ツールドエコパ2hソロ
前書き
数少ない地元レース、ツールドエコパへ4年ぶりに参戦してきました!
出場するのは4年ぶり
その頃はSDLに所属した直後
競技初めて間もなかったけど先頭集団でギリギリゴール出来るレベルで、ただ集団に付いていくだけのレースだった
ここ最近は過去1の乗り込みが出来ていた
3月、4月共に月1200km強の距離を乗れていてFTPパワー数値もレース2日前に更新
こんな具合で、このエコパはここ最近の調子の良さを試す絶好の機会と考えていた
レース
注目の選手
SDL 中野さん、大塚さん、透さん、仁枝君
レブハフト 田中さん、森本さん
BC.TIMER'S 土井さん、石川さん
山中湖 岡崎さん
リンリン まんま君、杉田さん
神田さん、451TV
vivace掛川、leap浜松(たくさん)
それ以外にも強力なメンバーが多く全体的にレベルの高い
ここ数年のエコパエンデューロの中でも相当にレベルな高かったと感じる
このメンバーの中でも特に中野さん、土井さんは圧倒的なフィジカルと独走力もあり、逃すと危険な存在
エンデューロにおける勝ち逃げが発生する展開に絡む存在と認識
なのでこの選手達が逃げようとする展開には基本的に反応
ただ一対一で逃げると脚力差、脚質の違いも相まって分が悪い
数名の逃げ→時間差でブリッジ
単騎の逃げの場合は泳がせて誰かのブリッジの合わせて乗車
と言った感じで決まりそうな逃げになるなら反応するように作戦を考えた
あとは参加人数も多くエコパのコースの特性上道幅の狭い区間が多く落車のリスクが高くなる
集団の後ろに行けば行くほど、そのリスクも高まり、逃げなどの展開に反応出来なくなるなどデメリットしかない
レース序盤は逃げを作る意図、集団を縮小させる意図で断続的なアタックペースアップがある
その動きには自分も同調
ただ全力で逃げるのではなくフルパワーで踏まない
アタックにブリッジする時も7〜8割程度のパワーで軽く回す
自分の課題としてアタックやブリッジする際に初速を意識するあまり過剰に踏みすぎてしまう節がある
こんな事してると最後に脚が残らないし、反応しなきゃいけないアタックに反応出来ない
今回のエコパではこのパワー管理を最重点課題としてレースした
使用機材
レース内容
4年ぶりのエコパなので試走を一周した
試走中遊歩道の方は道の左右を散歩してる人が多数いて試走どころじゃない
これレース開始直前だよね??
我、既にナーバスである
ただ段差の位置、マンホールの位置を把握することが目的だったので踏むことはしなかったけど不安しかない
試走を終え待機列へ向かうと既に20人ほど並んでいる
上記の有力メンバーはほぼ試走をスルーして整列
うむ…出遅れたか🥺
まあパレードランでポジション上がれるしいいかーと考え20番手ほどに整列
その後レース開始直前になり運営が再整列のアナウンス
試走をスルーして最前列の並んでいたメンバーがいる白コーンにキング
自分のいる20人目くらいの位置にある赤コーンに2hソロ並んでください!と
自分としては最初より少し前で整列出来てラッキーだけど前から試走スルーして整列してた人達は…
これは流石に…🤔
そしてレーススタート
なんかリアルスタート前のパレードランなのに速くない?
確かに先導するサポートライダーを誰一人抜いてないが、そもそも先導が速い笑笑
自分も踏まなきゃあっという間にポジションが落ちてしまう
多分前目を維持したい人はみんな同じ気持ちだったと思う😂
その勢いままに登り手前の橋からリアルスタート
先頭ではレブハフトのメンバーがいい位置どりからファーストアタック(森本さん)
451TVの車載動画を見たら集団中程〜後方は中切れ祭り…
登りを終え下りに入る手前で集団もひと段落しそうな雰囲気
自分としては下りは前目で入りたいなーと考えていたので、下り手前のコーナーで4番手くらいにあがる
そのまま下りに入りダンシング700wくらいで勢いを付けて加速
そのまま先頭に出て300wくらいで回して振り返ると…後ろ誰もおらんやん()
一周目だしみんな元気だから誰か一人くらいいると思ったのに😇
斜度が緩んだところで完全に後ろと離れてしまって単独抜け出し状態
もちろんこのまま逃げるつもりなんてサラサラない笑
とりあえず行けるとこまで存在感アピールすべく足をアップしがてら逃げる事を決める
そしてコース脇を見たらサキさんが一眼を構えているのを発見!
これは撮ってもらわねば🤳
そして撮っていただいた写真がこれである↓
こんな写真撮ってもらえるだけでもこのレースに出た価値があると思う笑
そしてよく見ると集団先頭は中野さんと仁枝君
地味に蓋してくれてる感じになってた笑
そんな感じでイキったゴリラはファーストラップを集団に対して5secくらいの差をつけ単独通過
スタジアムを出てコース外周路に出るところで振り返ると少し集団が近づくのが見える
これは吸収からのカウンターアタックが来る定石の流れ
ここは踏まずにカウンターアタックに備える
思惑通り自分が吸収されるタイミングで三名ほどが抜け出し加速
その最後尾に張り付いて再び抜け出し
登り区間頂上付近で再び集団に吸収され再度カウンターアタック
このアタックには即反応せず、メンバーを見極める
前半の流れとしては断続的に上記のような数名の抜け出し→ブリッジ→集団も人数を減らしながらも付いてくる
という流れだった
チームメイトも大塚さん、中野さんも序盤から積極的にアタックからの逃げをメイクして集団を活性化
自分もその動きには同調しつつも中々決まらない逃げに対して、今日は逃げが決まらないのでは…と考えるようになっていた
レース開始から50分ほどが経過すると大体1分半差ほどでスタートしたキングの先頭集団が近づく
他カテゴリーとの時差スタートの場合、ここで抜け出しアタックを仕掛けてジョイント
〜の集団を置き去りにしての逃げ切りという流れは定番
絶対誰か動く
案の定、中野さん、まんま君がエコパ外周路付近からスルスルって抜け出し
二人が抜け出したまま登り区間へ
ここでレブハフト数名、大塚さんがブリッジを狙って加速
このメンバーが追いつくなら強力なメンバーで少集団の逃げがキングとともに抜け出せる!
ここは狙い澄まして一気にジョイントする!
先に抜けている中野さん、まんま君とは50mほど
その間の大塚さんたちは思ったより勢いがなく差が縮まらなかった
一瞬その数名のドラフティングへ入り単独でダンシング加速
加速は課題だったフルパワーは出さず6〜7割パワーで回しながら加速
中腹付近で完全に前の二人を射程距離圏内に捉えあとはシッティングで追いつける!
そしてサドルに腰を下ろした瞬間…
サドル部分から嫌の音が聞こえサドルが滑り台のように傾斜した🛝
完全に動揺してしまい、踏みやめ後ろを確認後左端へ寄る
しーまさん踏まなきゃ!と集団にいる人から声を掛けられるものメカトラーーーと叫ぶことしか出来ず()
そのまま集団からは遅れる
とりあえずダンシング縛りででピットまで戻る
ボルトが緩んだのか?と思い六角で緩めようとするもガッチリトルクは掛かっていた
ワンチャンボルト緩みなら集団からは遅れちゃったけど再び走れると考えた
ただ原因がわからない以上このまま走るのは何かあった時のリスクがと考えDNFを選択
結果的に2h中1hでレースをリタイアする事となった
後書き
レース後同様のトラブルに見舞われリタイアした451TVと話して自分と同様のリッチータイプのヤグラ固定方式、そして共に前乗り気味にサドルをセッティングする事がわかった
レース後バイシクルワタナベへピットイン
ヤグラ、シートポスト、サドルを確認してもらい使用可能である事を診断してもらう
カーボングリスレス状態→規定トルクで締め付けをして現象の再現テスト
この状態で意図的に荷重を掛けたりして、再現テストをやってみたが一度再現されてしまった…
今度はカーボングリスを塗布し同様に再現テストを行った
今後はサドルが動くことはなくしっかり固定されている
とりあえず対策としては出来た
ただこのシートポストヤグラの固定方法はどうしてもなりやすい…との事でしたが流石に参る🫠
シートポストが下がる問題、ヤグラからサドルが傾斜する問題など、このaddict中々に問題を抱えている
このサイズも適切サイズとはいえワンサイズ落としたフレームを選択する…という選択がいいかもだか😇
気に入っているフレームだけに即選択は出来ない
反省
レースの結果としてはメカトラDNF
レースの結果としては自分がリアイアした後、キングと2hソロの数名の逃げが発生し、そのメンバーが逃げ切った展開だった
自分の読みは正しかったものの、レースを下りた以上、仮にその場面にいたとして反応出来ていたかはわからない
ただ、このレース1hの中では展開に絡む動きをしつつも思考は止まってなかったし余力もあった
メカトラDNFというオチは悔しさしかない
もし…メカトラなく最後まではしれていたらと考えてしまうがこれも結果である
しっかり周りの選手を見て動くという、レース感というか展開に応じた脚を使い分けるという課題に向けて進歩のあったレースだと思う
次戦は8日の平田クリテC1
二戦連続の完走、そして前目で展開する事を課題に走ります
番外編
レース後ぼっちんさんに誘われて浜名湖へうなぎを食べに行った
一応地元なんだけど、地元故にあまり食べないこのうなぎ
その夜は地元の友達と掛川でサシ飲み
パクパクゴクゴクである🥰
こんな具合で濃密な1日を過ごしたしーまであった
photo by さっきさん
車載動画 by 451TV↓動画リンク
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