《一流選手の“あの”秘密が分かる!》 劇的に走力が上がる/足が速くなる方法
無料レポート
present by サーシャ
はじめに
はじめまして。
『100Mを10秒台で走るための7つの方法(note有料テキスト)』
執筆者のサーシャと申します。
この度は、私の無料レポート『《一流選手の“あの”秘密が分かる!》劇的に走力が上がる/足が速くなる方法』
を ご覧頂き、誠にありがとうございます。
この無料レポートは
① 小学生から一般の方まで
② 誰もが実践でき
③ 「効率良く」成果を上げることができる
と思い,書きました!
『100Mを10秒台で走るための7つの方法(note有料テキスト)』
に関しましては、対象を「陸上短距離選手」にして書きました。
しかしこの無料レポートに関しましては、陸上競技者に限らず,小学生から競技者、さらに競技も陸上問わず、およそ「走る」動作をする全ての人にとって、非常に効率的かつ効果的な方法を提供したいと思います。
無料レポートとはいえ、しっかりと実践すれば確実に効果が出る
方法です。
やり方はいたって簡単ですが、しっかりとした理論の裏づけもあります(もちろんそれに関しても言及しています)。
あなたにとって有益な情報であると、自信を持ってお届けします。
ぜひご自身の練習に役立ててくださいね!
~目 次~
1.流行と廃り
2.一流選手の“あの”部分
3.実践編
4.編集後記
1.流行と廃り
唐突ですが、「モーリス・グリーン」という選手をご存知ですか?
100Mの元世界記録保持者(9秒79)。
1999年セビリア世界陸上、2000年シドニーオリンピック、2001年エドモントン世界陸上などのビッグ大会で、100Mを筆頭に輝かしい戦跡を残したスーパースターです。
この選手が活躍していた時代に、ある言葉が流行していました。
「深腹筋」という言葉です。
主に大腿骨と脊柱を結ぶ筋肉のことを指すのですが、モーリス・グリーン選手が、この部位を鍛えていたということもあり、一時期は「スプリント力を伸ばすには深腹筋を鍛えること」と数多く謳われていました(私自身も随分この部位を丹念に鍛えたものです)。
深腹筋は、腸腰筋とも呼ばれ、1990年の中頃には随分ブレイクしました。
実際、モーリス・グリーンをきっかけに流行した言葉ではあるものの、研究者達の間では元々この部位の重要性は謳われていたようです。
現在では、この「深腹筋」「腸腰筋」という言葉があまり聞かれなくなりましが、それは選手達の間で当然のように浸透し切っているので当然のように今でも実践されているのか、もしくは既に廃れてしまっている”単なる流行“だったのかは分かりません。
ただ、本レポートでは、この「腸腰筋」について、“ある事実“に言及したいと思います。
そして、その事実から、「足が速くなる実践方法」にまで派生させていきたいと思います。
2.一流選手の“あの”部分
私が現役時代だった頃、仲間内に日本代表選手がいました。
彼が中学時代からの付き合いで、もちろん現在も交流がありますが、彼は当時から全国レベルで活躍しており、“競技者”としても非常に注目していました。
(※現在もトップ現役選手ゆえ、実名を挙げることはできませんがご容赦下さい)
彼は高校・大学でも、トップクラスで活躍していました。
練習仲間でもあったので、良く皆で一緒に練習しては、その後に銭湯に行ったりご飯を食べに行ったりしたものです。
ある時、一緒に銭湯で風呂に入っていた時だったでしょうか、彼を見て「あれ?」と思ったことがありました。
彼の脚の付け根に大きな『コブ』があるのです。
コブと言えば聞こえは良いですが、それはまるでグレープフルーツを半切りにして脚の付け根に取り付けたような、非常にくっきりとしていて、ちょっとグロテスクで奇妙な「コブ」なのです。
最初に見た時は、蜂にでも刺されて腫れているのかと思った程ですから、どれだけ奇妙に感じたかイメージできると思います。
私「何これ?」
彼「・・・さあ・・・」
私「これ、筋肉?」
彼「たぶん・・そうだと思います」
私「これ、鍛えてできたの?」
彼「いや、生まれつきあったと思いますけど・・・」
私「これって腸腰筋の部分じゃない?」
彼「・・・そうですかねぇ・・・」
そうなんです。彼にもほとんど自覚がなかったようなのです。
ちょうどその頃に流行っていた「腸腰筋」という言葉と重なり、その後いろいろと調べてみたところ、確かに彼のあの「コブ」は腸腰筋の部分だったのです。
その時はあまり気にしていなかったのですが、ちょうど私も充実した冬季練習を終えて、シーズンを迎えようとしていた頃、彼の“あの”部分と同じ部位が盛り上がってきていることに気がついたのです。
その時に確信しました。
そうなんです。
彼の腸腰筋は、異常なまでに発達していたのです。
彼のあの日本指折りの走りには、尋常でなく発達した腸腰筋が一役買っていたことはおそらく間違いないだろうと、その時思いました。
その証拠に、彼の腿を振り上げる速度は生半可ではありません(当然ですよね、日本トップ選手なのですから)。
そしてその振り上げ速度を促している大きなファクターの一つに、この「腸腰筋」の発達があるのだと思います。
ちょうどその冬季に、私自身も腸腰筋部位が発達するようなトレーニングを行なうことで、翌年のシーズンは非常に良い結果をおさめることができました。
そしてその年の春、私の腸腰筋が盛り上がっていることも実感しました。
盛り上がっていたとはいえ、彼のそれのようにグレープフルーツの半切りのような『クッキリ』したものではありませんでした(というよりも、後にも先にもあんな腸腰筋はお目にかかったことがありませんが)。
しかしこの時思いました。
腸腰筋の発達は走力に比例する
と。
腸腰筋を鍛えるということは、流行り廃りするべきものではなく、スプリント力増加、つまり足が速くなるために非常に有益な部分であるということだったのです。
奇しくも、日本代表選手の友人の『生身体』を通じて、その事実に気がついたのです。
確かに、メディアなどで「深腹筋」とか「腸腰筋」などの重要性が言われていましたが、じゃあ本当に速い選手、いわゆる一流選手の身体がどのような身体になっているのかをチェックするまではできません(実際裸になってもらうことなどできませんからね)。
ですからこのようなことがメディアなどで放送されたことは一度もありません。
幸運にもそのような選手と知り合いで、一緒に銭湯に入る機会があったからこそ知りえた“超有力生情報”です。
ハッキリ言って、本やインターネットからは決して得られる情報ではありません。
ただここで一つ問題があります。
この腸腰筋、異常発達を遂げている彼は、この部位を「生まれつき」と言っていたことです。
彼と私の違いは、彼には「生まれつきあったこと」と、私は「鍛えてつけたもの」との差ということです。
しかし“普通の肉体”の私達が生まれつき持ちえるものでは到底ありません。
私はここから更に展開させて、極めて効果的に、この「腸腰筋」をストレートに強化し、実際のスプリントに活かす方法を見つけ出しました。
“超有力生情報”から応用させてあみだした「超効果的実践方法」を次章で説明したいと思います。
3.実践編
日本トップスプリンターの身体に、生まれながらにして備え付けられていた「腸腰筋」。
この腸腰筋を、後天的に、効率良く、それでいて短期間で発達させ、スプリント力に結びつける方法をお教えします。
①まず、あなたの近所に何かぶら下がるところがないか探して下さい。できれば鉄棒が望ましいです。
ぶら下がると、足が付かない程度の高さが望ましいです。
②次に、その鉄棒にぶら下がります。
③ぶら下がったら、そのまま思い切り『超高速腿上げ』を行なって下さい(下図参照)。
④100回を1セットとして、5セット行います(その間のインターバルは各自で決めて結構ですが、私は2分に設定していました)
これだけです。
たったこれだけで、あなたの腸腰筋はみるみると発達してくれます。
「え?こんな簡単なことで?」
「こんなの体育の授業でやったことあるから知ってるよ」
という声が聞こえてきそうです。
ではメカニズムを説明します。
この「ぶら下がり腿上げ」を行なう時は脚を地面に着いていることはまずありません。
地面に着いたまま行なう腿上げですと、接地脚側に力をいなすことができますが、この「ぶら下がり腿上げ」ですと、負荷がダイレクトに腸腰筋にかかります。
つまり、腸腰筋だけを鍛えることが可能になるのです。
それでいて、宙に浮いている上体ゆえに、「物凄い高速の」腿上げが可能になります。
神経系統を全開に鍛えるトレーニングにもなります。
この腿上げを“超高速で”行なうこと、そして100回×5セット行なうことにも意義があります。
「100回」というのは、わずか30秒足らずですが、これを2分のインターバルで5セット行なうことは壮絶な苦痛を伴います(やってみれば分かりますよ)。
それだけに、腸腰筋の鍛錬を通して鍛えられる酸素負債量の増加も期待できるということです。
そして、この方法が腸腰筋をダイレクトに鍛えているという証拠を今からご紹介します。
簡単なことです。
この「ぶら下がり腿上げ」を100回×5セット行なった後、すぐにダッシュしてみて下さい。
おそらく、脚が全く上がって来なくて全然走れないと思います。
このトレーニングを行なった後に走れないことが何を意味するか分かりますか?
つまり、「走るため」に必要な部分をリアルにダイレクトに鍛えているということを意味するんです。
・超高速で行なう
・100回×5セット行なう
これだけでもうあなたが以前経験してきたものや、体育の授業で行なったものとは全く異質のものであることが分かります。
以前にあなたがやったことのある「ぶら下がり腿上げ」とは異質のものということです。
この「ぶら下がり腿上げ」を開始してみれば分かりますが、最初の1週間は猛烈な筋肉痛に苦しむことになると思います。
また、5セットを超高速で行なうことも厳しいと思います(セットを追うごとに腿が上がって来ずに、ヘロヘロになると思いますよ)。
しかしこの辛い筋肉痛の時期を乗り越え、3ヶ月ぐらい経ちますと、5セットを一定の超高速スピードでこなすことができるようになりますよ。
私はこのトレーニングを、練習仲間に3ヶ月やってもらったところ、
400Mが52秒台から48秒75になりました。
私自身も、このトレーニングを冬季練習に好んで行いました。
また、肉離れで全く走れなかった時期にもこの「ぶら下がり腿上げ」を行なうことで、故障による記録の低下を最小限にことができました。
故障中の練習にも最適なんです この「ぶら下がり腿上げ」は!
ただし一つ注意事項があります。この「ぶら下がり腿上げ」を行いますと、振り下ろした側の脚を引き上げる瞬間に腿裏(特に膝裏部分)に物凄く負担がかかります。
私はこれで筋膜炎を起こしたことがあるぐらいです。
ですので、超高速で行なうにしても、痛みが発生した時点で過剰な追い込みは禁物です。くれぐれも注意して下さい。
もう一つ注意事項があります。
この「ぶら下がり腿上げ」は、尋常でなく腸腰筋に負担がかかります。
更にこの部位は疲労が残り、なかなか抜けません。
ですので試合が続く間や、試合直前などは絶対に厳禁です!!
試合がしばらく無い時、または冬季練習に導入すると見違えるはずです。
注意事項を守り、3ヶ月の間、我慢してこの「ぶら下がり腿上げ」を実践してみて下さい。
あなたに強靭な腸腰筋が宿り、走力が格段にアップするのが分かりますよ。
4.編集後記
以上になりますが,『わずか3ヶ月で!劇的に走力が上がる/足が速くなる方法』はいかがだったでしょうか?
「なんだ、全然たいした方法じゃないじゃん」
「こんな方法知ってたよ」
と今でも思われてる方もいらっしゃると思います。
しかし、良く考えてみて下さい。
『走る』という行為自体が、シンプルな動作なのです。
シンプルゆえに複雑で微妙な動作やタイミングを要します。
しかし原点は「シンプル」なのです。
鍛えるべくは、科学者が机上で語る細かい筋肉を鍛える前に、シンプルゆえに鍛えねばならない(鍛えれば最も効果を求めることができる)筋肉を強化させることこそが最短の道なのです。
あまりに細かい部分を考えすぎるがために深い迷路に迷い込んで,スランプに陥ってしまう人は少なくないんです。
細かい部分に固執するよりも、まずは「シンプル」に「一直線で」効果を出すことが最善なのです。
そして,よりその最速のスキルが記されているのが,
『100Mを10秒台で走るための7つの方法』(note有料テキスト)です。
100Mが持つ魅力をもっと知り、極め、成果を求めたい思っている方は,一度ご覧ください。
最後となりますが,この無料レポートをお読みいただき,日ごろの練習に役立て,あなたの走力が劇的に上がることを心から願いつつ,筆を置きたいと思います
最後までお読みいただき,ありがとうございました。
サーシャ
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