〈帝国〉(異世界自衛隊戦記 設定)
日本と同じく被転移国家だが、同時に覇権国家でもある。
皇帝による専制。
転移しているのは国土の一部だが、本土のある世界でも覇権争いをしているようで、
選民主義や優勢思想が政治的な根幹にあるらしく、〈共和国〉とは別に新世界の覇権を握ろうとしている。日本やその友好国に度々侵略の魔の手を伸ばしている上に、日本も将来邪魔になるからと宣戦布告して来た。
風俗や文化は英国やドイツに似ており、単語や文法は英語に似て折るが固有名詞にはドイツ語圏の様な言葉が使われる。
テクノロジーは日本にとって都合の良いことに、20世紀前半程度。
ミサイルの実用化には至っていない。
ただし、兵力や工業力は高く戦艦や正規空母を多数就役させており、数万単位の兵士を世界各地に送り込める。
日本との関係
日本側との対話の意志が無く、呼びかけも黙殺されている上に日本に資源や食料の輸出を約束してくれている〈新世界〉に対して堂々と侵略行為を働くので、日本側も態度を硬化させ〈帝国〉軍の活動地域に自衛隊の特殊部隊を派遣したり、友好国への防衛装備の移転(輸出)や供与に乗り出している。
軍事
帝国軍の兵士の戦闘服は陸海空共に違いは無く灰色の野戦服が基本。ただし、陸海空軍で腕章や階級章のデザインが異なるのでそこで見分ける。また、細部や装備品に若干の違いがある。
制服は別。
陸上自衛隊の普通科や海外派遣部隊が良く遭遇する〈帝国〉軍の陸戦兵の基本スタイルは、灰色の制服に赤いの入ったズボン。フリッツヘルメットにシュツルム・グルッペのような胸甲型のアーマーを付けている。
〈帝国〉歩兵のメインウェポンの1つであるMPi-11SMGの9mm弾は自衛隊が使う9mmパラベラム弾と互換性がある。MPi-11の他、一般的に帝国軍歩兵分隊の火器編成は