土曜の洗濯たち。
遅めに起きた土曜日の朝。
たまった洗濯物を回しながら、物干し竿を外にかける。
午前中の空気は爽やかで気持ちいい。
柔らかい日差しが差し込むリビング。
カーテンを開けて、まだがらんとしたベランダを見ながら本を読んだり、ぼーっとしたりするのが好きだ。
ゴー、ゴー。
ゴ、ゴ、ゴ、ゴ。
あ、そろそろかな。
読みかけのエッセイに栞を挟んでみたものの、足元に畳み掛けのタオルがまだあるのに気がついた。
外からは、子どもたちの声が聞こえる。
さて、やりますか。
今日はキビキビ動きたくないけど、誰かのうちのタイマーが聞こえたから、そろそろ動いた方がいいらしい。
今日はこの流れがもう一回ある。
土曜の洗濯ものがたりは、はじまったばかり。
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