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チャレンジ ザ バンクin MIE

チャレンジ ザ バンクin MIE
来季よりトラック競技に挑戦するべく、バンク体験が出来るイベントに参加してきました!

このイベントのコンセプトは幅広い層のアマチュアサイクリストがバンクに親しみ,競技への理解を深め皆が楽しめるように参加者一体で作り上げる下町イベント

競輪競技で使用される場所を、ロードバイクでも体験できる貴重なイベント

まだトラックバイクをディアゴスティーニ中の自分はロードバイクで参加🫡

自分をトラック競技に引きずり込んだ
かまてぃニキにこのイベントに誘われた。

同日開催の東海CXと新城とギリギリまで迷ったものの、バンクを体験できる貴重な機会を選ぶことにしました。

今回一日フルで使ってイベントが開催された。

タイムスケジュールは下記の通り↓

試走

1km TT

フライング400m

スクラッチ 15周回

昼休憩

ハンディキャップレース(予選)

ケイリン

ハンディキャップレース(決勝)

閉会

初バンク体験

まずは朝一試走で早速バンクの洗礼を受けた。

かまてぃニキについて行って試走を開始
まずはスプリンターレーンと呼ばれるコース最内側のレーンを一周
かまてぃニキは更に一段上の黄色のライン区間に登って行く
ワイ、怖くて登れない←
かまてぃニキはどんどん車速を上げて離れて行く
ワイ、スプリンターレーンから抜け出せない()

基本的に初めての事に対して極度にビビってしまう性格のワイ
肩に力が入っていて上半身ガッチガチ、寒さも相まって尚更ガッチガチだ。

写真で見るよりもすごい角度📐

一人でぐるぐる周回する事約10分
やっと黄色ラインまで登れるようになってきた。
そのタイミングでかまてぃニキと再合流

かまてぃニキ!ワイ、ビビっててっぺんまで登れません!上まで連れてって!

と懇願

ある程度スピード上げないと怖いですよ!と
アドバイスを受けて40km/hくらいで助走を付けながら一気にてっぺんまで駆け上がる。

おっ登れた!でもたけぇぇ…! 怖すぎぃ…!

そこから数周回掛けて最外側レーンを反復練習
ビビりながらも何とか全てのレーンを走行する事ができた…。

その後は初心者向け試走でバンク内でのルール、走り方のレクチャーを受ける。

そして早速1km TTのタイム計測の時間がやってきた。

先にピスト組の計測が始まりかまてぃニキが出走
1分10.45というタイム…やはり速いですわ

終わった瞬間地面になるかまてぃニキ
この後の自分の姿を見ているようだ…

屍てぃ

1km TT(通称:セントラ)は死ぬほどきついぞとは聞いてたけど生で見ると…ね。
あと精神と時の部屋とも呼ばれてるらしい

事前に宮田君からどんなギア比を選択するのが良いかとアドバイスをもらっていた。
もちろんロードバイクでの参戦なら変速を利用すればええやんと考えるかもしれない。

でも自分は来年以降トラック競技に参戦予定

変速を封印して疑似固定ギアでバンク体験するべきだろうと
(バンク暗黙のルールでロードバイクの場合変速も禁止している…という話も小耳に聞いた)

それを踏まえた上で決めたギア比は
フロント52、リア13 or 14

宮田君アドバイスではリア13だったけど、試走で試した感じ13高いケイデンスを維持する自信がなかった為、14でセントラに挑むこと

使用機材

い つ も の

フレーム:SCOTT addict RC
コンポ:アルテグラR8070+9100
F.Rホイール:ZIPP404
Fタイヤ:Panaracer AGILEST TLR DURO 28C
Rタイヤ: Panaracer AGILEST DUROTLR 28C
F:4.0 R4.0

1km TT

スタンディングスタート!

バランス感覚がアレすぎてプルプルしてた


見よう見まねの上半身前後ダンシングで半周(200m)を利用して加速

あとは2周(800m)高ケイデンスを維持するのみ…なんだけど😇

1周経過(600m)→あと400m
ケイデンスみるみる落ちる

クルクル回すぜ


スタート直後は115rpm→1周完了時
110rpm→2周目105rpm

あれ?脚止まってきてるよ?


残り半周(200m)で上半身はブレブレ

酸欠状態で視界のぼやけてくる
上半身がぶれている影響でスプリンターレーンから外れそうになるし、フロントホイールがぶれているのも体感できるレベルでした。
最終コーナー時はもうふらふら過ぎて全身の力が入らない

垂れすぎやろ


満身創痍で何とかゴール。

タイムは1分20.12
大体これくらいかな?という気持ちで申告した通りのタイムだった。
でも20秒は普通に切れるかな?と考えてた自分は初っ端から心折られた…。

3位


ロードバイクカテゴリー3位
大差ではないけど明確なタイム差があった…。ロードバイク部門では1位取りたかったな

フライング400m


次の競技はフライング400m
半周(200m)を加速に利用して1周(400m)のTT
加速の仕方は各選手でそれぞれあるみたい
自身はバンク角てっぺんを利用するやり方を選択。
ギア比は1km TT同様52-14
13に上げてみても良かったけど、バンク角頂上までしっかり上がるためにチキって14を選択した。



タイムは27秒.36

また負けた


セントラより苦しむ時間が短かったので比較すれば死ぬほどきつくはなかった。
ロードバイクカテゴリーでは2位
1位と1秒差以内だけど負けてしまった

スクラッチ(15周)


1km TTのタイムで整列。

自身は2番目に並んだ(1km TT1位の選手は未出走の為)
一周目は一列棒状で走行→一周完了時にジャンが鳴りリアルスタートとなる。
先頭の選手から半周差が付いた選手はレースを下ろされる(除外)。
エリミネーションレースも複合したレースとなっていた。
故に単独で集団に半周差を付ければ、その時点でレースは最終ラップとなる。


基本ルールは下記の通り↓

・追い抜きは右側から行う。
・先頭を走る選手のラインが優先。
・自分の後ろの選手が先頭選手の横ラインを取っていたら自身はライン変更出来ない


要約すると、急な進路変更(斜行)に対する明確な禁止事項。
安全に競技をする上で大切なルールとなる。

このレースの作戦は
ファーストアタックから全員千切ろう!(脳筋)

アタックに付いてくる選手がいたら、その選手とローテを回して他の選手をエリミネート→その選手との勝負に持ち込む。

ギア比は52-14を選択

作戦通りにジャンが鳴ったタイミングでアタックするため車体を半車進ほど先頭選手からずらす。

ジャンが鳴った瞬間に予定通りファーストアタック
とりあえず半周フルもがきして後ろを確認。

ピンクジャージの方一名のみが付いて来た。
この選手は1km TT 2位だった方
この選手とまずは差を広げる動きにする。
後ろと差を広げましょう!声掛けをし、ローテを開始。

2~3周した所でピンクジャージの方の引きが弱まる。
きついですか?と声掛けすると、きついです…と😇

うーん、千切るか(脳筋)


ローテをしたタイミングでアタックを仕掛け
その選手も引きちぎり単独先頭

目視で後続集団との差は150m程
あと50m差を広げれば全員エリミネート!

かまてぃニキ、荻野君から更にプッシュしろ!と檄が飛ぶ。
一応15周耐えれるペーシングのつもりだったけど、更に踏み込んでレースを早めに終わらせよう(脳筋)

そこからは6倍目安に踏み続ける。
そして差が約半周になったところで最終ラップを知らせるジャンが鳴る!
もはや勝ち確定状態だったけど最後まで全開で踏んでもがき切ってゴール!

ハイタッチ🤚

ゴール後はクッキーメダルを首に掛けてもらって一周ウィニングラン
初の体験でした🥺

ロード部門1位とピスト部門1位

という事でなんとか一勝する事が出来た。

ハンディキャップレース予選

ここまでのレースはピスト、ロードで分けられてたけどこのレースは混走😇

上位2名が決勝に進出なので2位抜けを狙う
なぜならこの予選のゴールタイムが決勝でのハンディキャップとなる

タイム差がある方が決勝では有利
とか考えてたけど脳筋な自分は全力で走ってしまう。

番手についた天狗党の選手を引き連れて最終ラップで一気に先頭集団を飲み込む

そして番手の天狗党の選手は難なく自分を捲って1着
自分は差をつけられつつも余裕を持って2着
駆け引きなしの脳筋スタイルで決勝進出を決めた

ケイリン

続いては再びロードのみのレースとなった

途中雨が降ったりした影響もあってかまさかの4名でのレース😇

ルールは競輪競技と同様でラスト1周まで先導バイクを抜いては行けない
先導バイクが抜けたところから400mのレースとなる。

並び順は1km TTのタイム順
自分は3番手に付けた
1km TTとフライング400m両方一位の選手

3/4番手で先導バイクの後ろに付きレーススタート

3周回が先導バイクに先導されながらの移動

この間は先導バイクを抜いてはいけないし、千切れてもいけない

1周毎に10km/hずつペースアップ

弊社のPASみたいだったけど、アシスト上限速度大幅に超えてませんか…

ジャンが鳴り400mのケイリンがスタート

1番手の選手が予想通り猛烈な加速で牽き離しに掛かる

2番手の選手が付き切れず先頭とギャップがうまれてしまう。。

まずい…

ラスト200mで2車進ほどの差

ラインを変えて2位の選手と並走しながら最終コーナーへ

立ち上がりで捲って1位に追いすがるも1車進差を付けられ2位

一瞬の判断ミスで大差がついてしまった。

ハンディキャップレース(決勝)

5組の予選を勝ち抜いた計10名で争われた決勝

予選の通過タイムがハンディキャップとなるため、実力が拮抗している場合、ゆっくりしたタイムで予選を突破した選手が断然有利となる。

自分は全体6番手タイムと中間スタート

10秒ハンディキャップで先頭スタート→その5秒後二番手スタート(はっしーさん)←

これ以降の選手は同タイムor1秒差
タイム差はほぼない間隔で出走

最後のレースももちろんセルフ固定ギアで挑んだ。

7番目出走の選手は自分と同じロードバイクで同タイムスタート

スクラッチで一緒に逃げたけど、途中で引きちぎってしまった方だ

スタート直後その方が
『自分全力で牽いて発射します!ロードバイクで勝ちましょう!』

と言ってくれた。
何とも心強いぜ…

と思ったのもつかの間。

その方は軽いギアからスタートしてギアアップ

スムーズな加速だ😇

ワイは慣れない固定重ギアスタイルで初速が乗らない

初速の速度の乗りが違い過ぎて、一気に差が開く

『ああああああ、結局個人TTやんけー😇

というわけでまずは全力で前を行くロードバイクの方を追いかける。

約半周掛けて前パックを捉える

ラスト一周のジャンが鳴り、先頭は2番手出走のはっしーさん

単独で抜けていて自分は2位パックの5番手くらい

ラスト200mでラインを変えて集団先頭まで上がろうとするも埋もれる…

そして最終コーナーで上のラインに影が見えて…

天狗党の方にしっかり捲られて5位前後の着順でゴール

逃げ切り勝利のはっしーさん🥇

かくして全てのレースが終了☑️

無事初バンクで埋葬された

後書き

初バンク体験というわけで、右も左もわからん状態

かまてぃニキやこの日知り合った天狗党の皆さんが、親身に教えてくれた事で非常に有意義な体験となった

自分自身脚力も求める水準には全然足りて無いし、経験値なんて皆無

それでも来年から楽しむためにオフシーズン取り組むべき課題を明確にする事が出来た。

モテべもすごく上がってきてる。
ジムトレも自転車トレーニングも並行して頑張ってみよう

トラックバイクのディアゴスティーニも加速しよう

まいにゅー…

目指せゴリゴリしーま
来年の春頃、第1形態予定

photo by トオルピスト=カエオギノ

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