Another World《ゲルトルート戦2回目直前》下書き
マミがリボンを使ってマスケット銃を精製すると同時に ほむら も盾から銃を出した。
ほむら が盾から出したのはマミのそれに比べても明らかに近代的な外観のライフルだ。
キュゥべぇを除いて顔を引きつらせる一同。
さやか が尋ねた.
「何それ?なんかマジカルっぽくないっていうか、なんか本物みたいだけど?」
「豊和工業製89式5.56mm自動小銃よ」
キリっとした態度で答えるほむら。
「いや.....そういうことじゃなくて.....どうしたのソレ?」
「自衛隊の駐屯地から拝借して来たのよ」
ついさっき駅の近くで配ってたティッシュをもらってきたかのような口ぶりであった。
一同の沈黙がさらに気まずい物を帯び始めた。
「大丈夫なのそれ?」さやかが一同の沈黙を代弁するように再び尋ねる。
「管理責任者は首になったでしょうね。多分」