マーフォークの初手について本気出して考えてみたら
こんにちはshimaです。
前回書いた記事が想像以上に多くの方に読んでいただき嬉しい限りです。
今回もレガシーマーフォークについて書きたいと思います。
レガシーのマーフォークデッキは、青いデッキには珍しい、渦まく知識と思案を採用していないデッキです。
(ちなみに少し前にマーフォークに渦まく知識と思案を試しに入れましたがうまく回りませんでした。)
このデッキはドロソのあるデッキに比べるとデッキの挙動に安定感がなく、右手に頼りがちになってしまうと思います。
そんなマーフォークでより重要になるのが初手だと思います。
ではマーフォークのキープ基準はどのように考えれば良いのでしょうか。
当たり前ですがリアニメイトとURデルバーに対しての初手のキープ基準は違いますので、この記事は相手のデッキが何か分からない、メインを前提として書きます。
ところでみなさま下記の手札でキープをしますか?
先手後手で判断は変わると思いますが、
私は後手だと秒でマリガンで、先手だと少し悩んで結局マリガンを選択します。
(1マリ後だと観念してやります)
マーフォークの強い動きとしては横並びをしつつ島渡り+パンプをしつつ相手のライフを詰めること、
合間にウィルなどの妨害を1発はさむことにあると思います。
そのため1ターン目1アクションだと圧が足りず、お相手のピン除去で間に合ってしまい、こちらの盤面には仕事の終えた2/2のバニラのみで、
相手の質の良いクリーチャーに攻撃されているか、
除去はされないまでも、展開が間に合わずコンボが決まってしまっているという悲しい状況になります。
1ターンに2体のマーフォークを出して素早く展開することを意識して、キープするべきです。
マーフォークは2マナクリーチャーが圧倒的に多いですから、土地を4枚置くもしくは薬瓶を2のカウントでおいて素早く展開できる動きを心がけます。
(1マナ多めの構築の場合は、3枚目の土地をおいてツーアクション取ることができるのでそれはそれでありだと思います。)
ですので上記の手札の場合は、4ターン目にツーアクションをするために、土地を2枚引く必要があり、
53枚中の18枚の土地(土地20の構築の場合)を銀エラドロー含めて4回で2枚引く必要があります。
霊気の薬瓶や意志の力も有効なカードになり得ますが、
霊気の薬瓶の場合は、2ターン目のドローで薬瓶を引いた場合でも、2ターン目設置して、起動と殴り始めるターンが両方4ターン目と少し遅めになり圧力が足りないと思われます。
ではどのような手札でキープが望ましいのでしょうか。
先手後手に分けてキープ基準を考えてみました。
・先手パターン①
土地2、3+薬瓶があるケース
1ターン目薬瓶が1番強いマーフォークのアクションです。
上記のような手札はキープして良いでしょう。
不毛を切るかはデッキの3マナ域のバリューと相談をして切るのが良いと思います。
ただし上記の手札の肉が一枚ウィルである場合はマリガンを選択します。
薬瓶を設置できても、3ターン目に手札が枯れて2アクションできないのであれば元も子もありません。
(不毛がウィルに変わる場合はキープです。3枚目以降の肉はきっとドローで引くでしょう)
・先手パターン② 土地3枚(場合によっては4枚も可)
土地が3枚のパターンです。
薬瓶ほどのバリューはありませんが、
土地一枚引くことができれば2アクション取ることができるので有りとしています
(薬瓶ないとキープできないという基準になるとダブマリがデフォルトになるため)
土地が4枚のパターンも銀エラがいたり、土地一枚(ないしは2枚)が不毛や変わり谷だった場合はキープします。次と次のドローで土地引かないことをおいのりしましょう
・先手パターン③ ウィル有り
手札にウィルがある場合は土地2でもキープします
1ターン1アクションでも相手のアクションに対して妨害切れるのあれば、少しもっさりしてても勝てる見込みはあると思います。
当たり前かもしれませんが相手がフェアデッキだと判断した場合は、上記の手札の場合はウィルでウィルを切ります。
・先手パターン④ 1マナ域多めパターン
1マナ域が多めの場合は1ターン目に1体、2ターン目に2体目、3ターン目に土地が置ければダブルアクションができるのでキープします。
無色土地多めの場合は、3枚目の土地が無色マナである場合は、2ターン目銀エラから入るとダブルアクションができないため、相手の速度によって3ターン目銀エラも視野に入りそうですね。
ちなみに私は相手がわからない場合は形成師をキッカーで出さずに1ターン目にそのまま出します。
(ウルザの物語があるデッキや青くないデッキに対しての裏目は割り切ります)
・後手パターン① ウィルがある場合
マーフォークのデッキにおいて1番後手で強いカードがウィルだと思っております。
フェア相手にも初動綺麗に動かれると押し切られることが多いので、盤面を返せなくなる前にウィルを切ります。
可能であれば潮流の先駆けなどテンポ取ることができるカードがあればなお良いと思います。
後攻の場合は、もっさりした手札だとそのまま負けることが多く、先手よりも厳しめにマリガンをします。
後攻パターン② 薬瓶キープ
後手だと1ターン目のチャリスや目くらましなどの裏目はあるものの、後手で展開速度で勝てるカードが薬瓶というカードだと思っております。
上記のような手札は後手でも先手でもキープできる理想的なハンドであると思われます。
薬瓶があるからと言って、土地1枚の場合はマリガンを選択しましょう
レガシーにおいては薬瓶を打ち消すカード、虹色の終焉などがあり、薬瓶が消えた瞬間に行動ができないことは負けに直結します。
また薬瓶をしっかり起動ができても2枚目の土地が引けない、不毛で土地を割られた場合に薬瓶からでしか展開ができない動きはそれはそれで物足りません。
後攻パターン③ 1マナ域+ロード+ペテン師など
1番キープに迷うパターンなのですが、上記のハンドでもキープはします
(相手によっては普通に負けます)
先駆けはデルバーなどには強く唯一テンポ勝ちができるカードです。
あとはトップにお祈りしましょう。
終わりに
以上私が考えるマーフォークのキープ基準でした。
実際にやってみると意外とバランスの良い手札が初手にあるとは限らず、フェアデッキであるに関わらず、マリガンが多めであると思います。
マリガンしてもしっかり動けるような構築(銀エラを入れる)などが必要であると思います。
また上記のキープ基準は、1マリをした時点で基準を緩くします。
この記事は私個人の感想なので、間違っていることが多々あるかもしれませんが、
この記事をきっかけにみなさまが議論して正しいキープ基準が身につけられれば幸いです。
では良きmtgライフを
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