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Change the my carlife 11 スズキ編~愛車を探す試乗記

ツーリングワゴン系の試乗をして来ましたが、ワゴン以外にも気になるクルマはもちろんあるわけで、この機会に試乗してしまおうと思うので引き続き試乗記を綴っていきたいと思います。

またしても!写真を撮るのを忘れてしまったのでカタログ写真で申し訳ありませんが、今回の気になるクルマはスイフト。先代から気なるクルマでして、ヨーロッパをメインマーケットにしているクルマなので思いのほか良いクルマなのではないかと気になっていたところ、TV愛車遍歴などでも高評価を得て確信に変わりました。ならばこのクルマを試乗しないわけにはいくまいと、いうわけです。10時からは入庫が多く混雑するので11時からがおすすめですと言われて11時に伺った店は、確かに混雑していました。顧客の平均年齢とスタッフの平均年齢は高いものの、テキパキと接客をこなしながら作業をすすめる様はさながら、行列の出来る町の定食屋といった雰囲気で親しみやすいものでした。飲み物をいただいてほどなくして、試乗の時間が来ました。

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スズキと言えば、アルトやワゴンRといった代表的なクルマがありますが、なんといってもジムニー。スズキと言えばジムニーでしょう。納車1年待ちという人気車を乗らないわけにはいきません。軽自動車ながら思いのほか狭くない車内。肘がぶつかることもないのです。さらに、シートヒーターなどの装備も不足はなく日本車的充実度です。4WDのジムニーですがパートタイムなので通常は2WDで走行します。これが非力なエンジンながらも不足感がなく、乗り味もスムーズです。と、いうのもこれFRなんですね。サスペンション形式由来のフワフワとした乗り心地なのは仕方がありませんが、自然なドライブフィールは評価を高めます。これならシングル又はタンデムキャンプにももってこいのギアですし、カスタムする楽しさもあり、言われているように唯一無二のクルマです。シエラやマルチスズキ仕様などがあればさらに良い走りとなると思います。

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さて、お目当てのスイフトの試乗です。スイフトというクルマは驚きの連続ですよみなさん。まず!驚いたのはブレーキです。ドイツ車のような強烈な効きで止まります。流石ヨーロッパ市場で売りたいクルマです。これは安心感につながります。次に!驚いたのはエンジン。2500~3000rpmあたりが最大トルクとなるのでグングン加速してキビキビ動きます。こうした小型車はエンジンが回せてなんぼですが、これは強烈な加速です。3気筒ながら本当に面白いエンジンです。スズキスポーツの魂をみた気分。ハンドリングも良好でサスペンションも丁寧にこのクルマのキャラクターを表現します。つまり固めだけれどしっかりトレースする。いかにも欧州車という風です。山道をガンガン走らせても、石畳の道を素早く走っても任せてっといった小型ハッチバックとなっています。最後に驚いた!のはその価格。ベンツCクラスと比較するならスイフト2台買ってもおつりが来ます。これだけの中身のクルマでこの価格というのは魅力的なクルマだと思います。

ただ、僕の志向する走りはグランドツーリング。その要素は逆に薄く、よりスポーティーなホットハッチなクルマなので、僕が買うことはないと思いますが、こういうクルマを時々乗りたい!と思うことはあるでしょうね。噂通りのすこぶる良いホットハッチで、コスパも最高。予算が300万以下で260万程度で買えるクルマとしては候補になるに十分なクルマです。スズキを代表する名車であることは間違いないですね。

■スズキ スイフトスポーツ 2型 254万円
■スズキ ジムニーXC 225万


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