鬼鎧(クガイ)・用語:カンナギ(マギレコ・「ガサラキ 」パロ
ドッペルとはまた異なる穢れを利用したシステム。似て非なる力。
魔法少女が人のまま、一定時間魔女の力を使えるドッペルと共通するがその見た目はドッペル以上に人間に近く〈鎧〉とつくだけあって身に纏(まと)う鎧に近い。大きさは大抵4mから5m前後で発動すると腹部または胸部が開き発動者はその中に取り込まれる。
鬼鎧を顕現させるさせる場合、ソウルジェムを《絶望》とは別の感情で濁らせることにより出現する。この感情はある意味絶望にも似ているが一方である種の〈希望〉を越えた強い渇望の現れと言っていい。その感情とはすなわち『恐怖』である。この他にも一種のトランス状態に入ることで顕現するという方法があり、これは時女の里に伝わる特殊な《神楽》を舞う事で達することができる。戦闘中に心拍数が200を超える《メンタル・バースト》と呼ばれる状態から発動する場合もある。
ドッペルに比べて、機能性・汎用性に優れており、兵器としての利用価値がある。
ドッペルと同様に発動が任意にできないところはあるが、OFFは発動者の意志でできる。
時間制限などは発動者の体力や精神状態を無視すれば無制限。
ドッペルと違い、破壊されると、残骸は具現化したまま残る。
場所の制限等はなく、《嵬(カイ)》 / インヴィテーターと呼ばれる特殊な魔法少女が近くにいることによりすべての魔法少女が発動できる。この現象を『機能相転移』と呼ぶ。
真相
実は、かつて古代人《ナダ》の民が宇宙の摂理や法則そのものに干渉するべく、魔法少女を人でも魔女でもない存在に進化させるために作り出したシステムで、鬼鎧は魔法少女が人や魔女を越えた存在になる上での過程の一つであり《サナギ》のようなもの。