スラムダンクには色々な思いが詰まっている
こんにちは
今日は日差しが暖かな朝です。
息子は今年最後の小学校へと、元気に登校していきました。
明日から冬休み!息子と何して過ごそう・・・
冬休みを楽しみたいと思います。
12月22日
夫からスラムダンクの映画に行こうと誘われていました。
朝一番、8時50分からの上映、そして冷たい雨。
「正直、ちょっと行きたくないなー。そんなに興味ないかも?」と思いながらも、重い腰を上げて一緒に観に行くことにしました。
めっちゃくちゃカッコ良かった!
え?え?え?えーーーーー?
めちゃくちゃカッコ良かった!!!
アニメは勿論のこと、演出、音響、音楽、臨場感。
鳥のさえずり、ボールの跳ねる音、オープニング・エンディングの音楽。
漫画から映像になる瞬間!
オープニング大好き
見せ方が!本当に素晴らしい!
大興奮!私は音の演出がとても好みで、映画館で見てこそ!映画館で体感してこそ!と感動しました。
ロードオブザリングが実はフロドではなくサムの物語だったように、
え?え?え?主人公はあなたでしたか!!の展開。
色々と突っ込みたくなる驚きと感動。
夫は中高とバスケをしていたガチのファンです。
会場が明るくなって横を見ると、夫がまだ泣いていて放心状態だった。
「私だってめちゃくちゃ感動したからわかるよ、夫」心の中でそう思っていた。
中学時代の思い出
私にもスラムダンクを見て思い出すことがあります。
中学生の頃、実はバスケ部に所属していた私。
友人に付き合っての入部でした。運動が苦手だった私は、いつも補欠。そして、上手くなりたい!上手くなろう!と、たいして努力もしませんでした。私には絵とか他に好きなことがあったから。それでも友人たちと一緒にいるのが楽しくて、バスケ部を程々に頑張っていました。だから、私のバスケ部の記憶は、走っている時に辛くて血の味がした、そんなものです。
私の中学校は小さな市にある公立の中学校で、特にスポーツが強いわけでもなく、どこにでもある普通の中学校でした。
ある時、男子バスケ部に転校生の兄弟が入部してきました。
「幼稚園の頃、こっちに住んでいたみたいだよ?覚えてる?」幼稚園から一緒の友人が教えてくれました。「へー、戻ってきたんだね。覚えてないけど、アルバムに写ってたね」と私。友人と、なんとなく嬉しく思っていました。
そして、その兄弟が私たちの中学校を変えていくのです。
彼ら兄弟は、小学校のバスケ全国大会で優勝したチームの主力の選手で、ちょっとした有名人だった、らしい。
二人が入った男子バスケ部は、あれよあれよと中体連(中学校体育連盟)の試合を勝ち進み、市で優勝。県大会へ出場することとなった。
大きな隣町の強豪校が練習試合に来るようになった。皆揃ったジャージを着て、いかにも強そう、ちょっとカッコイイ、そんなチームばかりだった。
それまで我が男子バスケ部に遠征試合で来る学校なんてなかった。
その兄弟のお兄さんが素人目にも、まーバスケが上手だった。スラムダンクのゴリのような風貌で、丸ゴリのような巧さも強さも兼ね備えていた。
5分の2上手な選手がいると、バスケは変わるんだ、を目の当たりにした。
他のチームメイトや同級生の名前は全く覚えていないのだが、副キャプテンの名前は今でも覚えている。副キャプテンは丸ゴリ兄弟と一緒に練習している間に、メキメキと上達していた。
身近に優秀な人がいて、実際に触れて体感する、その時に何を感じて何を行動するのか、きっとそれが上達や成功の秘訣なんだろうな、と当時の私は感心していた。素晴らしい影響力からの吸収力。
副キャプテンがキラキラと、とても輝いてカッコ良く見えたのだ。
オ フェンス・オフェンス(手拍子パン・パン)オフェンス(パン・パン)
ディ フェンス・ディフェンス(パン・パン)
私は完全なるモブで応援することしかできなかったけれども、あの場にいて奇跡のようなものを見れたことを今でも思い出す。
その年の県大会で、私たちの中学校は県大会三位という快挙だった。
それまで市の大会でも優勝したことなんてなかった素人のようなチームだったのに。まるでスラムダンクのようだ!と思っている。
多感な時に誰と出会うか?どんなことを思って行動するのか?
そんな事が人生を大きく変える。
を目の当たりにしたあの時の男子バスケ部を、
スラムダンクを読むといつも思い出してしまう。
今回も映画とともに、あの時の青春を思い出していた。
夫は自らがガチのバスケ経験者。思うことは、たくさん!あるようです。
今年最後の大きなプレゼント!
井上先生!映画にしてくださって!本当に、ありがとうございます!
漫画の
アニメの
映画の
素晴らしさを
感動を!
2022年という年に味わえたこと、忘れません。
映画に携わってくださった皆様!
本当にありがとうございます。
2022年
白河の関を優勝旗が超えて(野球)、
メッシがワールドカップで優勝して(サッカー)、
スラムダンク(バスケ)。
今年最後にガツン!と心にダンクを決められた気分です。
スポーツに感動
スポーツの素晴らしさよ!(見る専門ですが)
夫は号泣しまくりの一年でした。
映画館を出てから二人で色々と語って、パンフレット、関連本を買って、家に帰ってから速攻で漫画を読まされた。勿論!読みました!とも!
「あーこの場面が、あーなって。これなかったね」
グッズが安西先生の高級パスケース以外全て!売り切れだったのが心残りです。
クリアファイルとか欲しかったなー
スラムダンクの漫画をリアルタイムで読んでいてアニメを見ていた世代には、ドンピシャの映画だと思います。
あの時を思い出して切なくなったり、今まで生きてきて思うことがあったり、懐かしさや楽しさや嬉しさやほろ苦さ、青春の日々を思ったりしました。夫も部活のこと、当時のバスケへの思い、そして今になって今だから感じること、私なんかよりも思うことはたくさんあったようです。
本や映画やドラマで自分の過去や記憶を思い出す。それが共感であり、感動であり、自分の忘れていた記憶を思い出すために、インプットしているのかもしれないし、そんな作品に出会いたいし、出会えたことに感謝したいと思います。
パンフレットや関連本に映画の経緯や井上先生のインタビューが載っていますので、気になる方はご一読ください。
お付き合いいただき、ありがとうございます!