見出し画像

膝裏は絶対に揉むな。

膝裏に対してのケアって僕自身も動画にしたことはありますし、実際の整体の現場でも対象の症状が出ている方には必ずと言って良いほどお伝えする部位です。つまり”超有能”セルフケア部位ということ。

本題に入る前に。。。


僕が膝裏と

僕が膝裏という部位に対して、印象的なエピソードは『ぎっくり腰』つまり急性腰痛のお客さんを施術した時の話です。ぎっくり腰は海外では「魔女の一撃」と評されることも有名な例えですね。私がぎっくり腰のお客様を施術したのは整体師2年目の頃。少しずつ自分が担当するお客さんも増え、向上心も日に日に高まっていた頃にぎっくり腰を患った50代男性が新規で来店されました。

しゃがめない。
横になれない(寝れない)
寝ても起き上がれない
屈めない
杖が欲しい

などなど、今まで経験したことにないレベルにお客さんが苦しんでいる。そこで立った状態で施術しました。そこで施術したポイントこそが腰(患部)ではなく【膝裏】だったのです。

あれほど辛かったぎっくり腰が最終的には日常生活で強いられる動作は問題なく行えるほどまで改善。それだけ膝裏という組織は腰痛は勿論、下半身全体的な症状との関連から施術部位としても広く万能です。

ここからは論理的になぜ膝裏が重要か。そして本題である「なぜ膝裏は強く刺激することがNGなのか」これについて話していきます。 

ここから先は

1,252字 / 3画像
この記事のみ ¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?