6/9 MAN WITH A MISSION@東京体育館
6月9日。
初めて千駄ヶ谷駅に降り立った。
目的は東京体育館で行われるMAN WITH A MISSIONのライブ。母、夫、私の3人はお揃いのTシャツを着て参戦した。
初めての参戦は昨年夏で、冬に同じツアーのアリーナ公演にも参戦、この日で3回目となる。
今回はファンクラブ向けツアーの追加公演最終日ということもあって、とにかくファンの熱気がすごい。オリジナルTシャツはファン公募、セトリもファン投票とあって、ファンにはたまらないお祭りなのだ。
元々は、アイドル系のライブ経験しかなかった。だから、バンド界隈の事情には詳しくないけれど、マンウィズは過去グッズの種類が多い気がする。
ライブ以外でも色んなグッズが販売されていて、初参戦時はみんなの着ているTシャツ、タオル、グッズがあまりにもバラバラなことに驚いた。その上、みんな着こなしが上手い!!
私もあんなふうに、おしゃれにライブTシャツを着こなしたいなぁ〜とカジュアル系の服に興味を持つようになったが、未だ勉強中である。
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会場はお昼過ぎ。
すでにたくさんのガウラー(マンウィズファンの呼称)がいる中、おくれてグッズ売り場に向かう。
アレも、コレも、と欲しくなるが、目の前で「売り切れ」シールが貼られ、なくなくあきらめたものもあった。
今回ゲットしたのは…
メモクリップはなんと全100種類!
ランダムなので、とりあえず5個購入。
ドキドキしながら開封すると、中身はメンバー4人➕まさかの名物スタッフさん。スタッフまでグッズ化されているとは、商売上手がすぎる。笑
横にいた母が「こうしたらメンバー揃うじゃん」と足りないメンバーのクリップをくれた。おかげで我が家には今、メンバー5人と広報上手なグッズ担当スタッフがワイワイしている。
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16:00 開演。
ファンの人気投票順に演奏がはじまる。
1曲目は夫が好きなドラムが目立つ激しいナンバー。立て続けに普段のライブではなかなか聞けないような、懐かしい曲がフルサイズで流れる。
さすがファンと言わんばかり、熱のこもった掛け声と一体感で全身に興奮がみなぎり、ボルテージは最高潮に。
そして中盤。
「いつか生でこれを聞いたら泣いてしまうだろうな」
そう私が話していた「higher」のイントロが流れた。
かつて何度も見返した甲子園LIVEでは夕景と相まって、ボーカルの逞しさと切なさが胸を打った。観客席には泣きながら聴き入るファンがいて、私もいつか同じ気持ちになるだろうと思っていた。
ついに、その時を迎えた。
全身に鳥肌が立ち、一音一音感じながら、歌詞を胸に刻む。涙が止まらなかった。思っていた通り、いや、その何倍も最高だった。
楽しい時間はあっという間で、飛んで叫んで、泣いて笑ったLIVEは約2時間で終わった。
マンウィズのライブはただ楽しいだけじゃなくて、いつもこちらに手を差し伸べて引っ張り上げてくれるような、そんな救われた気持ちになる力がある。実際彼らがそういうバンドだからだと思う。
彼らは言った。
「あなたたち狂ってますよ」
いい大人が歌って踊って騒いで、そりゃあ狂っていると思う(笑)でもそれが最高に楽しいし、狂ってしまうくらい彼らに心酔しているんだ。それくらい大好きなんだ。
これからももっと、彼らの音楽に狂いたい。