他人軸だった私が自分らしいキャリアを見つけるまで
自己紹介
はじめまして、ポジウィルトレーナーのT・Sです!
東京生まれ下町育ち、情深い人はだいたい友達です。
小学校から大学までバスケ一筋、社会人ではフルマラソンをするなど身体を動かすことが大好きな人間です。よろしくお願いします!
これまでの経歴、キャリア変遷
新卒で大手物流会社に就職し、その後総合コンサルティングファームに転職。現在は3社目でメーカー勤務でポジウィルのトレーナーを兼務しております。
私がキャリア支援をやる理由
私がキャリア支援をする理由はシンプルです。
「自分が苦しんだ経験をもとに、同じようにキャリアで困っている人に働きかけることで還元したい」と思ったからです。
私はこれまでの進路やキャリアを、漠然とした理由で決めてしまったことにより、もやもやしながら働いてきた過去があります。
また自分自身で決断した初めての転職では大失敗をしてしまいました。
しかしそこから自己理解や周囲への相談をすることで自身の進むべき方向性を明確にし立ち直ることが出来ました。
今時点で人生が好転していれば、過去に失敗だと思ったことも成功だと思えるようになります。
他人にとっては些細なことでも、それは自分だけの大切な経験、宝物になり得ます。
だからこそ今度は私自身が、一人一人に向き合ってみなさんのキャリア実現をサポートしたいと思い支援をさせていただいています。
皆さんに寄り添い、強みや魅力を発掘し、はじめの一歩を踏み出せるようお手伝いをさせていただいております。
以降、少し長くなりますが、自己紹介も兼ねて私の過去についてお付き合いください。
“長く働ける会社”を軸に動いた就活
特に”これがしたい”といったものがなくなんとなく周囲に合わせて始めた就活。
とは言いながら軸としてあるとすれば一つだけ、「父親のような働き方」をするべきだと思いながら就活をしていました。
「父親のような働き方」というのは、大企業に入り、「1つの会社で定年まで働く」という昔ながらの考えでした。
その結果、最終的に”大手”かつ”物流という無くならない業界”に内定をいただくことが出来ました。
就職氷河期だったので内定を頂けたときは「これで一生安泰」なんて、当時はほっとした記憶を今でも覚えています。
最初の配属先は「思っていたのと違う」で落胆
面接では終始「営業がしたい」と伝え続け、会社側からも営業が合っていそうと期待されていたこともあり、てっきり自分の配属は営業職だと思っていました。
しかし実際の配属は物流センターの管理・運営業務。
夢と希望をもって社会人になり将来のキャリアについても自分なりに想像を膨らませていたものの、ファーストキャリアが自分が想定していた営業という職種とは全く異なり、落胆しました。
当然会社なので、自分の希望だけが通るわけではないと分かっていても、とてもショックを受けた記憶を今でも覚えています。
自分の人生、自分でコントロールできているのか・・・?
物流センターの管理・運営業務をして5年が経過した頃、「自分はいつ異動できるのだろう?このまま自分から行動しなければ会社の良いように使われてしまう」と感じ始めました。
すると、ちょうど社内の公募制度で自分が活躍できそうな部署の募集があり、業務改善をする部署に異動をすることが出来ました。そこでは上司や同僚にも恵まれ約6年充実した日々を過ごしていました。
しかし時が経つにつれて段々こんな事を感じるようになりました。
自部署・他部署問わず、色々な方が急な辞令で異動を強いられたり、自分も含めて明日はわが身とビクビクしている人が多く、自分の人生が会社にコントロールされている感覚を持ちました。
これも会社にいれば当たり前のことですが、当たり前であるからこそ私は違和感を持っていました。(おそらくみなさんも一度は同じことを思ったことがあるのでないでしょうか)
また約6年同じ業務をやっていると、ある程度一人で仕事を回せるようになり、何となく「自分が”コンフォートゾーン”にいる」「汎用的なスキルを身に着けて自分のキャリアを自分で作っていきたい」という感覚を持ち始めました。
私の中で「転職」という二文字が頭に浮かび始めたのはこの頃でした。
周囲の友人、SNSに出回る情報に踊らされる
転職を意識し、最終的に後押しされた要因について二つお話します。
一つ目は、周囲の友人です。
私の周りの友人には起業、金融、インフラ、広告、メーカー等と色々な会社で活躍している人が多く、会話をするだけで刺激をもらえます。
例えば、携わった仕事の内容、昇格・異動、年収の話等。
生々しい話もあるので、人によっては良い刺激になる人もいれば、萎えてしまう人もいると思います。私の場合は、”ちょうど中間”という感じでした。
仕事の話をして刺激を受けることも好きだけど、それを聞いて勝手に落ち込むこともありました。
私は自分の悪い思考の癖として「人と比べること」が挙げられます。
仕事・プライベートの全ての人に対して、自分なりに勝手に解釈をして、勝手に比較・想像して、勝手に一喜一憂する事がありました。
二つ目は、SNSに出回る情報に踊らされたことです。
今の時代、SNSによって色々な情報が自動的に入ってきます。
30代の平均年収、××業界について、●●企業のリアル等。
また、終身雇用限界説についても記事で見た時、終身雇用を前提に1社目を選んだ自分からするととても不安な気持ちになりました。
・コンフォートゾーンから抜け出し、スキルアップしたい
・他の友人と比較しても遜色なく話をしたい
・終身雇用が崩壊する今、複数社での経験をしたい
こんな想いが重なり、当時の業務内容の親和性や成長したいといった漠然とした理由でコンサル業界を転職先として選び、活動をすることになります。
転職をするものの、環境に合わず休職
前述をきっかけに、無事複数社からオファーをいただくことができ、コンサルティングファームへ転職をすることができました。
しかし待ち受けていたのは入社半年で休職したという結末。
理由としては、事業会社とコンサルでは文化や環境が全く異なることや、上司からのハラスメントを受けてしまったことが挙げられます。
前職では社内でも評価され、ある程度自信をもって臨んだもののそれが通用せず、まさに突き落とされた感覚でした。
スキルアップを目指してキャリアの幅を拡げたいと決意して転職したものの、逆の展開になってしまった自分の状況に絶望しました。目の前が真っ暗になりました。
自己理解と周囲に話をすることで自信を取り戻す
自分の価値観・考えを改めて見つめ直さなければ同じことを繰り返してしまうと思い、自己理解と周囲への相談に努め、徹底的に自分に向き合う作業をしました。
成長する上で、自分に見合う環境がどこかを整理・言語化し、その環境を手にするために再度転職活動をすることを決意しました。
しばらく自信を失った状態でしたが、価値観・考え方を整理したことで、進むべき道やキャリアが明確になり、自信を取り戻すことが出来ました。
また転職活動では、隠すことなく自分の言葉で納得するまで話をしました。
その結果、自身に見合う企業を見つけ、入社後も大きなギャップがなくスムーズに立ち上がることが出来ました。
トレーナーをしていく上で伝えたいことや抱負、大切にしたいこと
ここまで読んでいただき、みなさんも感じられたかもしれませんが、私の新卒の際の軸も転職活動のきっかけも、動機はいつも「他人軸」でした。
キャリアは100人いれば100通りあります。
自分と周囲・SNS等と比較して感じることがあるかと思いますが、みなさんのキャリアは自分自身で培ってきた経験・スキル、更に遡ると育った環境等が大きく影響します。それをもとにキャリアを設計するのも自分自身です。
なので、一番大事なことはまずは自分を知ることです。
ひと昔と違い、キャリアに対する向き合い方・考え方の難易度が上がり、悩む人も多いかと思います。
ですが、そんな思いに寄り添ってあなた自身の気持ちや自分らしさを見つけられるよう、お手伝いをさせていただきますので宜しくお願いします!
最後にキャリアについてお悩みの方は、まずは無料カウンセリングでお話ししませんか。
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