嵬/インヴィテーター:用語・カンナギ
ドッペルによく似た浄化システム〈鬼鎧〉(くがい)を生まれながらに使え、更にそれを周囲の魔法少女にも使用させることができる(この現象を『機能相転移』という)魔法少女のこと。時女一族に代々伝わる者とのことだが、諸外国にも存在するらしく秘密結社〈シンボル〉からは『インヴィテーター』と呼ばれている。
本作では静香とオリジナル魔法少女ミハルがこれにあたる。
「嵬/インヴィテーター」は一種の転生能力があり何世代も同じ容姿と知識・記憶を受け継いできた。つまり、歴史においてそれぞれの時代にそれぞれの静香やミハルがいたということである。
その正体はかつてインキュベーターと接触したのち魔法の力を利用して強大な文明を築き、先史時代に繁栄したものの、慢心により滅んだ古代人類〈ナダ〉の民が、次世代の人類に自分たちの悲願である〈人を越えた存在〉、〈宇宙の新しい理〉へとたどり着かせるために進化監視用生体トレーサーを仕込まれた人間である。