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おとなの文化祭。

「おもしろそう」
「これならいけそう!」

おふざけとも思える会話からうまれたアイディアを、本気で形にできたら、それは「すごい」のはじまりなんだ。そう実感できる出来事が週末にありました。

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10/14(土)@池袋

現在ジュンク堂書店池袋本店9階では、きりえ画家高木亮さんの新刊『きりえや偽本図書館〜文学パロディ閲覧室』のブックフェアが行われています。

高木さんの本はもちろん、本に登場する切り絵、原画、そしてそれらを3D化した夢の立体物たちが並んでいます。

その中でひときわ目立っていたのがこちら。

ずり落ち気味。
でも表情はくずさない武士精神。

『人間椅子』ならぬ、『信玄椅子』。
今回の新刊に登場する信玄椅子を、なんと我ら母娘でファンアートさせていただきました。

母のnoteはこちら↓


山梨といえば、信玄公。
高木さんの作品をみて一目惚れしてから、これなら再現できんじゃない?精神で始まったファンアート。

手先が器用で裁縫の上手な母を中心に、私はアイディア出しと小物制作をお手伝いしました。

お目目がぎょろり👀
武田軍のしるし。
私のフィーリングで勝手に追加。

100均であーでもない、こーでもない言いながら、材料集めをし、ちゃくちゃくと準備は進んでいきました。

その中で大きな課題となったのが、軍配。
信玄椅子は椅子ながら、右手?に軍配を所持。

本来軍配は羽部分が革か木か鉄、柄の部分は鉄製ですが、その通り再現するには重さも手間も費用もかかるので却下。

が、ふと思ってしまいました。
この棒状のものを手に持つ感じ……
「ペンライトじゃん!」

信玄椅子がペンライト振ってたら面白いじゃん!なんて悪ふざけもいいところ盛り上がってしまったら、母の凝り性が発動。本当にペンライト、もとい「光る軍配」ができてしまいました。

光ってる!!!

実際に光る設定なんてないのに遊びすぎかしら……
とビクビクしていましたが、遊びに遊んだ信玄椅子くんは、意外にも好評でした😁

そんな『信玄椅子』も掲載された高木さんの新刊は、現在好評発売中です!

他にもいろんな文学作品のパロディとしてユニークな作品が掲載されています。ぜひ高木さんワールドを体感してみてください!


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最後に。
こんな素敵なファンアートに参加させていただき、ありがとうございました。

大人の文化祭気分、最高✨

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志麻/shima
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