梨泰院クラスになんでハマったのか?

Netflixで配信されている最近話題の梨泰院クラス。3話目を見終わるころまでは「梨泰院(イテウォン)」って何て読むんだっけ、、って毎回梨から入力して検索していましたが、見進めていくことでどんどん物語にハマり、すっかり覚えるどころか、梨泰院(韓国の都市名)に行きたくなってしまいました。

エンタメの魅力って「内容」と「表現」の掛け合わせだ、ということをnoteでもたくさん記事を書かれているけんすうさんが話されていました。

梨泰院クラスは「内容」もさながら「表現」がすごく魅力的で、どんどんと見進めてしまう魅力につながっていたと思ったので、具体的にどんな表現が良かったのか、書いてみました。

1.キャラクター(登場人物の個性)

主要人物一人ひとりがフィーチャーされた回があり、個性がしっかり描かれています(全16話で網羅できている感じ)。また、10数年の月日を経るストーリーである分、ルックスや立場も変わり描かれているのが楽しいです。そんな中ルックスが変わらない主人公のパク・セロイ、という他キャラとの対比もまた良いのです。

2.構図

「構図」が徹底的に分かりやすい。同じ施設で育った幼馴染。同じクラスにいた金持ち社長の息子。社長の会社で働く優秀な部下である父親。ここを主軸にしたストーリー・人間関係。その後に出てくるキャラもこの関係性にうまく絡む存在であり、把握がしやすく、その後の展開も「どっちになるのかな、、」という2択くらいまで分かりやすく絞って推理できる、それを確かめたくて次がどんどん気になるなと思いました!

3.韓国ドラマの「演出」

韓国ドラマの「演出」という新鮮さ。色んな所に垣間見られるのですが、エンディングのその回のハイライトを静止画で振り返る演出なんか最たるもので、日本のドラマではなかなかないですよね。なんというかいい「違和感」が出ていて、面白いし、記憶に残ります。誰かに話したくなる要素。ロバートの秋山さんがそのまま再現しそうな。

それ以外にも、純粋にソウルタワーが要所で背景として登場したり、タンバム(主人公の経営する居酒屋)でふるまわれるスンドゥブや焼酎だったり、梨泰院という街だったり。韓国行きたいなーってすごく思いました。おすすめのドラマですので、是非とも見てみてください。

いいなと思ったら応援しよう!