさんの　善意に甘えてブログを載せさせていただきます。

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必要な人に配ってくださいね..　サトウ

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例えば、夫の場合

仕事で帰って来た頃には、息子は寝ていて、朝の３０分位しか、平日は一緒に過ごせない。１日３０分の息子との時間を中学校卒業までと考える。息子は５歳なので、あと１０年間。

１日３０分　１年間の時間　３０分　３６５日  １８２時間３０分　約８日

１年間１８２時間３０分　１０年間の時間　１８２５時間　約７６日

息子を抱きしめた時間が１日５秒だったら、１年間で１８２５秒　１０年間で１８２５０秒　３０４分　１０年間で5時間くらいしかない。

こんなにも短い時間しかないんだ、とハッとさせられた（計算間違っていたらごめんなさい）。急に、現実が迫ってきたように思った。

いつかは、こんな日も終わる

そして、戻りたくても戻る事はできない、大切な時間を今生きていると気がついた。くら〜いトンネルの先には、やはり出口があり、光がさしていた。この短い時間を大事にしよう、楽しんでいこうと思えたら、育児が楽になった。

女性ホルモンの関係で、無性にイライラしたり、ひどい言葉をいってしまったり、大きな声を出してしまう事もある。そんな時は、なんで嫌なのか、本当に嫌な事は何なのか。最近は、私の心に聞くようにしている。

大抵、私の場合は、女性ホルモン関係、寝不足が原因だったりする。眠いところを起こされると、機嫌が悪くなる。原因がわかると、対処できるようになる。

うっかり屋で忘れっぽくて怒りっぽい母だけれど、息子と過ごす、限られた大切な時間を、明るく元気な楽しい母でいられたらと思う。