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スマブラで海外遠征をしてみたいと思っていた夢が叶った話 -フライト編-


皆さんおはようございますこんにちはこんばんは。私は埼玉県越谷市でスマブラのオフライン大会を開催している大澤璃紀(おおさわりの)です。

突然ですが、この度完全なる私情でカナダのバンクーバーに旅行(遠征)に行くことになりました。
そこで起こった出来事を忘れないために、こうして文章として残そうと思った次第でございます。

よくよく見ていたら面白いなと個人的に思ったので、noteとして公開して行きたいと思います。

出発 -日本時間10月30日-

朝9時頃起床。結構ガッツリ寝てました。前日まではあまりドキドキしていなかったんですけど、当日になった瞬間、「俺想像以上に緊張してるんだな〜」という感想を持ちました。

結構人前に出たり奇異なことをしてもへっちゃら(難なら楽しめちゃう)性格なので、正直こういう種類の緊張は久しぶりな気がしました。


行きは公共交通機関を使って一人で行きました。これが荷物全部です。

小1〜小6まで習い事でやっていた空手の昇級審査や大会以来くらいだったかな。いやよく考えれば高校受験と大学受験忘れてたわ。ガッハッハッハ…!!!

飛行機の出発時間が20時15分頃でした。兎にも角にも準備はしっかりしておきたかったので、16時頃には空港に到着するようにしておきましたね。

羽田空港第3ターミナルで詳しい旅行の手順をggって再度確認したり、海外用の携帯SIMを買ったりしてたら結構あっという間に時間になりましたよね。4時間って案外短いように感じました。

羽田空港第三ターミナル

当然ドッキドキで初海外行きの飛行機に乗り込むんですが、無事に指定の席に着席した頃にはもう「今から俺は海外に行くのか…!!!」というワクワクが止まりませんでした。
もはや爽快にすら感じましたね。何なんでしょうねあの感情、とりあえずアッパー系統のものではあったんですけども。

そして出発。飛行機は羽田空港→ロサンゼルス空港→バンクーバー国際空港というもので、途中でロサンゼルスを挟んでバンクーバーに向かいます。いやあ、高揚感の嵐でした。


飛行機の羽根がミュウツーの尻尾の暗い判定くらいデカいです。

ふと思ったんですけど、私と同い年くらいの人って卒業旅行でよく海外とか行きますよね。
なんか友達とか親のグループで行くことはよくあれど、私みたいに英語も満足に話せない状態で一人で海外ってそう簡単なことじゃないなって思うんですよね。しばらくは地元の友人たちにこれでマウントを取っていこうと思います。これで話の種が増えたね。

ところで、飛行機に乗るのって高校の修学旅行以来です。そのときは沖縄に行ったので、乗務員さんも全員日本の連中の方々でした。ですが、今回はあからさまに日本人が少ないです。ってことは英語でやり取りしなくてはいけません。

「まあなんとかなるか〜」とかいう獄門疆に封印された直後の五条悟みたいな感じで考えてたんですけど、やっぱり案外なんとでもなりました。

ここまで順風満帆だった私にとうとう最初の事件が訪れました。

「睡眠用の動画、オフライン保存してないやんけ…」

あんだけ羽田空港でWi-Fiを使い散らかしておいて、睡眠用のASMR動画をYouTube Premiumのオフライン保存するのを忘れていました。絶望です。ガーガー環境音が鳴り続けている飛行機で寝れるわけがありません。ふざけるな舐めやがって。

ということで、緊急事態です。約10時間のフライトの為に色々な暇つぶしを用意しましたが、流石にそれは1〜3時間くらいは寝る想定での量しかありません。どうすんだよ舐めやがって。

恐る恐るパンフレットを開いて、英語をなんとか解読しながら見つけたWi-Fiに関する記述。

「これだ!!!今の俺にはこれしかない!!!」

急いで登録手順を進めると、現れた「3時間で25ドル取るね♪」という記述。

「なんだ25ドルか。言うて3000円くらいでしょ…」

………私は円安を舐めていました。舐め腐っていたのです。それはね、経済詳しくはないばりに円安なのは知ってましたよ。ニュースで上がる上、ちょこちょこX(旧Twitter)のTLでも見る話題ですしね。
けどおかしいでしょ、なんだよ4500円って。ふざけんなよマジで。舐めやがって。

「予想外の出費だけどまあいっか〜」程度に思ってた5秒前の俺は打ち砕かれました。
届いたクレジットカードの決済通知メール。それを見た瞬間、泡を吹いて倒れそうになりました。日本人の足元見るのもええ加減にせえよ舐めやがって。

まあ諦めもついてWi-Fi使い始めたんですよ。私もバカじゃないのでとりあえずASMR動画をいくつかオフライン保存しとこうかと思いまして。とりあえず保存ボタンを押したんですよ。
一応家族と友人宛で飛行機に無事に乗れた旨の連絡などもしました。

そこで気づいたんですよ、私。

Wi-Fi意味わかんないくらい遅いんです。回線速度のテストとかはしてないんですけど、この感じだとざっと見積もって上り0.7Mbpsの下り1.2Mbpsくらいかな…。もしかして1時間位の動画じゃダウンロードできないのでは…。

オイオイオイオイなんで今日だけでなんでこんなに絶望しなきゃいけないんだよ、この5分間で3回くらいブルーになっとりますがな。血の気引き切ってます。

けど人間ってどんなに非情な現実でも捻くれないで今できるベストを尽くさなきゃいけないんですよね。 

なんだかおしゃべりひろゆきメーカーで再生したくなるフレーズなんですけど、本当にそう思ったので今はとにかくリラックスして飛行機に乗る努力をすることにしました。

なんやかんやで楽な体勢を見つけて、ゆっくりしようと思った矢先、その時はやってきました。
ああ、安心してください。今回は嬉しいやつです。人ってたまに落とすから面白いのであってずっと落ちてたらなんか悲壮感と言うか可哀想に感じますもんね。お気持ちはわかります。

機内食ですよ!

いやあ〜楽しみだったんですよね機内食。まずは恒例のやつです。CAさんが「Beef or Poke?」って聞いてきたので迷いなく「ビーフっ!」って答えました。まあ流石にビーフですよね。ここでポークにするバカはこの世に居ないです。
しかしなんと隣のおじさんはポークを選択。お前マジで言ってんのかよ。


ひとまず着丼。(?)


貼る時に見返したんですけどブレすぎだろ!

ビニールの蓋を開けるタイプですね、開けたらそこにあったのは……。

は?

え、いやこれ牛すじの端材ですやん。肉屋さんで真っ先に切り捨てられるやつに無理矢理味付けただけのやつですやん。舐めやがって。
ちなみに隣のおじちゃんは美味しそうにポークステーキを食べてました。お前ら揃いも揃って何から何まで俺の神経逆撫ですんなよほんとに。

そこからはなんやかんやでだらだら保存したアマプラやらYouTubeやらを見て過ごしました。思ったよりガッツリ寝れてありがたいなあ。

そして目が覚めると早々機内食(朝)!

「pancake or noodles?」

これで麺を選ぶバ(略
ということでパンケーキを頼みました。



隣のおじさんもパンケーキだったので一安心。最早隣のおじさんを行動の指針にしているまでありました。俺バカだからよくわかんないけどこの大澤とかいうやつ多分バカなんじゃないかな。

はい、そんで朝ご飯を食べ終わった頃に到着しましたロサンゼルス!!

いやあ〜アメリカや〜!どこ見ても日本人おらへん〜!!

まずは入国審査です。気さくな兄ちゃんの列に案内されたのでまあ英語わかんなくてどもっても許してくれるだろうな〜って思ってたんですが、なんか「Next!!」って言われたので当初とは違うイカツいお兄さんの所へ。先ほどの安心はこの時点で消滅しました。

ビクビクが止まりません。助けてください。「私は英語が喋れないので殺してください」って英語でどうやって言うんだっけ…とDeepLを動かそうとしたんですが、思いの外普通に喋れたので何も大したことも起こらず入国審査は終わりました。

イカツいお兄さんは最後に👍してくれたのでした。私が女性だったらこの時点で怪しかったかもしれません。

そんなこんなでラウンジに流されたんですけど、そういえば私はここで19時間も待機しなければいけません。なんで初海外フライトでそんなに過酷なチケット選んだんだよ(一番安かったからです)

しかもスーツケースはフライトの四時間前じゃないと預けられないとのこと。そんじゃあラウンジ座るしかなくないか?舐めやがって。

ということで耐久レース続行です。とりあえずお手洗いとか行ってみたんですけど、やっぱり全然違いますよね。なんというかオブラートに包むと、掃除が行き届いてなかったです。

えーとですね、皆さんお待たせいたしました。

地獄です。

日本と海外の治安って全然違うんですよね。一瞬でも目を離すと荷物が盗まれる的なことをずっと経験者から聞いていたので19時間寝ないで常にアンテナを貼りっぱなしなんですよね。どうしてこんな思いをしなくてはいけないんでしょうか。せめてスーツケースだけでも預かってくれよ。

はい、私はスーツケースと手荷物と共に時間を過ごしました。まあけど空港内にはWi-Fiあったしなんだかんだ快適だったと思います。なんだかんだね。
いやでも永遠にも感じましたよこの時間。

そしてとうとう出発4時間前。スーツケースを預けられる時間です。これも多分大丈夫やろ〜の気持ちで居たんですけど、こればっかりはそんなことありませんでした。

荷物預けるのにも色々聞かれるんですけど、マジでおばちゃんの言ってることが全然わからない。ちょっとピンチです。ということで、チケットの画像を見せて神頼みしてたら全部やってくれました。ため息吐かれたけどね。ため息吐かれたけど。舐めやがって。

そうそう、19時間も居るとなるとお腹が減ってくるんですよ。まあ流石になんか買うか〜って思ってスタバもどきみたいなカフェでコーヒーとサンドイッチ買ったんですけど、これまたトラップでした。


サイズはデカかったです。多分ホムラの上強くらい。

17ドルくらいだったかな。多分そんぐらいの金額だったんですけど、クレジットカードの決済通知には3000円という数字。

………もう嫌です。苦しいです。しんどいです。こうして無知の旅行客は搾取されるんですね。わかりました。気付けなかった私が悪いです。すみませんでした。

なんか凄く沢山書きましたが、とうとうバンクーバー行きの空港便が出る時間になりました。
その時の私が考えていることは、一刻も早く横になりたいということだけです。

ロサンゼルス空港でずっと座ってるのは良くないと思ったので、途中途中で立ったりしてたんですけどやっぱなんだかんだキツいっすね。特に眠気と眼精疲労がしんどいなと思いました。

ふと思ったんですけど若さって大事ですね。結構文面だけ見たら無理してるように見えますよね。

仮に他人がこういう経験したって言ったら、多分私は上っ面だけで「ぇ〜大変だったね〜」って中学の教室の後ろでキャッキャしてる女子みたいに反応してると思います。多分ね。

それでも実際当時はちょっとしんどいな〜程度の感覚だったので、やっぱり体の強さって大事なんだろうなということを学びましたね。
これを少しでも維持できるように、これからも適度に運動して生活習慣に気をつけていきたいと思います。

因みにバンクーバー行きの飛行機内ではずっとスマブラしてました。CPUとしかできないけどそれでも面白いです。

バンクーバー行きの飛行機の時間は3時間。特に何も起こらず到着です!



空港ではホームステイ先の友達が迎えに来てくれているみたいなので一安心。「やっと俺の楽しいバンクーバーライフが始まるぞ〜!」

と思った矢先ですね、入国審査は特に何事もなく進んだんですが、税関に引っかかりまして。

僕ホームステイ先の友達に無印良品のバターチキンカレーのルーを買ってきてほしいって言われたんですけど、最悪なことにそれを根こそぎ奪われました。

まあ良いや、私が使う物じゃないし。
因みに友人は激萎えしてました。おもろすぎる。

ということで、行きだけでも大分長くなるもんですね。
次回はバンクーバー滞在編をお送り致します。それではまた近いうちにお会いしましょう。

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