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田舎の良さ。都会の悪さ。田舎の悪さ。都会の良さ。
"良い"と"悪い"。
今回のnoteは、最近自分が考えていることを書きます。
僕の個人的な意見を書くので、もしかすると読んで嫌な気持ちになってしまう方がいるかもしれません。
もしそうなってしまったら、ごめんなさい。
また、このnoteでは「良い」「悪い」という言葉に""の記号を付けます。
誰から見ても"良い"、誰から見ても"悪い"なんてものはなく、常に発言者の主観が入った言葉であるということを強調したいがためです。
前置きが長くなってしまいましたが、ここからが話の中身です。
田舎に移住してきて半年が経過しました。
この半年間でしょっちゅう耳にする話。
それが、"田舎の良さ"。
「食べるものが美味しい」とか、「自然との距離が近い」とか。
挙げていくときりがありません。
そういうのって、"良いな"って思うんです。
そこで暮らしている方々の自信になるし、少なくても「こんなところには何にもないよ」って言うよりも好印象ですよね。
ただ、その"田舎の良さ"をアピールするときに、"都会の悪さ"を引き合いに出す人が時々います。
例えば、田舎は食べるものがいっぱいある、と言いたい時に、
「ここ(田舎)には美味しいものがいっぱいあって良いですね。」とそのまま言う人と、
「ここ(田舎)には美味しいものがいっぱいあって良いですね。都会の人は物流が止まったらどうするんだろう。」と言う人。
田舎は自然との距離が近くて"良い"と言いたい時に、
「ここ(田舎)には自然がたくさんあって良いですね。」とそのまま言う人と、
「ここ(田舎)には自然がたくさんあって良いですね。都会には自然がまったくなくて、、、」と言う人。
そんな具合に、"田舎の良さ"を言いたいがために、"都会の悪さ"を引き合いに出す人がいます。
特に都会から田舎に来ている人が、都会を悪く言いがちかなって思います。
でも、それってどうなんだろうなーって。
確かに田舎には"良いところ"があるし、都会には"悪いところ"があります。でもその反対に、都会にも"良いところ"はあるし、田舎にも"悪いところ"はありますよね。
例えば、「同年代の人の数」。
都会には人がたくさんいるので同年代の人もいっぱいいます。
同世代の人が周りにいるだけで安心できますし、同世代のやつが頑張っているのを見るとこっちも頑張れます。
反対に、田舎には年が近い人があまりいません。
若い人ならなおさら。
僕も実際に、それがストレスになることがあります。
若い人の田舎離れが進んでいる理由の一つなのではないでしょうか。
ってなわけで、田舎にも都会にも"良いところ"もあれば、"悪いところ"もあります。
田舎を"良い"と思うのも、都会を"悪い"と思うのも、結局はその人自身が思っていること。
一概にどちらが"良い"とか、どちらが"悪い"とか言える話ではないんではないでしょうか。
多分、僕が都会で育ってきたから、そのような言い方に違和感を感じるのだと思います。
誰だって自分が育ったところを悪く言われたらいやな気持ちになりますよね。
ってなわけで、田舎で暮らしながらもどこか都会びいきな僕が最近思ったことでした。
田舎も都会も、どっちも良いよね。