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日々育児 息子が面白い

8月22日 こんにちは!育児痛快中のshimaikuです。今年の夏は、雨や曇りが多く、夏らしい夏はとうに過ぎてしまって、すでに秋の気配。それでなくても、自由に移動ができない今の世の中、子供達には酷だな、と思う夏です。

見出しの写真は、いつかの空。本当ならば、息子と一緒に遊覧船に乗って、カモメやウミネコを一緒に見たかったな、と思う名残の夏。


最近、息子が面白い。

特に、朝の息子が面白い。


この間の朝のこと。隣で寝ていた息子が朝起きて「おはよう」よりも先に開口一番に言った。

「ママ、はなげでてるよ」

私は、息子の声に起こされて、状況がよくわからないまま、寝ぼけ眼で「え?」と言った。「ママはなげ、ヒューっとでてるよ」息子がケタケタ笑っている。「え?鼻毛?出てる?ママの?」

こんなにも恥ずかしい起こされ方ってあるだろうか?

確かに、鼻毛出ていたかもしれないけど。人間だもの、鼻毛が出てることもある。鼻毛で起こされたことに驚いて、恥ずかしくなって、息子が楽しそうだから、まぁいいか、と息子と笑って起きた。

夫と息子は、鼻毛のチェックがいつも厳しい。すかさず、指摘してきて、なんだか気持ちをえぐられる。「なんか、もっとこう、言い方があるでしょ?」と、モヤモヤしながらかも、面白いから、2度目のまぁいいか。

息子は、大抵、休みの日には、私よりも先に起きて布団の中でゴロゴロしていて「ママおきて」と起こされる。この日は、またしても「おはよう」より先に、起きた私と目が合うなり、無言で親指をグッと立てて、満面の笑みでニコッと、いいね!してきた爽やかな朝。「何なんだろ?何が、いいね?」謎だ、と思いつつ、息子を一瞥して、私は、また目をつぶって寝たのである。

また別の朝のこと。またしても、私よりも先に起きて、息子がもぞもぞしている。ふと息子と目が合った。目が合うなり、やさしくチュッとキスをしてきた。「何これ?何でキスしたの?王子様なの?」甘々な起こされ方にドギマギしながら「おはよう。何でチュウしたの?ママ、トイレ」「ぼくもトイレ」2人で連れションをして、まだ7時前だったので「ママ、もう少し寝たい」「なんで?おきて!」と息子に突っ込まれながら、また、2人で布団に戻った朝。

夫もいちおう、隣で寝てはいるのだが、息子に絡まれることが少なく、あまり特記する面白いことがない。何だか、寂しいな、夫。

朝の出来事ではないけれども、夫と息子の面白いやり取り。「おとうさん、くさい。なんか、くさい」夫は、おじいちゃんではないが、昭和の入れ歯洗浄剤のCMかと思うような、辛辣な言葉を息子から貰っていた。「え!お父さん、くさいの?」明らかに動揺して、ちょっと傷ついた様子だった。私は「別に臭くないけど、夫」と不憫に思いながら聞いていた。「うん。くさい」子供は、容赦ない。「なんか、ごめん」夫が謝った瞬間、息子が口を開いた。「ごめん。くさいの、ぼくだった!なんか、さっきオシッコ、すこしでちゃったみたい」って臭いの息子かい!夫と2人でズッコケた。夫の異臭事件の濡れ衣が晴れたようで、何だかホッとした。着替えている時に「おようふく、くさい?」息子が聞いてきた。確かに臭かった。「珍しい。オシッコ漏らさないのにね」ちょびっとちびっただけで、下着も服も濡れてはいなかった。息子の名誉の為にひとこと添えるが、ちびったのは、今回がはじめてだ。何かに夢中だったのか?何で、ちびったのか?謎だったが、とりあえず、異臭事件は無事に解決できて、父子も仲良しに戻って良かった。

子供は、正直に思ったことを口にする。これが、予想外に面白かったり、辛辣だったりする。今はまだ、このままでいて欲しい。大人になったら、本心を言えなくなることが増えるから。家族には、思っていることをズケズケと話して欲しい。

夏休み中、いつもよりゆっくり寝ている朝もあるからなのか、息子の朝が、息子が面白い。

そんな面白い日々も、終わりに近い夏休み。

一日中話が止まらない息子に、興醒めしていた夏休み。

「あそんで!」息子の言葉に、面倒くさいなぁと正直思って、片手間で本気で一緒に遊んであげられなかった夏休み。

楽しいことばかりではなかった夏休み。

来年こそは、気兼ねなく自由に移動できるだろうか?

あー、終わるとなると、どうしようもなく寂しく思う夏休み。

今日もどんより曇りで、虫の声が聞こえている。

夏も終わりますな。

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shimaiku
ここまで、貴重なお時間を!ありがとうございます。あなたが、読んで下さる事が、奇跡のように思います。くだらない話ばかりですが、笑って楽しんでくれると嬉しいです。また、来て下さいね!