ほむらvs擬人化QB:魔法少女まどか☆マギカ Another World


プロット

時系列:TV版最終回の後、ショッピングモール回想区画。

 病室で目覚めた暁美ほむら は退院し転校するまでの間にこの時間軸が まどか の願いでどう変わったのか見るために、病院を抜け出す。

 まどか の自宅周りを散策した所、この世界線で人間に極めて近い姿になったキュゥべぇを見つけ驚愕する。咄嗟に盾の裏側を探り前の時間軸でのワルプルギスとの戦いでほとんど使い切った武器の中でわずかに残った物の一つ、米軍制式拳銃M92F/U.S M9を探り当て、容赦なく頭部に/ただし弾の節約も兼ねて1発撃ち込んだ。殺した直後(なんか微妙な話だが)に遺体を調べ改めて人の身体を手に入れたインキュベーターであることを確信。その後も時間の許す限りキュゥべぇを狩ったが、この行動がインキュベーターのテレパシーネットワークに『自分たちに対して敵対的な魔法少女が存在する』という情報をかなりの確度で与えることとなった。

 そして迎えた転校当日。もはや彼女にとって恒例となった自己紹介を終え、まどか に接触してみる。結局、いつものループと同じで彼女は自分の事を憶えていなかった。

 失意の中、気持ちを抑えて放課後、再び彼女は行動を起こした。まどか とキュゥべぇとの接触を阻止するために彼女らの行きつけのショッピングモールに向かう。そこで、ファーストフード店前でまどかたちの様子をうかがうキュゥべぇ〈Yシャツにジーンズ、ウェストポーチ、歳は15歳くらい)を発見。瞬時に変身してから時間停止を発動し至近距離から銃弾を撃ち込んで始末した末に死体を片付けようと考えるも、こちらが接近しようとした途端ポケットからスマートフォンらしきものを出し画面を一瞥したかと思うとこちらに気付きそのまま逃亡。モールの改装区画に逃げ込んだところで ほむら は変身した。あの体では今までの時間軸と違って狭いところを通れない分、うまく逃げられないだろう。と、考え時間停止は発動しなかった。

本編

 ドアを開けた先は四角い柱が4つほど並んだやや広い空間だった。難に使うフロアかはわからない。塗装や装飾は無く灰色のコンクリートの壁や床がむき出しの薄暗い空間だった。

 完全に自分測る側だと思っていた ほむら はM9を何時でも撃てる状態にしていたものの、意識は完全に逃げたキュゥべぇ(もう人の姿をしていたことを気にすることもなくなっていた)を見つけ出すことに前意識を集中していた。拳銃を構えることもなくただ右手に下げたまま歩き出す。その時だった。

 目の前にある太い日本の柱の陰から人影が2体ほど身を乗り出してきた。

 今まで、逃げてばかりいたはずインキュベーターからは考えられない行動に ほむらの反応は一瞬遅れ、結果彼女は十数発の7.62mmフルメタルジャケット弾をその細い体に受けることになった。貫通力に優れるフルメタルジャケット弾はホローポイントやダムダム弾に比べて

 

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