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長所とは

こんにちは。シルです。
最初の記事を書いたときには桜もまだつぼみでしたが、いつのまにか葉桜になってしまいました。春は何かと忙しいせいか他の季節と比べて時間が経つスピードが速く感じます。

今回は長所について書いていこうと思います。
突然ですが、「自分の長所」を聞かれてすぐに返答することはできますか?私は、これが難しく感じます。短所は沢山出てくるんですけどね。
なぜ、そう思うのか考えていきます。

 「長所」も「短所」もそうですが、私は相対的に考えてしまいます。つまり、「ほかの人と比べて」長けているか、欠けているかを基準にしていしまいます。

そのため、短所はすぐに出てきます。例えば私の短所は行動力がないことです。周りの人で思いついてヨーロッパに一人旅した話や知らないコミュニティに飛び込んだ話を聞くと単純に「すごいな」と関心します。私にはできない(なぜ、そう思うのか、後日深堀をしたいと思います)ことなので。他の人と比べて自分は無理だなと思うことは短所として分かりやすいですよね。

しかし、長所はうまくいきません。まず、他の人と比べて長けているなと感じても上には上がいるので短所のときほど確実に思うことはできないですよね。

 次に、これが一番の理由かもしれないですが、「長所」って自分の中では当たり前になっているため気づきにくいんですよね。例えば、私は周りの人から言われる長所として「親切」と言われます。理由として場の雰囲気を察知できることや電車で席を譲っていることなどの行動が挙げられました。しかし、私にとってこれらの行動は当たり前なんですよね。場の雰囲気を察知するのは、ただ楽しくおしゃべりをしたいから。電車で席を譲るのはそういった親の行動を見てきたから。だから、自分が親切だと意識して行動していないんです。
これを堂々と言うと「この程度」を親切だと思っているのかと逆に小さな人間のようにも思われる気がします。

 私が、短所で挙げていたエピソードもそうです。私がすごい行動力だなと思っていてもその方にとっては当たり前のことかもしれないです。

だから、長所を答えるのって難しいですよね。自分がそうだと思っていても他に長けている人は必ずいますし、他の人に指摘されても自分の中では当たり前になっていて腑に落ちない。さらに、長所と答えればどの程度でそう思っているのか分かってしまう。

自分の心に落ちる長所を見つけるためにもっと自分を見つめなおさなくてはいけないなと思いました。

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