JBCF全日本トラックチャンピオンシップ
今年の最大の目標レース
みんながシマノ鈴鹿に参戦する中、いつもの3人で長野行ってきたぞ!
今回はJBCF全日本トラックチャンピオンシップに参戦してきました!
JBCFトラック競技の中でも全日本と冠が付く唯一のレース
その名に恥じない強力なライバル
今年からトラック競技を始めた自分がどこまで戦えるのか、力試しの意味も込めて参戦してきました。
前日移動
金曜日から有給取って前日移動
オギノは荷物多いと言う理由で単独移動
まさかの木曜日夜から下道で移動していた。
DHバーヨシ‼️リュックヨシ‼️忘れ物ヨシ‼️
今回はカローラツーリングではなく家のノアを借りてきた。
3日間雨予報でトラック機材を外積みするのを避けたかったからだ。
14時に美鈴湖自転車競技場到着を目指し愛知を出発
しかし中央道の平日工事により大幅なロス…
結局10時出発15時過ぎ到着となった。
美鈴湖に到着し前日入りしていたオギノ、天狗党鴨下君と合流
前日は軽めのメニューと刺激入れを行う
鴨下君の追走ハロンは猛烈な加速にツキギレ
鴨下君、番手のかまてぃは10.5
かまてぃの番手にいたワイは無惨に千切れた。
格の違いを見せつけられてしまった。
夕食は松本のイオンモール内にあった「牛角」
の定食が食べれるお店
普通盛りを選んだかまてぃ
パネルマジックをくらう
腹ごしらえを済ませ、この週末を過ごす宿へ
いわゆる、バカデカいスーパー銭湯♨️
静岡にある駿河健康ランドと同系列の銭湯
プールみたいな全身浴風呂、16℃の水風呂などリカバリーに最適な風呂が多い。
温浴、冷水浴の交互浴を3セット
全身浴風呂でストレッチして移動の疲れを癒した。
21時から金曜ロードショーを視聴
今回はとなりのトトロ
流石に疲れたので23時には就寝
このホテル唯一の欠点は空調が全館空調な点。
寝る前は暑くて汗だくになり、夜中に部屋が冷えすぎて起きてしまった。
レース当日
朝ごはんはいつものカレーメシ
当日の天気もなんとか持ちそうな雰囲気
種目
スクラッチ
333mのバンクを30周
合計10km
最終着順を競うロードレースのような競技
今回16人が出走
今まで経験した事あるスクラッチの人数は多くても8名程度
荻野にホルダーお願いしてイン側最後尾からスタート
序盤のわちゃわちゃほんと怖い
安全対策で前目に展開したいと考えるも、ローテで最後尾まで下がってしまう😇
この人数でのスクラッチ経験がなく無駄に下がってしまった。
レース序盤は単独の抜け出しはあるけど泳がせてる感じ
どの動きも1〜2周程度で集団に飲み込まれる
レース中盤
open参加の鹿児島の高校生が仕掛けて、その動きに2名が同調
この動きで強力な逃げが生まれる
一名が追走を仕掛けたのでその動きに同調
しかしその選手に勢いがなく逃げとの差が広がり差が縮まらない
先頭交代を要求する動きもないので、外から捲って単騎で逃げを追う
結局2.5周ほど掛けて先頭3名に単独ブリッジ
レース残り15周(5km)
まだ半分残ってる
この時点でかなりオーバーレブ状態
レース中の水分補給出来ないトラック競技
ロードレースなら水分を摂り、心肺を落ち着かせることが出来るけど、それが出来ないとかなりきつい
自分が先頭にブリッジして1周ほどで、後続からかまてぃ含む4名がジョイン
この4名が最終便だった模様。
残ったメンバーでシエルブルーの選手、逃げを作った鹿児島の高校生が強そう
自分としては先頭ブリッジして少しは休めると思った所で後続がブリッジ…😇
その後3周ほどアタックはないけどハイペースなローテが続き、更に追い込まれる。
残り10周(3.3㎞)
第3コーナーで先頭交代し、上バンに上がった所で、スプリンターレーンから強烈なアタックが掛かる。
限界突破した自分は反応ことも出来ず…
このアタックにより自分を含む3名がドロップ
最終的に完走した5名にレースが絞られた。
その後4周を単独で走ってレースを降りた。
結果はOPEN参加の鹿児島高校生が着順1位
シエルブルーの選手が着順2位(結果1位)
かまてぃが着順3位に入る(結果2位)
厳しいレースで2位入賞を果たしたかまてぃニキ
流石すぎるぜ
4kmインディヴィデュアル・パーシュート
目標タイムは4:50.00
昨年度大会は、5:15.00というタイムが優勝タイム
しかし今回はシエルブルーの伊澤選手、MISUZUKOの方々、アタリマエダの選手など、明らかに格上の選手がエントリーしていた。
そのため昨年度の優勝タイムは参考にならない
自身の4km持ちタイムはこの美鈴湖で出した5:07.00
2ヶ月前のマスターズトラック合宿で記録した。
この時は合宿2日目の疲労+初の4kmだった事もあり、ペース配分も上手く出来なかった。
荻野にタイム読みを依頼
1周23.6秒を刻んみ目標タイムとなる4:50.00を狙う
ギア比は55-13の4.25
半年間のトラック経験で、自分はある程度のギアを掛けて踏む方が良い事が分かってきた。
平均で95rpmを維持出来れば平均速度50.2km/h
50km/hを下回らないことを狙う
序盤
スタートは抑えめで入って半周ダンシングで加速
32.24秒
少し抑え過ぎた気もする。
巡行に入ってから頭を下げる
ペダリング、走行ラインを意識
荻野のタイム読みもまだよく聞き取れる。
2周目~5周目まで徐々にペースが上がっていく。
最速タイムは4周目の22.81秒
荻野のタイム読みを聞いて、少しオーバーペース気味になっている事を理解。
呼吸を整え意図的にペースを落とす。
中盤
6~8周目
徐々にきつくなってくる時間
呼吸が苦しい。
無意識に酸素を吸うためか、頭が上がってしまう。
エアロの低下に伴ってタイムも遅くなる。
8周目に目標タイムである23.6秒を上回る。
終盤~ゴール
残り距離は1.3km
荻野のタイム読みも聞き取れくなってくる。
第三コーナーで応援してくれていたかまてぃから、【頭を下げろ!!】と檄が飛ぶ。
この段階まで来たら空力を意識するしかない。
視界がぼやけ中耐えて…耐えて…ゴール!
タイムは…
4:55.568
もちろん自己ベストは更新
しかし目標だった4:50.00は達成できず。
この時点でのトップタイムは更新した。
でもこのタイムだと入賞は難しいだろうと感じた。
その後続々と上位勢がタイムが更新
シエルブルー伊澤選手は4:26.092と圧倒的タイムで優勝
大会新記録をたたき出した。
3位の二階堂選手が4:51.092と自分と4秒差
”4kmでたったの4秒、されど4秒”
自分よりタイムの良かった選手は、空力の良いフォームをしていた。
対する自分は、まだまだ空力面でも劣っている。
ひじと頭のすき間が全くないフォームで4km崩れる事なく走り続ける。
よりエアロなフォームと、4kmの経験を更に積み上げて来年リベンジしたい。
day1が終了☑️
夕飯はしゃぶ葉へ
豚肉食べ放題をやった。
でも豚バラの脂質多すぎて…。
翌日胃もたれ😇
ホテルに戻って今日も温浴、冷水浴の交互浴
疲労困憊で22時過ぎに就寝
昨日の経験を活かして空調を少し弱めで就寝
レースday2
この日は朝からドス黒い雲が空を覆っていた。
そんな朝でもカレーメシを食べて一日が始まる。
かまてぃ、オギノは胃もたれでカレーメシ食べれず…。
かまてぃは脂身による胃もたれ
オギノは食べ過ぎによる胃もたれ
day2大丈夫ですかね…
day2は午後14時からのチームスプリントのみ
午前中は1km TTに参戦するオギノ、かまてぃのサポートを行う。
1km TTは二人とも自己ベストタイムを更新
7秒台を出したかまてぃですら、全体8位
レベル高過ぎるぜ…。。
昼頃から時より雨がポツポツ
降っては止んでを繰り返す怪しい天候
それでもレースに向けてアップを始める。
チームスプリント
ギアは55-14の3.93倍
一走目オギノ
二走目かまてぃ
三走目しーま
加速のオギノ→経験値のかまてぃ→脳筋のしーま
当初二走目しーま、三走目かまてぃの予定だったが、かまてぃからの提案で順番変更となった
レースまで残り20分を切りまた雨が降り始める。
男子チームスプリントは合計3チームがエントリー
mkwは第一出走となる。
直前の女子チームスプリントが出走した直後雷鳴が鳴る…。
ざわめく会場
震えるワイ達
審判団の指示でレースは中断
出走まであと1分…
そしてドカアメとなり…
その後のレースは全てキャンセルとなった。
後書き
こうして初のJBCF全日本トラックが終了
今年から初めてトラック競技
まさか一年目から全日本と名の付く大会へ出ることになるとは思わなかった。
確かにJBCF全日本トラックはエントリーさえすれば参加出来る大会
それでもレベルは高く、現役の競輪選手も出場してくる。
結果は出なかったけど、出場した事で得た事は多い
正直トラックバイクのポジションはいまだによくわかってない。
ドロップハンドルのポジションはロードと同じだし、DHバーポジションはTTバイクと同じにセッティングしている。
でも今回、速い人達のポジション、走り方を間近で見てもっと煮詰めていかないといけないと感じた。
逆にまだまだ自分には伸び代があり、速くなる要素しかない!
もっとトラック競技の事をよく知って、来年リベンジしたいと思う。
今回の遠征もかまてぃ、オギノと3人だった。
年齢も近く、笑いのツボも近い
やはり気の合うメンバーと行く遠征ほど楽しい事はないと感じた。
全身浴プールではしゃぐアラフォー男ども
口を開けば頭文字Dのセリフは発するかまてぃ
無限の食欲のオギノ
ロードを通じて知り合った仲間とこんな馬鹿やって過ごせる日々を大切にしていきたいですね
次戦は大阪TT!
初の堺浜でのTTだけど距離も短く、耐える時間も自分が得意な領域
今年最後のJBCFレース予定なので悔いのない走りをするぞ!!