2017年によく聴いたアーティスト①
例年のように備忘録として残しておきたいという気持ちから、書き留めておく。まずは2つ。
1.Suchmos
2015年に注目され始め2016年はシティポップブーム再来の中心に。そのsuchmosの2017年も素晴らしかった。
リリースした「The Kids」というタイトルからも、僕の好きなJamiroquaiを想起せざるを得ない、メンバーの血肉になっている部分が強くみられた。
本人たちが公言しているとおり、それだけじゃない、色んなジャンルを咀嚼して自分らしさを作っているのがよく分かる。
「mint」って曲なんかはシティポップじゃ括られない、ミドルなロック調の曲。色んな入り口から知ったリスナーに別のジャンルを惹きこむ、なんてことが出来る数少ないバンドだと思った。
「STAY TUNE」が大ヒットしても、売れる流れに迎合しない。独自レーベルを立ち上げ、自分たちがかっこいいと思う曲を、かっこいいと思うスタンスで出していく。そんな風に感じている。
2.LUCKY TAPES
最初の印象はとにかくおしゃれ。このPVもそうなんだけど、他のPVももれなくそうで、英詞でおしゃれで上手なバンド、という印象だった。
2017年にリリースされた楽曲では日本語詞も増え、その中身や演奏から「エモい」印象を受けるようになった。
幸いにも今年2回Liveを見ることが出来た。バンドは3人だが、Liveだとパーカッションやコーラス、ホーン隊も含めた総勢9名編成。音源とはまた違った9人用のアレンジだったり、細かいフレージングが変わる遊びだったりが楽しい。また行きたいと思うLiveだった。4月にはメジャーデビューするということで、もっともっと有名になってほしいと期待。