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頑張らずに、欧州パラグライダー業界人パブサ

だいぶ春らしい陽気の今週末、本日の日曜日(3/17)は、前日土曜日夕方の時点で、大陸側の 500hPa の気圧の谷に顕在化した低気圧からのびる前線が日中に日本付近を通過する天気予報となりました。ということで、頑張ってパラグライダーで飛べるところを探すのは、昨日の時点でスタコラサッサと止め。欧州パラグライダー業界人パブサです。

「エゴサーチ」は、今や広く浸透している、個人であれば自分自身のことを、企業であれば自社のことを、自身でインターネット検索をして調べる行為を指す言葉。略して「エゴサ」。

他人や他社のことをネットで検索をして調べる行為を指す言葉は?

「パブリックサーチ」と言うらしいのです。略して「パブサ」。

下記で、Skytraxx 5.0 と Naviter Omni の Flarm / Fanet+ が既に日本の電波区分に対応していることを書きました。

その際に、問合せに回答をしてくれた Skytraxx の方が、やや気になっていました。仕様の確認とはいえ、それなりに技術的な質問にもかかわらず、代表問合せフォームからの問合せに即レスで、かつ日本の電波区分を把握していたので。

で、パブサしてみました。(いや、嘘。すみません、突如、ヒマな週末の朝となったのでつい…)

でてきました。どうやら、この方らしいのです。

Skytraxx 公式ブログ「Thermikmesse」より

写真のタイトルをみてましたよ。

Jürgen Eckert / Skytraxx
Dr. Jürgen Eckert, SKYTRAXX Chef-Entwickler diskutiert mit Standbesuchern

Skytraxx 公式ブログ「Thermikmesse」より

ドイツ語がチンプンカンプンなもので機械翻訳したところによると、チーフ開発者らしいのです!しかも、Dr(博士) と書いてあるではないですか。

なるほど~。

Flarm / Fanet / Fanet+ の電波法対応状況アップデート」のページにも書きましたが、論文ベースだった Fanet の技術が、大きな産業とは決していえないパラグライダー用の GPS バリオである Skytraxx 3.0 に実装されていることにも、Fanet+ というテクロジーのマーケティングっぽいワードと共にハードウェアモジュールとして他社バリオに採用されて欧州で普及していくことにも驚いたのですが、こういう人が開発しているのだ。しかも、直接回答をくれるのですね。

調子にのって、今度は Naviter の方もパブサしてみました。

なんと、LinkedInでプロフが公開されてた。タイトルが記載されていますが、し、CEO!?

※ 上に記載したリンク先の「プロフ」は、Linedin にログインしないと見れません。(みれるかな?)

回答を頂いた後のメールでは、「Flarm / Fanet+ の周波数帯はわからなかったので、問合せをした」「Omni について、日本からの良いフィードバックがあると嬉しい」という誠実なやり取りがありました。周波数帯の件は、おそらく、Skytraxx に問い合わせをしてくれて、Skytraxx の方はチーフ開発者の方が回答してくれたのでしょう(笑)

会社組織の小ささの表れでもあるだろうけど、輸入代理店でもなく、誰かもよくわからん日本人が代表問い合わせフォームからしたややこしい質問に、チーフ開発者と CEO が答えてくれる会社。即答と誠実。

素敵だと思います。

改めて、Skytraxx 5Naviter Omni に興味を持ちました。

Skytraxx 5
Naviter Omni

※ LinkdIn:IT 業界、特に米系IT外資に努める人達にはおなじみの、職歴、スキル、学歴など、プロフェッショナルとしての自分独自の経歴を登録して公開する、ビジネス特化型 SNS。主にヘッドハンティングされる目的や、ビジネスネットワーキングを目的として使います。確か、マイクロソフトに買収されたような。

なお、下記「iPhone ユーザーの為の XCTrack 代替」で取り上げた、Naviter SeeYou Navigator。

QR コードでのタスク共有機能で XCTrack の ウェイポイントの ID/Description  がテレコになる件を、CEO なのでビジネスインパクトとあわせてエスカレーションしたことを関係各位にご報告いたします。

この件について回答はまだですが、問いあわせ前に改めて仕様を確認したところ、XCTrack のウェイポイントの ID が 2バイト文字も長文もサポートする ID項目としては少し奇妙に感じる仕様と、SeeYou の Code 項目が文字数 8文字制限であることをふまえての、意図的な回避策である可能性が高いかと想像しております。いずれにしても、回答を待ちます。

余談ですが

水曜日(3/13)朝の時点の今週末の予報では、大陸側から南下してくる前線を伴う低気圧と南岸低気圧に迫られながらも、関東の内陸側なら何とか飛ぶことができ、日曜日まではもつかと思っていました。

昨日、土曜日(3/16)は、やや風が強いもののコンバージェンスな足尾を友人と共に訪問。

ご対応いただいた皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。おかげ様で、オープンチケットの航空券の予約を変更して、本日、大満足で帰路につきました。

春の足尾は本当に華やかで、行くだけで楽しい!

本日の日曜日(3/17)は、予報がかわり前線通過を懸念しましたが、ブログや SNS を見る限り、群馬・栃木は日中そこまで強い風は吹かなかったか?

春なのでナーバスになり過ぎたかもしれませんが、細心の注意を払う必要がある予報ではございましたので、特に春の北関東ではご容赦のほど。

足尾で暖かく華やかな春を感じると、先週まで雪が降っていたまだ寒い群馬も、そろそろオープンの季節です。

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