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日々育児 息子の名言迷言
7月6日 こんにちは!育児没頭中のshimaikuです。久しぶりに晴れたと思ったら、夏のような暑い朝でした。早く梅雨が明けるといいですね。大雨の被害が広がらない事を願います。
息子は今日も、元気に幼稚園バスに乗って行きました。
少し前の事。
息子のお迎えが、また遅くなってしまった。しかし、今回は一番最後にはならずに済んで、ほっと胸をなでおろした。
前日の夜の事。「あしたは、ママおしごとなの?」「そうだよ、明日は遅くなるよ」「さみしい、ママとはなれたくない」ここ最近、この言葉を聞いていなかったのに。よっぽど預かり保育で一番最後になった事が寂しかったのだろう。
朝になっても「さみしい、ママとはなれたくない」ずっと言っていた。心苦しくかわいそうに思いながらも私は出勤した。「きちんと着替えてバスに乗って行ったよ」と、夫が教えてくれた。
夕方、幼稚園にお迎えに行くと「ママ、さみしかったよ!」息子が言った。「今日は一人じゃないから大丈夫だった?」
「うん。さみしくても、がんばれるのが、ねんちょうさん なんだよ」
息子が、かっこいい事を言っている。
幼稚園で先生にでも教えられたのだろうか。
キュンとしてしまった。
コロナ前の事。いつも息子にお下がりをくれる親戚に、何かお礼がしたくて息子と買い物に来ていた。親戚の好きな地元のお菓子を贈る事にした。「こちらで記入してください」案内されたのは、薄暗い店内の奥にある二人掛けの小さなテーブルの席だった。肘がぶつかるくらい近くに、テーブルがもうひとつあった。私が宅配依頼伝票を書いていると、隣に女性の方が座って同じように書きはじめた。
「ママかわいいね。きちんと おけしょうして」「ぼうしもかぶって、おようふくもきて」「ママかわいいね」依頼伝票を書いている間中、ずっと息子に褒められまくっていた。
は、はずかしい。
お化粧はかろうじてファンデーションだけです。帽子はグシャグシャの髪の毛を隠すためです。服を着ないとお外に出れません。息子は最近、ママを褒めて喜ばせる、お世辞という日本の文化を覚えてしまっていた。
恥ずかしい。きっと、お隣さんに聞こえている。耳まで真っ赤になりそうだ。まさか、こんな所で、念願の息子からの可愛いをもらえるとは!しかも、熱烈に、強烈に。
お隣さんは絶対に気になっているはずだ。私よりも少し年上の女性の方だった。
私だったら、こんな会話を聞いてしまったら「どんなお母様かしら?」と、お顔を拝見したくなる。「お隣さんが聞いていませんように」と願いつつも、まさか、こんな所で、念願の息子からの可愛いをもらえるとは!しかも、熱烈に、強烈に。二度言ってしまうくらい、
とっても恥ずかしいけれど、とっても嬉しかった。
よだれダラダラの息子にブチューとキスされる事がある。チュッと音がしないと「おとしないね」 と再度要求されてしまう。よだれを見ると若干引いてしまうし、なんだか恥ずかしい。「息子のことが大好きだよ!愛してるよ!」私の告白に、
「じゃ、けっこん するか?」
イケメンのように、プロポーズされてしまった。キュンとしつつも、
「ママ、お父さんと結婚してるから」
「ぼくは、だれと けっこん すればいいの?」
「これから素敵な人に出会えるんだよ」ニヤニヤしながら、答えた。
娘さんがお父さんと結婚したい、ママに嫉妬してしまう、という話や、息子さんが彼氏のようだ、ママ可愛いと言ってくれる、なんて話も聞いた事はあったが、本当に我が息子は言ってくれのかな?都市伝説のように、半信半疑だった。
あるんですねー!
息子がママを可愛いと言ってくれる事。
息子がママと結婚したいって言ってくれる事。
これは、今までの育児の報いのように思えるし、ただひたすらに、癒し、癒し、癒し、癒されて生きていくのさ。
いつまで、こんな楽しい時間が続くのだろうか。
最近は、本当に息子がかわいくて可愛くて仕方がない。寝顔は、赤ちゃんの時とかわらない天使のようだし、足の指なんて、ぷっくりフニフニして、しめじのようだし、肉球のようだし。なんかいい匂いがするし、すべすべプニプニどこを触っても癒される。「小さいってだけで、なんでこんなに可愛いのだろうね?」と私は夫に言った。「失礼な!息子だから可愛いんでしょ!ね、息子」夫が怒りながら言う。当の息子は、全く気にしていないけど。
「息子は宝物だよ」夫の言葉に「ちがうよ。ママの たからもの だよ」と息子が言う。「お父さんの宝物でもあるんだよ」少し前にも夫は全く同じ事を言っていた。いつも息子の味方なのにね、残念、ドンマイ。
「じゃ、ぼくはママとおとうさんの たからものだね」
最近は、洗面台や台所の蛇口も背伸びをしなくても、手が届くようになってしまった。「もう、届くんだね!背、伸びたね!」「ママ、しらなかったの?」背伸びをしても、届かなかったのにな。
テーブルの高さと息子の口の高さが同じだった頃、歯が生えてきているせいか、テーブルの縁をよくガジガジ噛んでいた。お気に入りのテーブルが傷だらけで、当時は、悲しく思っていたが、今は、その傷が愛おしい。
子供の成長は早い。
最近は、ママ可愛いを言ってくれなくなってきた。
もう少し、もう少し「ママ可愛い、ママ結婚して」都市伝説のような、熱烈で、強烈な、息子からの思いを堪能させて欲しい。
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