一生理芽に片想いしていたい
九月十五日、理芽の3rdワンマンライブ『NEUROANCEIII』に参戦してきました。ワンマンでは初の有観客公演に立ち会えたこと、本当に嬉しく思います。NEUROMANCEをその嚆矢として威勢よく始まったライブは、終焉まで衰えることなく、それどころかイントロの度にボルテージを上げ続ける狂気的な様子で、それなのに所々にカワイイや笑いが溢れる彼女らしいものでした。
必死にペンライトを振り続けることが何よりも楽しくて、すぐそこに確かに彼女は存在していて、色々な感情が込み上げてきたものです。ふとアリーナから振り返り見上げた二階席・三階席は、赤と青がぐるぐると渦巻いて惚れ惚れするほど綺麗でした。
思えば、客席からもステージからも「ありがとう」という声が絶えなかった公演だったような気がします。時代が移ろい行く中で、貴女と同じ時間を過ごせている。これまでの様々な苦労を想像するにつけて、そういうことをある種分かち合えているような気がして「ついていく」という気が高まりました。アンコール後のモノローグ、うるっときました。
次も行きたいな。ドーム公演まってます。
私達はそれぞれに様々な願いを、理芽という天秤の上に懸けている。
一方の皿には強い期待と信頼、理芽に向ける全ての眩しい想いが、他方の皿には報われなかった記憶や後悔が乗っていて、音楽という不可視の糸がそれらを互いに強く結びつけ、それぞれ互いに救い、毀損し続けている。
そのような相殺相克の文脈の中で色づく日常は、紛うことなきNeuromanceのセントラルドグマと言ってよい。
さながら電撃の様に脳内を駆け巡る理芽の言葉に、歌に、私はこの上なく、陶酔しました。
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