1.エルサレム第三神殿
第三神殿は、これまで神殿の丘に建てられ、そして破壊されてきた神殿の後に続くものとして、これから再建されると予想されている神殿です。
これまでに建設されてきた第一神殿、第二神殿は以下のような歴史的経緯で建てられてきました。
第三神殿については、マタイによる福音書24章15節、マルコによる福音書13章14節、2テサロニケ2章4節などに書かれている、と言われています。
普段からこうした文書の記述に慣れていないと、ちょっとわかりずらいですが、少しだけ引用してみます。
第三神殿は、マタイによる福音書などにそれを示唆する記述があるものの、上述のような表現であり、またこれから再建されると予想されている神殿、と聞くと何か具体性に欠ける、どこか現実的なものではないような印象を持つかもしれません。しかしご存知の方も多いと思いますが、第三神殿の再建は、その実現に向けていくつかの準備や気運があるようです。
少し前ですが、以下のような報道がありました。
第三神殿の建設準備が進む
2022年7月28日
赤い雌牛の到着に沸くユダヤ人と第三神殿
2022年10月4日
2.トランプのイスラエル支援
トランプ元大統領は、今年2024年の大統領選挙で再選が有力視されています。
トランプは以前からイスラエルを支持しており、その姿勢は現在も変わることなく、少し前にも👇のような発言がありました。
3.トランプは「神に救われた」
トランプは「奇跡的に」銃弾を避けることができた暗殺未遂事件の後、繰り返し発言していることがあります。それは、「神の介入」、「神の保護」あるいは「神に救われた」などの発言で、メディアもこれを多く取り上げている印象があります。
メディアで取り上げられる数が多いなと思い、半ばメモ代わりにXへ投稿したものいくつかを挙げてみます。
トランプ暗殺未遂事件については、非常に興味深いマイケル・ヨンの考察があります。少し前に訳してみましたので、よろしければあわせてご参照ください。
4.トランプは神殿を再建する?
トランプとエルサレムの神殿、と聞くと意外と思うかもしれませんが、いくつかこれを示唆するような報道があるようです。
もちろん、新聞、雑誌などのメディアは、ある特定の方向性、偏りがあり、それはなんらかのグループや支配層と言われる勢力の『意向』を反映した「誘導」と言ってよいものです。つまり、このような方向付け、誘導が見られる、と言ってもいいかもしれません。また言うまでもなく、現在はXなどSNSの「ロジック」がこの誘導に大きな影響力を行使しています。
トランプは救世主の到来を早めるか? ユダヤ人と福音派はそう考える
Dec 11, 2017
トランプ大統領のイスラエル大使、第三神殿への道を切り開く
July 1, 2019
トランプはエドムの長として第三神殿の建設を開始する可能性がある
August 5, 2019
トランプ大統領の計画はハラーム・アル・シャリフの現状を脅かす
25 Feb 2020
5.グレートリセット
「グレートリセット」とはグローバリストたちが進めている、これまでの世界の仕組みや構造をひっくり返すような大きな変革、改革ですが、ある人が、この言葉は聖書の「大洪水」をイメージさせる、と言っていました。
そして、次のアメリカの大統領が「グレートリセット」を起こす、と。
次の大統領、つまり今年2024年の選挙で有力なのはトランプでしょう。
また第三神殿の再建について、ユダヤ教徒ではなく、キリスト教徒は、次のように考える人もいる、と言われています。
トランプは「神に救われた」「神の介入」によって命を永らえることができた、と言いましたが、神に救われた人とは、「神に選ばれた人」と取れないでしょうか。そして、神に選ばれた人は、「預言者」を名乗ることにならないでしょうか。
上述したマタイによる福音書には次のような言葉があります。
トランプは「第三神殿」に立つのでしょうか?
第三神殿について記述がみられる、とされる「テサロニケの信徒への手紙二」の一節です。
洪水・グレートリセットはもうすぐ起こされると言われています。
7.サタン
死に直面し、神に救われ、それでもなお神に仕える・・・・
トランプは最もサタンに近い男だ。