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JBCF舞洲タイムトライアル【E1】4位

さて、2023年JBCF後半戦の始まり
舞洲タイムトライアルに参戦してきました!
春の舞洲タイムトライアルでは初のE1+初舞洲TTで2位という好リザルト🙄
果たしてあのリザルトはまぐれだったのか、
はたまた実力だったのか?
前回の舞洲TTを経験し自分なりに攻略法を考えこのレースに挑んできました!

まずは今回使用する機材に関して
前回はロードバイク+リアDISCホイール

バナナ2号機


今回はTTバイク+リアDISCホイール

バナナ1号機

前回このコースを走った感触はTTバイクを使用してもコーナーリング、立ち上がり時において大きなタイムロスには繋がらないかなという感想を持った。
むしろ巡行時DHポジションでよりエアロフォームが取れるTTバイクの方が良いのではと?思った。
今回の秋舞洲を最後にこの会場が大阪万博との兼ね合いで使えなくなりしばらく舞洲でのレースが開催されないとの事。
そのため試すならこの秋舞洲しかないチャンスはない。

使用機材

フレーム:TREK SPEED CONCEPT
コンポ:アルテグラR8050+9100mix
Fホイール BONTRAGER AEOLUS 9
R ホイール ZIPP SUPER9
F.Rタイヤ Vitoria CORSA 25c
F:7.5 R:7.5

作戦

前回ロードバイクで走った時は、立ち上がりから次のコーナーまでの半分以上を“もがく”脳筋ゴリラ戦法で駆け抜けた。

春舞洲で撮ってもらった写真
ほとんど"もがいてる"写真だった件


今回はTTバイクなので巡行速度(目標50km/h)まで“もがいて”加速→巡行はDHポジションに移行。この時最も意識する事はDHポジションで頭を上げない事。
この点をきっちり意識しないとTTバイク最大の利点であるエアロを生かせない。
また各コーナーへのアプローチラインはアウト→ミドル→アウト。

立ち上がりの加速を重視する為コーナー進入前にギアをロー付近まで落とす。
“もがき”10秒→巡行ポジション移行15秒→ベースバーに持ち変えつつ変速+ブレーキング。

目標としてるパワーは立ち上がりは800w
巡航は450w目安で最後まで垂れないように
尚且つ、力を出し切るような絶妙なバランスを意識。

レース前

今回自分は舞洲タイムトライアルのみ。
mkwからは自分とはっしーさんがエントリーしてたけど、はっしーさんはクリテとの両日のエントリー。

久しぶりの一人遠征となった。今シーズンのJBCFでは初かな?

9時舞洲到着を目指して早朝5時半に静岡を出発。
会場到着後はっしーさん、荻野君と合流し陣地を設営!
マネージャーミーティングを終え試走へ向かう


試走では春舞洲の時に走った記憶と実際TTバイクで走るイメージがどのくらい異なっているかを確かめた。

特にコーナーでのライン取りとコーナー間での“もがき”→巡行→ブレーキング間隔を確認。
試走した感じ脚の感触もよくコーナーリングのフィーリングも悪くない。

試走後はきっちりとローラーでアップを実施。
舞洲TTは3分間の全力走。

アップ時は最大心拍付近まで心拍を上げる事を意識した。
そしてレース30分前にはTOP SPEEDとカフェインタブレット1錠でカフェインブースト。


今週に入ってから大好き?なカフェインを絶ってきたのでガンギマリである。
カフェイン断ちは効果絶大ですね…。

その隣で更にすごい量のカフェインなどを補給する三重の巨人…

スケールが違うぜ(なお、合法らしいです)


イナーメアップオイルブレスを胸に塗りたくりベロトーゼも装着していざ本番へ。
あと、今回はイナーメアップオイルの代わりに以前カトサイで購入したこの謎ローションを塗りたくった。

変顔でピントを奪う三重の巨人
Amp Human
PR Lotion
すごく粘っこいローション
匂いも…ちょっと独特😇
やっぱりイナーメオイルこそ最強だと思った


目標

1位
入賞(最低限)

結果

4位 タイム 2:55.59 TOP差00:07.01

1位→🙅
入賞→
🙆

レース内容

自分のスタートはラストから2人目
自分の30秒後ろからは
大本命JIN CYCLING TEAMの森口選手
ここまでの暫定トップタイムは2分54分台
目標タイムは決まっているけど、やるべき事は変わらず全力を出すのみ🫡

という気持ちでいざレーススタート!

当日のコースコンディションはホームストレート側が正面からの向かい風。
その分登り基調となるバックストレート側が追い風となる。

スタートは1000wで"もがいて"50km/hまで加速。巡航速度に乗せたら頭を下げてDHポジションで速度をキープ

第二コーナーはDHバーを握ったままコーナーリングして速度をキープ

GIROのaero headヘルメットはいいぞぉ
前方不注意フォーム秋舞洲ver.

第三コーナーを立ち上がるところで後ろの森口選手との差が縮まっている事に気づく

いやいや、速すぎるやろ…
自分も前を行く選手との差を縮めてるのに😇

コーナーをめいいっぱい使って立ち上がる
エアロを意識しつつ"もがいて"
巡航速度へ戻す
ベースバーでもエアロを意識する

第4コーナー以降はもはや気力との戦い
脚の乳酸も爆発、心臓もバクバクだけどあと40秒…あと40秒耐えれば全てが終わる

最終コーナーを立ち上がってそのままDHバーポジションで踏み切ってゴール!

実況で暫定3位と言われる…
朦朧とする意識の中でもそこははっきりと聞き取れた。
それと同時に表彰台は逃したなぁと…。

直後にゴールした森口選手が48秒台の一人だけ抜けたタイムを叩き出して優勝。
自身が4位となった事が確定した。

後書き

春舞洲を終えてからシーズン後半戦の目標として狙っていたこの舞洲TT

鈴鹿5ステージに向けてコンディションを上げて勢いのまま、このレースにピーキングを…と思ってたけど8月頭の落車で歯車が狂ってしまった。。

そこからは5ステージレポート通りの状況

このレースでの目標はもちろん優勝…
でもコンディションとしては絶好調だった春舞洲の頃と違っていて不安でしかなかった🥲

結果は表彰台は逃してしまったけど最低限の目標だった4位入賞は果たした。

今の自分のコンディションからしたら出せる全力を出し切った結果だと思う。

今回のパワーデータはこんな感じ↓

また前回の春舞洲で得た経験を生かし作戦を考え実行した。

そしてエアロフォームを崩さずに踏む練習も↓

肘に額を近づけつつ
背中とヘルメットの段差をなくす意識

苦しい夏を乗り越え、秋からもう一度最前線で戦うために…

この秋舞洲TTは良い方向に向かう第一歩になったと思う

正直入賞出来た事には結構ホッとしました…。


次戦は10月のながわまちタイムトライアル
ITTとTTT両方にエントリー予定です!

それ以外はノーレース予定なのでベースを積み直してきます。

photo by りっつさん、◎さん

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