しむ杯を終えて。今環境の振り返りと次の環境考察。(7/27)
〈はじめに〉
初めまして、アンリミBO3しむ杯主催のshimです。今回は7月シーズンのShadowverseアンリミテッドを個人的に振り返りつつ来月の環境の考察を可視化して自分の中で整理をするためにこのnoteを書こうと決心して筆を執っております。
〈振り返り〉
まずは7月のしむ杯を振り返っていこうかなと思います。今月は2回程しむ杯を開催させて頂きました。参加してくださった方や情報拡散をしてくださった方など応援してくださりありがとうございました。まず第1回しむ杯を振り返っていきます。
参加者:20名
持ち込み(n=40)
E 3名 Nc 5名
R 2名 V 5名
D 4名 B 4名
W 5名 Nm 12名
このようにネメシスを除く全クラスのデッキがほぼ同じくらい採用数となる結果となりました。理由としては環境初期であるため環境が煮詰まっていないこともあり、加速装置を3枚使えるネメシスとその相方に18コストにアッパーされた超越Wであったり、0コスト法典を手にしたガルラ系統や絶望環境以前にメタゲーム上位であったテイカーNc、ホズミE、狂乱V、秘術W、狂乱に有利をとれる武装Dといった自分にとって使いやすい強デッキを持ち込むような思考のプレイヤーが多くいたからだと推察しています。
次に第2回しむ杯の持ち込み数を見ていきます。
参加者:14名(n=28)
E 2名 Nc 11名
R 0名 V 2名
D 0名 B 0名
W 2名 Nm 11名
環境が最終盤であったこともあり1回目とは対照的にネメシスとネクロマンサーの2強環境になりました。理由としてはアリスアリスレディアント進化自壊レディ確定サーチからの20点otk。カシムによるビート、ユアンの4点バーンなど、多種多様なゲームプランをとれるネメシスがメタゲームの中心となったため、加速装置の制限解除により盤面で戦う連携ロイヤルや狂乱Vやミッション達成が難しい武装D、テンポロスになりにくい処理札が少ないビショップが環境的に逆風となり適度な処理と安定した5キルを両立出来るテイカーNcや加速装置から展開してくるネメシスに対抗できる骸Ncの台頭でネクロマンサーに注目が集まったからだと推察しています。またネメシスの開拓は凄まじくOTKに特化したことでカシムを抜いたネメシスの開発や根強い人気のあるホズミも密かに結果を残しており、一見するとネメシスが環境上位で加速装置を引けば勝てる環境に見えますがこういった水面下のプレイヤーの努力には一個人として脱帽せざるを得ません。
今月の環境の特徴としては先攻は最大限の上振れを狙いつつ相手の逆転の目を摘んでいく思考が必要であること、後攻は先攻がしたい行動を妨げるためにリソースを使う、ただ受け流すのではなく主導権を奪う。リソースを千切るためにPPを使うことよりも先攻に処理をさせるために盤面を敢えて作るといった駆け引きをする思考が必要であることが挙げられるかなと個人的には思っていました。
〈来月の環境予想〉
来月は深淵の大佐のナーフ解除、御宿の幽霊犬のナーフ解除、アリスのアッパー解除、デットソウルテイカーのアッパー解除など様々な能力調整により今回の環境とは全く異なる環境になることが予想されます。個人的にメタゲーム上位に君臨するデッキは主にホズミEと骸Ncと予想しています。理由としては極光の天使や各種ダメージカットといったメタカードはあるものの、安定5キルが成立しやすいデッキであり、5キルできなくとも盤面で圧殺が狙える骸やダメージカットを条件付きとはいえ乗り越えるゲームプランが取れるホズミはデッキの出力が高く注目しているからです。その2デッキをメタゲームの中心にしつつも双方に有利が取れるヤテラントゥガルラと秘術W、ダメージカットをものともしないOTKプランを持つディスカードD、加速装置の解除により盤面デッキの全てを破壊しうるスペックを持った種類AF、グランスアッパー解除によって少し追い風となりそうな狂乱V、1tで全てを決める復讐宴楽V、5t〜6tに跳ぶ超越W、相手の意表を突く魔海コルネリウスNc、安定6キルと思えないほどの自由枠を持つ財宝R、プレイ難易度:鬼のライルアグロNmなど様々なデッキが活躍出来ると考えているため個人的には来月の大会も楽しみです。またテイカー、アリスのアッパー解除によって超越の機嫌次第ではありますが環境のスピードが少し鈍くなると予想しているため読み合いの要素が増えると予想しています。今月とはまた違った読み合い、ケア、割り切り、分割リーサルの駆け引き…全部楽しみたいです。
〈終わりに〉
ここまでのお付き合い本当にありがとうございました。こういったものは初めてですので拙い文章であったかもしれません。楽しんでいただけたらこれ幸いでございます。来月もしむ杯だけでなく沢山のアンリミBO3が開催される予定ですので、是非参加して頂けると嬉しいです。気が向いたらまたこういったものを書ければ良いなと思っています。これを読んでくださった読者の皆様がこれからもShadowverseを楽しんでくれることを祈って結びの言葉といたします。ここまでのお付き合い誠に感謝申し上げます。ありがとうございました。
アンリミBO3しむ杯主催
shim
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