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小アルカナのルーツ

タロットカードの小アルカナには、ワンド、カップ、ソード、ペンタクルの4つに分類されます!
古代ギリシャやローマ時代には、この世のものすべてが火、水、空気、土の4つの元素で成り立っているという概念がありました。この4つの元素があれば万物すべて作り出せるという考えだったんです。つまり人間が生きていく上で重要なエネルギーだと考えられてた訳ですね!

小アルカナの4つの分類はこの元素と関係していて
ワンド⇒火
カップ⇒水
ソード⇒空気、風
ペンタクル⇒土、地
ということになります。
この4つの分類、西洋占星術とも繋がっていますね💡西洋占星術では星座を四区分になり、火、地、風、水となっています。なんだか繋がりがあると私は覚えやすいなぁ🎵なんて思いますね!

4つの分類は何を象徴しているか説明していきます。

まずはワンドから。
ワンドは木の棒で表されています。木の棒は武器にもなったり、火起こしに使ったり、杖になったりと人が生きてきた過程の中で、重要な役割を担ってきました。人間が生きるための原始的なパワーを表しています。
ワンドは火を表し、変革と浄化する力を表しています。火で表されるイメージは活動、情熱、自由、力、怒り、強さ、意思、自己主張、自信、生命力、攻撃的を象徴しています。
なので、ワンドはディフェンスよりオフェンスといった感じですね✩.*˚

カップは人間の情動や生命エネルギーをコントロールするという道具の象徴。なので、カップは感情を表しています。カップのカードにはよく水が描かれています。
カップのエレメントは水。水を言葉で表現すると溢れる、流れる、いっぱいになるなど、感情に繋がる言葉になります。心理状況や感情を表していると言われており、水がどんな風に描かれているかによってタロットの読み方も変わってくるみたいです!

ソードはワンドと同じように武器の部類ですね!ただワンドは原始的。ソードは人間が知恵を出して作り出した武器。人間が作り出した武器は知性や情報が無ければ作り出せなかったでしょう。
人間が進化したということですね!
ソードは風のエレメント。精神力や知性、思考を表します。風は形を変え自由自在なイメージ。素早さ、行動力、変幻自在をも意味します。
風を表現する際、暖かい風だったり冷たい風といった温度をあらわしたり、強弱でも表現したりします。このことから客観的に表されていることがあり、観察することでわかる表現ですね。どこかクールな印象も受けます。

最後はペンタクル!
ペンタクルはコインともよばれ、実質金貨ですね✩.*˚コインの絵柄を見ている護符や紋章に用いられる五芒星型が描かれています。これはものの価値の象徴です。ペンタクルがしっかりと手で形作ることが出来る事から安定をも意味します。
ペンタクルのエレメントは土。土からイメージするのはどっしり、固い、つまりこれも安定、落ち着いている、着実といったイメージです。

小アルカナがあることで、占いの幅は広がりますが、逆に返って覚えることも増えます!私もまだまだ覚えている段階ですが、今回ちゃんと小アルカナのスーツの意味を調べたことでよりどう言った意味があるのか根底を知ることが出来ました✩.*˚

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