Xで出会う若手経営者との関わり方
はじめに
X(旧Twitter)を始めて丸1年が経ちました。
私の元には、多くの若手経営者や起業志望の方々からメッセージが届きます。その多くが、25歳から32歳、いわゆる「経営Jr.層」。彼らと実際に話していく中で見えてきたのは、彼らが何を求め、どのように未来を描こうとしているのかということ。そして、私自身がどのように関わり、影響を与えられるのかということです。
今回は、私がXを通じて出会った若手経営者とのリアルな関わり方についてお話しします。
1. 経営Jr.層との出会い
私がターゲットとしている「経営Jr.層」とは、起業して間もない25~32歳の若手。起業3年目未満の方が多く、悩みを抱えながらも情熱を持って突き進む世代です。
Xを通じて彼らと繋がると、オンラインでの会話が最初のステップとなります。この「オンラインで話す」という行為が、ある種の面接のような役割を果たしているのです。
ここでポイントとなるのが、「次に会いたいかどうか」。私が実際に会うのは、オンラインでのやりとりの中で「また会いたい」と思える人だけです。これは単なる効率化ではなく、お互いの相性や目的意識を大切にするためのルールです。
2. オンラインとオフラインの使い分け
出会い方には大きく分けて二つのパターンがあります。
1つ目は、DM(ダイレクトメッセージ)から始まる個別の会話です。この場合は、オンラインで1時間ほど深く話し、その中で相性や価値観を確認します。
2つ目は、オフラインでのイベント企画。例えば、食事会やサウナの集まりなど、テーマを決めて行うリアルな場です。この方法では、初対面でも構えずに話せる場を意図的に設けています。特に後者の場合、少し年齢層が高い方が集まりやすい傾向があります。
どちらの場合でも重要なのは、「こちらから選ぶ」というスタンス。全員と会うのではなく、選ばれた人とだけリアルな時間を共有する。この仕組みが、出会いの質を高めているのです。
3. 家族とビジネスのバランス
ここで少し視点を変えて、私自身の生活スタイルについてお話しします。
私は、家族・ビジネス・自分自身の時間をバランス良く保つことを信条としています。そのため、出張の日程一つとっても家族への配慮を欠かしません。
例えば、土日を2回またぐような出張は避けるようにしています。理由は単純で、家族が「長く不在だ」と感じてしまうから。土日を1回だけ挟むようにスケジュールを調整することで、家族との関係を円満に保っています。
また、結婚してからは「家で食べるご飯を覆さない」というルールを貫いています。どんなに忙しくても、食事の約束を破ったことはありません。このような小さな配慮が、長期的な家族関係の良好さに繋がっていると感じています。
4. バランス型経営者の時代
現代の若手経営者は、突出型よりもバランス型を理想とする傾向があります。仕事に全振りするのではなく、プライベートや家族を大切にしながら、ビジネスでも結果を出す生き方。これが、共感を呼ぶ理由です。
私自身もこの「バランス型」で生きることを選びました。すべてに全力投球はできないけれど、すべてを大事にする。そうすることで、若い世代との共感の幅が広がり、信頼関係を築くことができるのです。
最後に
Xでの出会いは、ただの偶然ではなく、自分の選択と行動の積み重ねです。若手経営者との対話を通じて感じるのは、彼らが未来に向けて何かを掴もうとするエネルギー。そして、その中で私が彼らに何を提供できるのかを常に考えています。
あなたも、Xを通じて新しい出会いを作り、次の世代との対話を楽しんでみませんか?人生やビジネスの可能性が、一気に広がるかもしれませんよ。