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第37会定例会
SpaceSuitsサークルでは隔週で定例会を設けています。今進んでいることを少し紹介したいと思います。
第65回宇宙科学技術連合講演会に向けて
宇宙服の発表は少なそうなので今やっている成果を発表できないか検討中です。
酸素循環装置のブレッドボードモデル制作中
CCS811という二酸化炭素濃度センサーを使用し濃度が上昇したら換気用のファンを回す簡単なモデルを制作中です。
今はブレッドボードモデルですが、このモデルを密閉し、息を吹き込んで濃度を上昇させ換気するシステムを構築します。
全体の要求や設計モデルを構築中
SysMLを使用したモデルの構築が進んでいます。以下の図は宇宙服(SSA)と生命維持装置(LSS)に宇宙船からのアンビリカルケーブルを接続したモデルです。現行の宇宙服を参考に要素をモデル化しています。
システムには酸素循環・水循環・通信機能・温度管理機能等たくさんの要素が必要となります。これだけ大規模になると全体の把握か難しくなってきます。メンバー募集の説明でも記載していますがSysMLというMBSEを設計に取り入れています。リーマンサット・プロジェクトでは衛星開発にも一部取り入れられていますがあまり定着していません。
原因として文献が少ないことがあげられます。あまり具体的な使用例も見つからないので普及していないのかもしれません。SpaceSuitsサークルでは実際に使用例として公開できるレベルを目指しつつ設計はこのSysMLを多用していく予定です。
引き続き開発メンバー募集中
リーマンサット・プロジェクトSpaceSuitsサークルでは引き続き一緒に活動していただけるメンバーを募集しています。こちらの過去記事に参加方法が記載されていますので興味のある方はご連絡いただければと思います。