タロットカードは魔法のカードではない!①
大事なのはその引き方にあります。
今日は私がタロットカードを占いに取り入れたきっかけの話をしようと思います。私の人生を変えたといっても大げさではないほど、運命的なものを感じました。
私はそれまで、統計学や心理学を活かして占いをしていました。
リモートビューイング(遠隔誘導・遠隔透視/以下RV)は占いの師匠からその方法を伝授されていましたが、占いにはあまり活用していませんでした。
そのときはまだRVの能力が私自身未熟だったからです。
元々私の師匠はタロットカードを好意的に見ておらず、私も興味はあったのですが、そもそもタロットカードの事自体をよく理解していませんでしたので、自身の占いには取り入れておりませんでした。
しかし、占いをしていく上で、迷いが生じたときがありました。
いつまでも師匠と同じように占いをしていても、私らしさが活かせないと思うようになったのです。
私と師匠では相談者様と向き合う姿勢が違いますし、根本的なところで占いに対する思いが違います。
師匠のことは尊敬していますし、超えられない存在であると思っています。実績もRVのレベルも段違いの方で、師匠に出会うまで占いに興味がまったくなかった私に、占いの興味深さを教えてくださり、私をここまで導いてくださった方です。
超えられないのなら、彼とは違うもので、私の強みを作りたいと思いました。
その時に以前に興味を抱いていたタロットカードに目を向けたのです。
最初にタロットカードに興味を持ったときは、いろんな絵柄があって、カードを正位置と逆位置で読む、いろんな並べ方で占うことができる、くらいしか知りませんでした。
その時は、なんだか難しそう、とか覚えられるかなとか、実際タロットカードを本屋さんに見に行ったりもしましたが、ピンとくるものに出会えず。なにより、私は飽き性なので、すぐ飽きちゃうかもとその時は手を出すことはなかったのです。
そして再度タロットカードに目を向けたときに、タロットカードについてより詳しく調べてみました。
今のタロットカードのベースを築いたウェイト版(ライダー版)タロットカードの存在、カードの構成(大アルカナ22枚、小アルカナ56枚、4つのスート)、数字の意味、正位置・逆位置の存在、カード一枚一枚に込められた寓意・象徴、5年もの歳月をかけられて考えられたものであるということ。創作者のウェイトによるカードの解釈はあるが、基本的には占いをする者にその解釈は委ねられていること。大きな特徴といえばこのあたりでしょう。
興味がある方はウィキペディアやYouTubeでタロット関連のものがたくさんあげられているので見てみてくださいね。占いにご興味のある方は、タロットカードの奥深さに魅了されてしまうかもしれません。
占いに活かすというより、私はそのタロットカードの歴史や奥深さに魅了されていきました。そして、タロットカードは潜在意識でカードを引くというところにたどり着いたのです。
本来であれば、人は潜在意識に触れることはできません。潜在意識にあるものを自覚できません。無意識に潜在意識にアクセスしていることはあっても、意図的にそれを行うことは、その方法を知る人のみだけです。
RVであれば、それが可能です。意図的に潜在意識にアクセスすることができます。この力を活用すれば、タロットカードで明確な鑑定結果を相談者様に提示できると確信を持ちました。相談者様や、そのお相手様の潜在意識にアクセスし、悩みや問題の根本を潜在意識から確実なものをタロットカードに反映させることができると考えたのです。
RVの存在はほとんど知られておりませんので、信じられない方も多いでしょう。しかし、以前の記事でも書かせていただきましたが、スタンフォード大学の研究所が科学的根拠を示しているものです。決してあやふやなものではございません。
私はRVを活用し、タロットカードで占いをしようとそのときに決めました。
しかし、自信をもって相談者様に提供するためにはタロットカードの結果にテストを行う必要があると考え、ある程度の期間、テストを行うことにしたのです。
長くなりましたので、その内容はまた、次回。
興味があれば、ぜひ次回もお読みいただけたらと思います。
紫光