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トランプ暗殺未遂事件の写真についてMichael Yonの考察

 元グリーンベレーのジャーナリスト、Michael YonのXの投稿を訳しました。
トランプの暗殺未遂事件については、様々な推測や検証がありますが、Michael Yonの着眼点は大変、興味深いと思います。
 尚、訳は意味をつかみやすくするため元の投稿にない語や、文章を付け足しています。

弾道の痕跡(Bullet Trace)、そして興味深い事柄

 弾道の痕跡(Bullet Trace)は個人的な訳語です。馴染みのない言葉かと思いますので、以下をあわせて参照されると良いかと思います。
 Bullet Traceは弾丸ではなく、弾丸が高速で通過する際にできる蜃気楼のようなものなのだそうです。

興味深い弾道の痕跡(Bullet Trace)
 記憶をたどってみても、弾丸の飛行経路に対して90度近い位置からの弾道の痕跡(Bullet Trace)写真を見た記憶がない。

 弾丸の飛行経路に対して90度近い位置で、弾道の痕跡(Bullet Trace)を撮影できないと言っているわけではない。
最新のカメラと高速シャッターを使えば、おそらく可能だろう。

 私は武器とカメラの扱いに長けている。
私は特殊部隊の武器スペシャリストだった。
写真家として、私はイラクとアフガニスタンで最も有名な写真のいくつかを撮影した。武器と写真、両方の知識がある。

 最初に思ったのは--あのアングルからのトレースショットは見たことがない、ということだった。
 次に、写真撮影は実際に可能だろうと思った。
 そして3つ目に考えたことは、このような写真を撮るために重要なポイントは、高速のシャッタースピードだろうということだった。

 私はこのカメラマンに連絡を取る準備をしていた。ネットで情報を探していたら、ニューヨーク・タイムズがこの写真のシャッタースピードについて引用しているのを見つけた。
それは、1/8000秒と書かれていた。

 ソニーが製造しているデジタル一眼レフのトップ3が手元にある。
本格的な装備がいかに重要かを知っているからだ。
私は最高のカメラとレンズしか使わない。

 最高の機材は、2つの戦争で最高に素晴らしい、そして数々の強烈な写真を撮るのに貢献した。残念なことに、地面に飛び降りたり、壁や戸口にぶつかったりしたときに、よくレンズを壊してしまった。だがカメラは壊れたことがない。

 私はこのカメラを定期的に使っているが、最近はこのカメラで撮った写真を発表することはほとんどない。これら3台のカメラのシャッタースピードはいずれも最大1/8000だ。

 ニューヨーク・タイムズのカメラマン、ダグ・マイルズは30fps 1/8000で撮影していると引用されている。
これらの設定は、極端に速いアクションを捉えようとする場合に選ぶ設定だ。例えば、頭が爆発するような。

 マイルズが、どのような意図でこの設定を選んで撮影したのかは分からない。(具体的なことは何も言えない)戦場カメラマンが戦地の銃撃戦を撮影するようなことを考えたのだろうか。頭を吹き飛ばされるような情景を想定して。。。

 私はどのような場面でも、シャッターをそんなに切ったことはない。
私はISOをもっと低くしたいと考える。

他のプロカメラマンは他のセッティングを選ぶだろう。

終わり

参考



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