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自分の存在を否定していた人の自己開示

ご訪問ありがとうございます。横川 裕之です。

前回は『人間関係がうまくいかない人の共通点』をお伝えしましたね。



その共通点とは「自己開示」が

できていないことでした。



「自己開示」とは、他者にありのままの

自分をさらけ出すことを言います。



自分の強みだけでなく、

悩みや弱点なども含めて

開示することをいいます。


英語では「Self-disclosure」といい、

1970年代に心理学者で精神医学者の

シドニー・M・ジュラード氏によって

提唱されています。



自分のことを話すには、

相手への信頼が前提にあります。



あなたも信頼できない人に

ご自身の悩みや弱みを

話そうなんて思わないですよね。



若かりし頃のボクは、

悩みや弱みを相談して、

それを相談者がまわりに言いふらし、

そのコミュニティメンバーから

からかわれた経験を何度もしています。



そんな経験が積み重なると、


「人は信頼できないものだ」

「自分の弱みを出してはいけない」


という概念が強化されていくことになります。



いま振り返れば、

相談した相手を見抜けなかった

自分に原因があるんですけど、

当時はそんな「自己責任」なんて

思ったことすらないですからね。



自分にとって不都合な出来事は、

すべて他人のせい、環境のせいにしてました。



そうやって相手を信頼していないんですから、

そりゃ人間関係がうまくいくはずがありません。



若かりし頃の自分に伝えたい…


と思うけど、まぁ、当時の自分に伝えても

まったく聴く耳持たず、でしょうね。


自分に原因があるなんて

思っていませんからね(笑)



そんなヤツがどうして変われたのかは、

またどこかでお伝えをします。



ボクの話はすべての起こる出来事は

自分が引き起こしている、という

「自己責任」が根底にあります。



たとえば、

嫌がらせをしてくる人が

目の前に現れるのは、

自分がその人を引き寄せているからです。



なので、その環境から逃れたとしても、

自分が変わっていなかったら、

また違う人がその役割を担ってくれます。



職場の人間関係で悩んで転職した人が、

その転職先でも人間関係で悩まされる…


というのはよく聴く話です。



どうやったら相手の嫌がらせをやめさせるのか?


という方法論(Do)を多くの人は求めますが、

方法論で嫌がらせの状況が変わることは

ほとんどありません。



なので、方法論を求めるのではなく、


どうあれば、嫌がらせを受けない、

させない自分になれるのか?


というあり方(Be)を求めていきます。



人はコントロールできないし、

変えることができない。


でも、自分はコントロールできるし、

変えることができる。



その変わった自分にふさわしい

人や出来事が引き寄せられます。



たとえば、まわりの人たちが

ふさわしいように変わっていったり、

時には目の前から消えていったりします。


自己開示できない人が、

自己開示できるようになったら

どんな変化が現れるのか?



先日まで『文字化合宿24期』に

ご参加されていたカナダにお住まいの

渡辺円満子さんの手記をお読みください。



長文で書いていただいていますので、

今回は参加を決めたところまで

シェアしますね。


=== ここから ===


合宿前の私は、自己否定から、
人生に生きづらさを抱えていました。


子供時代は両親は不仲だった為、
争いの絶えない家で育ちました。


近年、父のDV による恐怖の記憶が蘇る様になり、
そんな環境で育った自分が恨めしく、
両親を怨み、怒りが止まらなくなっていました。


一方では高齢の両親に
そんな気持ちを持つ自分への嫌悪感から、
自己否定に陥っていました。


何をやっていても、どこからか
自分を否定する声が聞こえてくるのです。




知らぬ間に負の世代間連鎖が起きていて、


大事な息子達を傷付けている…
自分は母親として失格だ…
私はいない方が良いのではないか…


自分の存在を否定する様になり、
人も嫌いになっていきました。 


そんな苦しみから抜け出したくて、
本を読み漁り、その中の一冊に
横川先生の『思考は文字化すると現実化する』
がありました。




本から無料のメール講座のご招待があり、
講座への参加を決めた事で
先生と個人的な繋がりが出来ました。




先生とのメールのやり取りの中で、
今までの人生で出会ったことのない、
先生像を感じました。




親身になって伴走をしながら、
助けが必要になると後ろから支えて、
また立ち上がれる様にサポートをする。


やり取りを通じて、心から人の成長を
願っておられるのが伝わってきました。




本当の先生ってこういう人の事じゃないだろうか…
そんな風に思ったのです。




このメール講座の後半に、
先生から文字化合宿の案内を頂きました。




今まで、セミナーなどは受講した事がなく、
正直、約60万円という金額を知ってビックリしました。




でも、参加を決断するまで
時間はかかりませんでした。


この先生なら精神的な苦しみから解放までの
プロセスに導いて下さるに違いない。


自分を見せても大丈夫。
自分に向き合うのが怖かった。


自分一人ではできなかった苦しみからの解放を
この先生となら乗り越える事ができると思いました。


自分はこのままではいけない


藁をも掴む思いで、文字化合宿への
参加を決断したのでした。


=== ここまで ===


…いかがでしょうか?


冒頭、生い立ちから現在までの

自己開示から始まっています。


この自己開示が冒頭にあることで、

渡辺さんに共感されて、

ここまで読まれたことと思います。



同じような悩みを持っている人なら、

渡辺さんにどうして変われたのかを

聞きたいと思われても不思議ありません。



今回の手記のシェアは、

事前に掲載許可をいただいていますが、

誰が読むのかわからないところに

自分の生い立ちを出すというのは、

自己開示ができる人だからこそ。



「いやいや最初から自己開示が

 できていたんじゃないですか?」


そう思われるかもしれませんが、

ボクが冒頭の話を聴いたのも、

文字化合宿の後半になってからです。



両親からのDVとか、

そんな両親を嫌っている自分…

そんなの思っていても、

外に出せないですよね。



でも、そんな自分を変えたくて、

文字化合宿の門を叩き、

文字化に毎日取り組み続けられ、

内面に大きな変化が起きたことで、

今回の手記が生まれたのです。



今回は長くなったので、

次回に手記の続きをお届けします。



もしよければ、前半部分を読んでの

気づきや感想をいただけると嬉しいです。



noteの感想やご質問は

公式LINEから送っていただいても大丈夫です。



LINEのほうには、

いろんな音声やメールの感想が届いて、

どの感想かわからなくなるので、

冒頭に『note』と入れてから、

感想や気づきを書いてくださると助かります。


確実に拝読させていただきます。


今回は以上になります。

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など、たくさんのご感想をいただいています。

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== 横川の著作一覧 ==

『ねるまえノート』

『思考は文字化すると現実化する』


『すごい自己紹介 完全版』


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