床材&仕上げ、どれを選ぶべき?気になる違いを写真で解説!
家を建てる際、お客様からこんな相談を受けることがよくあります。
「床材って、どれを選べばいいのか分からない」
「種類が多いし、それぞれの良さも漠然としているから選べない」
その通り。床材には多くの種類があり、仕上げもさまざまで選ぶのが難しいんです。
そこで今回の記事では、島田組のモデルハウスで実際に使用している木材を、写真とともに解説していきます。ぜひ、ご参考になさってください。
モデルハウスで使っている床材3選
①オーク/ミディアム色で塗装した床材
【特徴】
・元は薄色のオークをミディアム色で塗装
・デザイン性が高く洗練された印象
・もともと濃い色の木材は高額のため、コストを抑えられる
・塗装のため剥げることもあるが、塗り直し可能
②バーチ/自然色でオイル塗装した床材
【特徴】
・カバノキ科の樹木であるバーチを塗装した仕上げ
・硬度が高く傷がつきにくい
・節がないため部屋が明るく見える
③アカシア
【特徴】
・塗装していなくても濃い色
・デザイン性が高い
・木目がはっきりしていて、個性的な印象
それぞれの床材、気になるコストは?
今回ご紹介した3つを比較すると
バーチ<アカシア=オーク となります。
バーチを1とした時、アカシア・オークはおよそ1.4。価格の差はそこまで大きくありません。
とはいえご紹介した無垢材は、産地や幅の厚みでも価格が異なります。幅のでいうと広い方が、節でいうと少ない方が高い傾向にあります。見積もりの際に金額をよく確認しておきましょう。
傷や劣化……気になるメンテナンスのコツは?
気になるメンテナンス方法ですが、特別なことはしなくて大丈夫です。
クイックルワイパーや掃除機など、基本的な掃除方法で問題ありません。
どれもオイル塗装してあるので、シミにもなりにくいです。
床材のよくあるQ&A
Q.赤ちゃんが舐めてしまっても大丈夫な素材ですか?
A.自然塗料を使っているので、特段問題ありません。
Q.床材に傷がついた場合、どうすればいいですか?
A.凹みは、当て布をしてスチームアイロンをかけると復活する場合があります。
暮らしていくうちに傷ついてしまうものですが、どうしても気になる場合は上面をリセットするイメージで全体的に削って、再度オイル塗装することも可能です。
Q.ダイニングで椅子を使いたいんですが、すぐ傷つくようなら避けた方がいいのでしょうか。
A.今回ご紹介した床材はいずれも広葉樹なので、針葉樹のスギやヒノキに比べて硬度があります。使う分には問題ありません。
いかがでしたか?
お部屋の印象は、床材によって大きく変わるもの。ぜひ、じっくり検討してみてください。
イメージが漠然としていて選ぶのが難しい場合は、お客様の条件に合う素材をご提案できます。ぜひ一度、島田組にお問い合わせください。