ワンルームマンション投資と矢橋その後【矢橋ホールディングスの悪事追及 ⑥】
「ワンルームマンション投資」と聞いて連想する言葉はなんですか?
もし皆さんからアンケートを取れば「詐欺」という回答が最多になるのだろうと想像します。
しかし実際には、刑法上の「詐欺罪」にあたる案件はそれほど存在しません。
「判断力の弱い人が不動産を実勢価額よりも高く買ってしまった」
という例が大部分なのではないでしょうか?
1.不動産投資勧誘の実際
まずは「不動産投資勧誘からの自己防衛法」について書きます。
業者からのアプローチ方法は主にふたつ。
(1)突然の電話
(2)カモに次のカモを紹介させる
(1)への対処は簡単ですね。
知らない番号からの電話には出なければいいのです。
うっかり出てしまってもすぐに電話を切って着信拒否すればいいのです。
しかし世間には気が弱くて、あるいは育ちがよすぎて電話を一方的に切ることができない人もいらっしゃいます。そんな人は受話音量をゼロにして通話中のまま電話を放置しましょう。繰り返しかけてきたら着信音も消しましょう。相手が諦めた頃に着信拒否をしておけばよろしい。電話代は相手持ちです。
※相手の素性や会社の登記情報や電話番号の入手先(名簿の購入元)などをこちらから矢継ぎ早に質問して相手の方から電話を切らせるという対処法もありますがあまりお勧めはできません。
2.厄介なのは「友人からの勧誘」
問題は(2)の場合です。投資用マンションを買ってしまい月々の持ち出しの大きさに悩んでいる人たちに話を聞くと、友人や職場の先輩や同僚から「有利な投資先があるよ!」と紹介された例が実に多いのです。
先に結論を申し上げておきますと、
そんなやつは友人じゃない!
あなたにマンション投資を持ちかける友人や知人はたいてい、自分がカモられた業者からの小遣い(紹介料)目当てであなたに話を持ちかけています。たかが数十万円のためにあなたを自分と同じ目に遭わせようとしている人です。
そんなやつが友人だといえますか?
そんなやつに今後気をつかう必要がありますか?
対処法は簡単ですね。勧誘を受けたら黙って席を立ったり電話を切り着信拒否すればいいのです。
しかし世間には気が弱くて(略)
そんな人は「いいお話ですね興味があります! しかし今日は時間がないのでぜひ明日この続きを聞かせてください!」と席を立ったり電話を切って、その後は二度と相手をしなければいいのです。
それでも相手が、あなたが去ることや電話を切ることを拒んだり口約束やサインを求めてきたり、「信用できる人」や「成功している人」に会うことや電話することやLINEグループに参加することを求めてきたりしたら、
その時にはさすがに覚悟を決めましょう。目の前にいるのは「目先の小銭のために何が何でもあなたをだまそうとしている人」なのですから。
職場の先輩や同僚だから気まずくなると困る?
相手があなたに負い目を作ったんですよ? てめえで勝手に。
具体的に防衛法を書いていたら長くなってしまいました。
サブリースやフラット35の話など、個々の内容はまた機会があれば書こうと思います。
あっ、肝心なことを言ってませんでした。
素人に持ちかけられるマンション投資の中に、結果的に資産を増やすことができるものはほぼ存在しません(例外は業者が無能で収益力を過小評価した場合のみ)。もしド素人が多額のローンを組み管理をすべて業者に任せ利益が出る物件があるならば、業者自身が運用すればもっと大きな利益を得られるはずですよね?
特別に有利な立地でなければマンションの資産価値は日々失われていくことも忘れないでください。
3.矢橋による虚偽申請の要求その後
さて、ワンルームマンション投資の話はいったんここで終わりまして、
↓ この記事の続きを書きます。
原野商法と矢橋スキーム【矢橋ホールディングスの悪事追及 ③】|しまでお (note.com)
私に対し公的機関への虚偽申請を執拗に(書面にて2回、電話にて3回)求めてきた矢橋ホールディングス株式会社管理部H氏へ、
・お前んとこの会社がやらかしたことなんだからお前んとこで解決しろ。
・役所へ正直に申し出てすべて申請し直せ。
・その後に協力が必要になったら改めて連絡しろ。
と、申し入れたところまで書きました。
それから10年、矢橋ホールディングス株式会社はどのような対応を進めたのでしょうか?
はいそうです。
全く、一切、何もしませんでした。
いや本当に何もしなかったのかはわかりませんよ。
もしかしたら、ポワポワポワ~ン(空想始め)、
「ワシらの言うことを聞かん困った奴がおるでかんわ(困った奴がいるからあかんわ)何とかしよまい!」
「せや! 大垣〇〇〇〇〇課の〇〇さんから連絡させたら言うこと聞くんちゃうやろか?」
「それは見抜かれるかもしれんがや! それより〇〇議員に仲介を頼みゃあよかまい!」
「いや、このしまでおという奴は頭がおかしいんじゃ議員さまにも畏まらんかもしれんわ!」
「それどころか反撃してくるかもしれんわ! 今のうちにアレやコレは廃棄しとかんとかんで!」
「だったらうちだけやなく〇〇課の〇〇さんにも手もとの資料を廃棄しといてもらわんとかんで!」
「せやな! しまでおの父親の職業をウチの役員ちうことにしてまっとったもんでバレてまったらかんわ!」
ヒュルヒュルヒュル~ン(空想終わり)、このようなやり取りがあったのかもしれません。
4.そして2024年
それから10年、つまり今年の初め、私はいよいよ実家を処分しようと思いたちました。
信頼できる地元の不動産屋さんを見つけ、売却を依頼しました。
するとそこでようやく、矢橋ホールディングス株式会社および矢橋林業株式会社が10年間、全く、何ひとつ、対応を進めていなかったことが明らかになりました。
私の実家は相変わらず「市街化調整区域に建てられた矢橋の社員住宅」のまま。改築も建て直しもできず矢橋の社員以外誰も(所有者の私も!)住むことができない住宅です。
もちろん買い手など見つかるはずがありません。
大垣市役所でそれらの事実を知った不動産屋さんは、何とかして矢橋と連絡を取ろうとしてくださいました。
矢橋林業にファックスを送り、返事がないためにグループ企業の矢橋工業にもファックスを送ってくださいましたが、
無視されました。
すべて黙殺されました。
その後私は不動産屋さんと相談し、私から矢橋へ連絡を取ることにしました。
告発の予告を添えて。
するとようやく、矢橋から返信がありました。
5.まとめ
次回はそれ以降のやり取りについて、中日新聞さんへ情報を提供した経緯と、新聞の取材において矢橋が並べた嘘について書こうと思います。
前後関係を明確にしておきますが、
私がSNS上での告発の予告をして、初めて矢橋から返答があったのです。
それまで矢橋はすべてを黙殺していたのです。
そこを取り違えないように気をつけてくださいね矢橋さん(にっこり)。
最後に、書画骨董に通じていらっしゃる矢橋の主家さんへひと言。
過ちを改めざるを過ちという。
「御」主家さんや「御」当主さんと呼べない理由は当然おわかりですよね? もし家人にそう呼ばせていた時代があるなら明治以降のお家柄であることが判明することもご存じですよね?
ご存じないなら進講致しましょう。
束脩は不要です。互いに学究の徒でありますから遠慮は無用です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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