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【EDH】「サンダー・ジャンクションの無法者」後のハゼゾン【砂の造物師、ハゼゾン】


ありがとう!!!!!

「砂の造物師、ハゼゾン」のためのセットが発売されます。以前投稿したnoteで「2色砂漠土地が収録される確率が高い」と予想していましたが、土地のみならず相性ぴったりなカードばかりです。

新セットに収録されるカードのうち有力なものを、カードタイプごとに紹介します。

採用候補カード(土地)

■2色砂漠

待ってました!

まずは待望の2色砂漠です。このデッキの統率者はマナコストが赤緑白の合計3マナであり、かつ、早いターンに唱えたいためマナベースにはある程度気を遣う必要があります。

以前まではデッキ内の砂漠の枚数を確保するため、6~7枚は無色砂漠を採用していたためどうしてもマナベースに負荷がかかっていました。タップインというデメリットを抱えているものの、デッキの安定感が大幅に向上すると考えています。

土地を使いまわす都合上、戦場に出た時対戦相手へダメージを飛ばす能力も馬鹿にならないです。

■乾燥地帯のアーチ道

おかえり砂漠

おかえりランドが砂漠になりました。このカードの登場でハゼゾン固有のコンボが実現可能になります。戦場に「ハゼゾン」「東の樹の木霊」がある状態で「乾燥地帯のアーチ道」をプレイすると無限に「砂漠の民」トークンを生成できます。

コンボパーツ増えたね

■蜃気楼の台地

足りない色を補填

単体で色が出せる砂漠はそれだけでありがたいです。

■Cactus Preserve

タップインの「反射池」

こんなに多色砂漠を貰っていいのでしょうか。クリーチャー化する能力もいつか役に立ってくれるはずです。

■導路の塔門

「カラデシュ」っぽい

土地に付いている「諜報」は強力なことが既に証明されています。

採用候補カード(クリーチャー)

■誇らしい守護者、ユウマ

5マナくらいで唱えられそう

全ての能力が絶妙に嚙み合っていて非常に強力です。

①マナ軽減
フェッチランドや「切削」、コストとして土地を生贄に捧げる能力により、軽いマナコストで唱えることができそうです。

②戦場に出るか攻撃時、土地を生贄にすることでドロー
このデッキにとって土地を生贄にすることはむしろメリットであり、そのうえドローまで。弱いはずがありません。

③砂漠が墓地へ送られるとトークン生成
自身のETB/攻撃時誘発や「ズアーの宝珠」で生贄にしても良し、「切削」や「未知な領域」でデッキから墓地に送っても良し。4/2と攻撃的なトークンを生成できます。「ハゼゾン」は飛行クリーチャーを苦手としていたので「到達」も偉い!

■Sand Scout

砂漠版「忠実な軍用犬」

統率者の白によくある「あなたよりも多くの土地を~」能力を持ち、砂漠をデッキから直接戦場に出せます。このデッキは戦場の土地の数を能動的に減らす手段を多く持っているので、このカードを後半に引いても砂漠をサーチできないことは珍しいでしょう。

砂漠サーチだけで100点満点なのですが、おまけがあります。直前に紹介した「ユウマ」と似た誘発条件で「砂漠の民」トークンを1ターンに一度生成できます。

■Dune Chanter

今回のMVP

たまりません。完璧な一枚です。開発チームに相当な「ハゼゾン」好きが居るのでしょう。

まず、自分がオーナーである全ての土地が「砂漠」タイプを持ちます。フェッチランドから「森」を持ってきてもそれは「砂漠」です。「ハゼゾン」が戦場に居れば墓地からどんな土地でもプレイできるようになります。「ユウマ」とも強烈なシナジーを形成します。

さらに、「彩色の灯籠」を内蔵しています。色の出る砂漠の追加でマナベースが改善されたことに加えてこのカードまであれば色マナに困ることは無くなりそうです。

毎ターン「切削」もできます。「ユウマ」や「Sand Scout」の登場で「切削」能力は以前より遥かに重要な役割を持つようになりました。

■赤岩の歩哨

芽吹くゴブリンB

継続的に土地を生贄にできる能力は貴重です。本体を唱える際、能力の起動のどちらにも色マナを要求せず、このデッキにとって潤滑油のような役目を果たしてくれるはずです。

「倍増の季節」のようなトークンを2倍生成させるカードを複数採用しているため、実質タダで能力を起動できる機会が多くなると思います。

他の新規収録されたクリーチャーも同様ですが、1枚で2つ以上の役割をこなせるカードは汎用性が高く、優先的に採用したいです。

採用候補カード(ソーサリー)

■タンブルウィードの踊り

踊り放題

手札に加えるだけかな?と思ったら戦場に出せました。タップインかな?と思ったらアンタップインでした。

3マナソーサリーとして運用することが多くなりそうですが、マナが余る後半には必然的に土地を多く並べているはずなので、エレメンタルのサイズにも期待できます。

■開拓地の地図作成

ハゼゾンの次のターンに唱えたい!

このカードに加えて「Sand Scout」「タンブルウィードの踊り」と、砂漠をサーチするカードがかなり充実しています。4ターン目に唱えられたら勝利は近いはず!

採用候補カード(エンチャント)

■アニーの加入

強っ

おまけにしては強力すぎる「5点」。同じ4マナエンチャントの「選定された行進」「似通った生命」はどうしても唱えたターンに隙が出来てしまいますが、このカードは脅威を除去しながら自身の盤面強化に貢献します。

「ハゼゾン」以外に誘発型能力を持つクリーチャーは「動物学者、ベニー・ブラックス」「アルゴスの庇護者、ティタニア」「誇らしい守護者、ユウマ」の3枚と少ないものの、統率者の能力が2回誘発するだけで採用する価値があると思います。

採用候補カードTierリスト

今回紹介した採用候補カードでTierリストを作成してみました。「ハゼゾン」デッキに与えるであろう影響度を評価しています。

早く新カード使いたいなぁ

デッキリスト

「サンダー・ジャンクションの無法者」発売後は以下のようなリストで遊んでみようと思います。

デッキパワーレベルは5~6を想定しています。

moxfieldは以下

新規カードは「★」

統率者 1
《砂の造物師、ハゼゾン》 Hazezon, Shaper of Sand

クリーチャー 24
《事件現場の分析者》 Aftermath Analyst
《迷える探求者、梓》 Azusa, Lost but Seeking
《動物学者、ベニー・ブラックス》 Bennie Bracks, Zoologist
《花を手入れする者》 Bloom Tender
《開花の亀》 Blossoming Tortoise
《孔蹄のビヒモス》 Craterhoof Behemoth
《イリーシア木立のドライアド》 Dryad of the Ilysian Grove
《Dune Chanter》 Dune Chanter★
《大修道士、エリシュ・ノーン》 Elesh Norn, Grand Cenobite
《機械の母、エリシュ・ノーン》 Elesh Norn, Mother of Machines
《エルフの開墾者》 Elvish Reclaimer
《宴の結節点、ジェトミア》 Jetmir, Nexus of Revels
《新たなアラーラの騎士》 Knight of New Alara
《水蓮のコブラ》 Lotus Cobra
《鍛冶の神、パーフォロス》 Purphoros, God of the Forge
《シェフェトのオオトカゲ》 Shefet Monitor
《芽吹くゴブリン》 Sprouting Goblin
《森を護る者》 Sylvan Safekeeper
《不屈の補給兵》 Tireless Provisioner
《アルゴスの庇護者、ティタニア》 Titania, Protector of Argoth
《機知ある怨怒取り》 Witty Roastmaster
《誇らしい守護者、ユウマ》 Yuma, Proud Protector★
《赤岩の歩哨》 Redrock Sentinel★
《Sand Scout》 Sand Scout★

ソーサリー 10
《タンブルウィードの踊り》 Dance of the Tumbleweeds★
《秋の際》 Edge of Autumn
《すべてが塵と化す》 Everything Comes to Dust
《探検》 Explore
《約束の刻》 Hour of Promise
《開拓地の地図作成》 Map the Frontier★
《ナヒリの石成術》 Nahiri's Lithoforming
《道を開けよ》 Open the Way
《風景の変容》 Scapeshift
《見事な再生》 Splendid Reclamation

インスタント 12
《削剥》 Abrade
《召喚の調べ》 Chord of Calling
《不断の霞》 Constant Mists
《輪作》 Crop Rotation
《偏向はたき》 Deflecting Swat
《失せろ》 Get Lost
《砕土》 Harrow
《英雄的介入》 Heroic Intervention
《未知な領域》 Realms Uncharted
《調和の儀式》 Rite of Harmony
《流刑への道》 Path to Exile
《テフェリーの防御》 Teferi's Protection

アーティファクト 4
《秘儀の印鑑》 Arcane Signet
《どん欲の角笛》 Horn of Greed
《頭蓋骨絞め》 Skullclamp
《ズアーの宝珠》 Zuran Orb

エンチャント 11
《アニーの加入》 Annie Joins Up★
《選定された行進》 Anointed Procession
《燃える都市》 City on Fire
《倍増の季節》 Doubling Season
《踏査》 Exploration
《ゴブリンの砲撃》 Goblin Bombardment
《衝撃の震え》 Impact Tremors
《さらなる速さ》 Need for Speed
《似通った生命》 Parallel Lives
《洞窟探検》 Spelunking
《戦導者の号令》 Warleader's Call

土地 38
(砂漠 16)
《擦り減った絶壁》 Abraded Bluffs★
《逆棘の辺境林》 Bristling Backwoods★
《Cactus Preserve》 Cactus Preserve★
《導路の塔門》 Conduit Pylons★
《呪われた者の揺り籠》 Cradle of the Accursed
《クレオソートの荒野》 Creosote Heath★
《熱烈の砂漠》 Desert of the Fervent
《不屈の砂漠》 Desert of the Indomitable
《信義の砂漠》 Desert of the True
《死者の砂丘》 Dunes of the Dead
《絡みつく砂丘》 Grasping Dunes
《ハシェプのオアシス》 Hashep Oasis
《ラムナプの遺跡》 Ramunap Ruins
《屍肉あさりの地》 Scavenger Grounds
《シェフェトの砂丘》 Shefet Dunes
《生存者の野営地》 Survivors' Encampment
(砂漠以外 22)
《乾燥台地》 Arid Mesa
《耐え抜くもの、母聖樹》 Boseiju, Who Endures
《豪勢な大通り》 Bountiful Promenade
《統率の塔》 Command Tower
《商業地区》 Commercial District
《優雅な談話室》 Elegant Parlor
《死者の原野》 Field of the Dead
《森》 Forest
《山》 Mountain
《平地》 Plains
《冠雪の森》 Snow-Covered Forest
《冠雪の山》 Snow-Covered Mountain
《冠雪の平地》 Snow-Covered Plains
《聖なる鋳造所》 Sacred Foundry
《観客席》 Spectator Seating
《尖塔の庭》 Spire Garden
《踏み鳴らされる地》 Stomping Ground
《寺院の庭》 Temple Garden
《吹きさらしの荒野》 Windswept Heath
《樹木茂る山麓》 Wooded Foothills
《成長の揺り篭、ヤヴィマヤ》 Yavimaya, Cradle of Growth

さいごに

これほどワクワクした新セットのプレビュー期間は初めてです。どうやら「ハゼゾン」の時代が来たようです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。「サンダー・ジャンクションの無法者」発売後の世界でまた会いましょう。

このnoteはファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.

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