2024年は妊娠から始まった
忙しい人は目次からどうぞ。
妊活生活と妊活アイテム
2023年末に結婚し、高齢出産の域に入っていた我々は、子供が欲しいね、とオープンに話していたし、几帳面なA型の私の性格も相まって、排卵検査薬を購入し、毎日決まった時間に検査して、アプリを使ってトラック…という、いわゆる妊活に入った。
私が使っていたのはコレ。Amazonで買えるOvulation Test Strip by Premom。
使い方は超簡単。まずはアプリをDL。
次に、自分の生理サイクルなどの基本的な情報を入力すれば、どのタイミングで検査をすれば良いか、とかも併せて全部教えてくれる。ただのシンプルなストリップなので、濃さ等自己判定しづらいけど、それもアプリを使えば、こんな風にどこにピークが来てくれるかを教えてくれて、「今日が排卵日だよ!仲良くして!」と教えてくれるという(ムードも拙僧もないほど直接的)かなり優秀なプロダクトだった。
ほんと、全ての妊活中のカップルにオススメしたいし、日本にも広まって欲しい。
私は、こういった記録するのが得意なので、基礎体温も併せて測っていたけど、基礎体温も登録できて、グラフ化できるし、自分の体調等も記録できるという、至れり尽くせりのアプリで満足度高かった。
そして、アメリカの妊活中の人にオススメしたいのが、妊娠したら、絶対に「サプリ摂ってる!?」って聞かれるので、もう妊活中にサプリを摂りはじめちゃった方が良いと思う。
私は、甘いサプリが本当に苦手なので、シュガーフリーのこのサプリをもぐもぐしていた。結構美味しい。
そんなこんなで、年明け。どうも気持ちが悪い。胃薬を飲もうと思った時に、ふと「まさかね…でも、一応検査しておこう」と思って、妊娠検査薬を使ってみたら、なんと薄っすらと陽性ラインが!
なお、アメリカの妊娠検査薬は、なんと生理予定日の5日前から調べられてしまう。日本で妊活している人たちのコメントを見ると、かなりの人がフライング検査しているっぽいから、この妊娠検査薬が売れるようになった日には、すごい需要あるんだろうな…。(余談だけど、私は、これがいわゆる「化学流産」の件数増加に繋がって、傷つく女性も増えちゃうんだろうな、って思うと、賛同の立場ではないんだよね)
夫(医療関係者)にわーい!と思って報告するも、「こんなうっすい線、なんかの間違いでしょ。陽性じゃないよ」と思いっきり否定され…
私は、文字で「Pregnant」もしくは「Not Pregnant」と表記されるタイプの妊娠検査薬を買い、「Pregnant」と表示され、ようやく夫に信じてもらえる…という、なかなか無い経験をしました。笑。
てっきり、こう抱き合って喜ぶものだと思っていたけど、「Preganant」の検査薬を示しながら、「だから言ったやんけ!」という私に対して、「おお…」とビックリして反応が鈍い夫、というなんだか想像とは違った妊娠発覚となりました。
と、まぁ、ここからが長かった…。
初診まで
私の理解だと、日本で妊娠すると、おそらく好きな時に初心に行けると思うのだけど、そうは行かないのが、アメリカ。大体、初診の予約は、8-10週に行われるのが一般的。
そもそも、日本みたいにwalk-inで病院に行けないので、OBGYNに妊娠の件で、初診予約を入れたい旨を電話する→生理の最終日を聞かれる→8-10週の予約枠を案内される、という感じ。
こちらとしては、早くConfirmしたい気持ちでいっぱいだけど、エコーを撮るのは医師ではなく、エコー技師…と、分業制になっているので、効率を上げるためにそうなっているんだな、っていうのは致し方ないことのように思う。8-10週だったら、ほとんどの妊婦さんが、心音確認できるだろうから、何度も今日手間だって省けるしね。
というわけで、私の初診は8週目に取れました(予測上)妊娠がわかったのが、大体5週目ぐらいだったので、約1ヶ月は「ヘイ!君はお腹の中で生きてるのかい、大丈夫かい!?」と心配し続ける…という、苦悶の日々を過ごしました。
私の場合は、出張もあったし、さらに出張先で風邪をもらってくる、という災難にあたり、熱が出て、薬を飲まなきゃいけない状況でもあったので、本当に本当に心配でした…。
夫のアドバイスに従って、Family Doctorに連絡したら、転職先の保険の適用外になってるー!
藁にもすがる思いで、以前お世話になった日系Family Doctorに電話したら、情報も古いし、妊婦は扱えません、と言われ、OBGYNに泣きつくように電話。妊婦でも飲めるover the counter drugを教えてもらいました。個人差があるので、きちんと各々で確認して欲しいですが、私はタイレノールを飲むように言われました。そのNPも「普通は、Family Doctorで受け入れてくれるはずなんだけど。妊婦だからって、受け入れ拒否するのおかしいよ。大変だったね。」と声を掛けてくれて、癒されました。
あの日系Doctorのところには二度と行かない!現金かCheckでしか受け付けないし、そもそも不便なんだYO!
ようやく初診(8週目)
そんなこんなで、カレンダー上、8週目でようやく病院に行けました。本当に妊娠しているのか、生きているのか、不安で仕方なかったことだけは覚えています。アメリカは、エコーの機会が少ない、と聞いていたので、夫にも仕事を抜け出して来てもらいました。
診断の結果、7W5Dで、心音も確認できました。よかったー!!!
その場で、3rd Trimesterまで全ての妊婦健診予約がなされ(8回分)、NPが妊娠中でも飲んで良い薬等、全部教えてくれました。初診では他に、双方の家族の遺伝疾患歴などを聞かれました。
あと、任意ではありますが、私は、採血して主要遺伝子疾患キャリアスクリーニングもしました。NateraのHorizonは14の主要遺伝疾患について、自分がキャリアかどうか調べてくれるテスト。なお、もし、自分がキャリアの場合は、Next Stepとして、男親のキャリアテストをすることになる。
https://www.natera.com/womens-health/horizon-advanced-carrier-screening/
すごく人気のOBGYNでもあるので、色々含めて、占めて2時間ぐらいかかったように思います。
Horizenの結果は、私は大体10日程度で来ました。私はキャリアではない、とのことだったので、安心しました。こういった検査には、いろいろな意見があると思いますが、最終的には自分が納得できること、が大事だと思います。「274種類のスクリーニングテストもあるよ」と言われましたが、274種類も調べれば、何らかの疾患があってもおかしくないし、そんなことで不安になるのも嫌なので、主要14項目に絞ってみてもらいました。
なお、次回の診察までは4週間。それまで流産も不安だし、次回はNIPT検査もするので、まだまだ安心できないな、って思う。でも、高齢出産の人は、みんなこんな感じで不安を抱えながらも、毎日頑張っているんだよね。私も頑張ろう!
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