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【鎌倉殿の13人】フラれてからが勝負【11話感想】

ここ最近は高岸さん出てこないですね…寂しい。

でも、なんか権力争いとかちょっと殺伐としてきているので、どこかで平和に暮らしてくれているのなら、私はそれでいいです。
もともと北条氏執権のストーリは謀り陥れ合いの世界ですものね…


ざっくりストーリー「許されざる嘘」
鎌倉では御所が完成し、坂東武者たちに役職や平家の領地を恩賞として与え「鎌倉殿」が誕生した。一方、都では平清盛が没する。平家討伐に焦る義経は兄の義円を陥れ、その企みも梶原景時により頼朝の知るところとなる。


・序盤の「八重さんは私を頼りにしているはず」からの「お断りします」が衝撃的だった!見守る頼朝・政子・実衣の可愛さよ。そしてオープニング明けの義時さん、誰に寄りかかって泣いているのかと思えば…安達盛長さん!仲良しだったんだね。可愛いコンビでした。

・義村くんの「フラれてからが勝負だ」とか「友の女に手は出さないがこれからは遠慮しない」発言!義村くんの真意が分からない。八重さんのことが好きなのかなぁ…。

・伊豆の国市に旅行したとき、義時邸が「江間」という場所にあって、え?江間って八重さんの2番目の旦那さんの苗字=八重さんの苗字?では?鎌倉時代には苗字を変える風習はなかったのかな。北条政子も源政子ではないし…でも、なんで??って思っていたけど、今回で謎が解けました。戦いの恩賞として伊東祐親方の所領をもらっていたんだね。
北条氏邸からは川を挟んですぐ隣だったので、本当にご近所同士の争いだったんだなぁと実感。近すぎる!

・義円さん役が成河さんじゃん!舞台とか忙しくないのかな?よく大河ドラマ撮影の時間撮れたな~すごいなぁ~って感動していたら、一話で退場とは…なんなん…このスピード感と、超絶すごい方が雑な扱い受けすぎてる感…めちゃくちゃ有能でかっこいいひとは早世するかサイコパスかの世界線、三谷劇場怖すぎる…。

・義円さん有能なのに、兄上のためとなれば義経さんの口車にまんまと乗せられて出て行っちゃうの可哀そう。義経さんに跡を継がせたいなんて、なんで頼朝も言っちゃうんだろう…これから男の子が生まれるかもなのに…。周りに期待させて良い働きをさせるためであれ、自ら火種を生んでるよね。

・平清盛死亡。病か祟りか呪いか…文覚&後白河法皇コンビも怖かった~。後白河法皇、夢枕に立った時はすごく存在感あったのに、リアルだと結構こじんまりとしたおじいさん(に見えた笑)。

・政子懐妊!跡継ぎの男の子が生まれるようにすごい頑張っている皆々様方。千鶴丸が成仏しないと、男の子が生まれないって…誰かがどこかで善児が下手人って気づくのかなぁ。ドラマで見ていると「ご都合主義だなぁ」って思ってしまうけど、多分この時代のリアルってこっちだったんだろうなぁ。

・善児さんのはたらきっぷりが怖い。でも、この人にとってみればこれが仕事で、むしろ直接手を下していなくとも親兄弟を陥れている人たちの方が恐ろしいのに、直接手を下している下手人を悪者にもっていくあたりなかなかすごいなぁ。昔の人って例えば暗殺されたときに、下手人を恨むのかなぁ、それとも命令した主人を恨むのかなぁ。あ、暗殺されちゃったら恨みようもないけれども、その家族とか。だとしたら、八重さんは息子、二人目の旦那、父、兄を善児に殺されていて、その黒幕は父と元夫(頼朝)で…救いようがない輪廻すぎる…

・義時は最後にものすごく頼朝さんに怒っていましたね。そりゃ怒るわ。こんなに家族思いで自分の主にもしっかりと意見を言える義時がどうしてこの先…と考えずにはいられない。ずっと受け身の被害者で、周りが潰し合いまくってました~とも言えないだろうしね。

ずっと伊豆の国で平和に暮らしていた北条ファミリーでいてほしいけど、もう時代の歯車はすごい勢いで動いているんだよね。
これからも大河ドラマから目が離せませんが、いかんせん日曜の夜にこのレベルの思い作品見て消化して月曜仕事ってメンタルへの負荷高すぎる!泣


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