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京急線各駅停車さんぽ 8下

8上からの続きです。

展望台で一休みした後、「旧伊藤博文金沢別邸」に寄りました。
伊藤博文といえば初代内閣総理大臣ですが、私は昔の千円札肖像の印象がとても強い。何やらこの界隈と関係が深そうです。

入口

この別荘は明治31年(1898年)に建てられ、平成21年(2009年)に庭園と合わせて復元されたそうです。
ここはあくまでも別荘ですがとても広くて立派な建物です。当時は今よりもとても風光明媚な土地だったのではないかとその時代に思いを馳せます。

旧伊藤博文金沢別邸外観


入館料は無料です。靴を脱いで実際に建物の中を見学するのですが、入る前に外観を見てから入ったので「無料なのは信じられない」とすぐに思いました。
募金箱がありましたので僅かではありますが寄付させていただきました。建物や庭園の維持管理は大変なものなのだろうとすぐに想像できます。

それでは別邸内部の写真です。
撮影していいかお尋ねしたところ大丈夫とのことで撮影させていただきました。

入口にある説明
順路に従って移動します。
所々に資料も展示されています。


趣のある廊下


ガラスを通した光が屈折しています。
昔の懐かしいガラス。
照明器具見てるだけでも楽しい
お天気も良く廊下も暖かでした。
茅葺き屋根撮影していたら
タイワンリスが屋根の上を歩いていました。
奥の方に写ってますが、三浦半島多いんですよ。

建物内には数々の資料が展示されており、当時のトイレ(客人用:便器が漆仕上げ)や台所やお風呂も再現されていますので勉強にもなりますしとても楽しめます。
建設当時、縁側から見る景色はどんな景色だったのだろう?そんなこと想像しながらゆっくりと拝観させていただきました。

「旧伊藤博文金沢別邸」を後にして、金沢八景駅へ向かいます。

野島橋
野島橋より八景島を望む
左がシーサイドライン「野島公園駅」です。
野島公園駅
これに乗っても金沢八景駅に行けます。
シーサイドライン車両
右にカーブしてるその先が金沢八景駅です。
金沢八景駅近くにある琵琶島神社。
今は陸続きです。
琵琶島神社
琵琶島神社のお参りの帰りには琵琶島神社の鳥居と国道を挟んで建てられている
瀬戸神社の鳥居を重ねて見ることができます。
今回は時間の都合で瀬戸神社にはお参りできませんでした。
1700年くらいの金沢八景の様子。
金沢八景名称の由来が記してあります。
やはりその時代の景色を眺めてみたいですね。
シーサイドライン金沢八景駅は、以前京急線と繋がっていませんでした。
私が撮影している側に駅があったため乗り換えが不便だったと思いますが、5年前に京急線駅と直結しました。


金沢八景駅に到着。
お疲れ様でした。

お天気が良かったこともありかなり遠回りしてしまいましたが、初めて訪れるところや昔と変わっているところなどがたくさんあってとても楽しいお散歩でした。

次回は「金沢八景駅」→ 「金沢文庫駅」です。

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