英語学習音読方法(私の場合)
とても嬉しいことに新しい生徒さんとの出会いをいただき音読の方法をお話しすることが多いのでこちらに記しておきます。
使用教材:おすすめは、音読の王道 旺文社 文で覚える英単語シリーズ。レベルの選び方はご自分のレベルの1段階下のものを選んでください。つまり、英検1級の方は英検準1級を英検準1級をお持ちもしくは相当するレベルを持っていらっしゃる方は英検2級のテキストを使われることをお勧めいたします。レベルが高いと挫折する確率も高くなりますので。。。
なぜ「文単?」 文で覚える英単語シリーズはまずはバランスがいい! ダイアログ(対話文) モノローグ(一人の方が喋っている)リスニングなどたくさんの文の種類があること。私はちなみに1つの項目を一週間音読するようにしています。(一応生徒さんの宿題範囲に合わせてます)
音読の頻度と期間:毎日1回1回でも一週間続けると結構効果はあります。
☆一週間同じトピックを音読してください。(これ大事)
音読をすることによって得られる効果:毎日音読するので、自然と単語を覚える。日本語と対比して毎日音読するので、「こういう風に言えばいいのか」とか気になる表現をノートにメモするとエッセイライティングの練習の際に使えます。
日本語は特にスピードアップして声に出して読むことができるようになるので、授業前などは先生方にとってもいいウォームアップになると思います。
一日中1回なので無理せず続けられます。
もう一度本日の音読の仕方を振り返ります。
1. 単語を指なぞりをしながら英語→日本語の順番で音読します。(日本語の音読をすることにより、英語の単語の意味と日本語の意味が一致してくるようになります。)
2. 日本語訳文を指なぞりで音読します。
音読はリーディングではないので、英文をどれだけ正確に訳すか!ということには全く重きを置いていません。むしろ、先に日本語で本文の内容を頭に入れておくことで、逆に「日本語のこういう表現は英語ではこういう風に言えるのね。」と新たな発見とともに、何日か読み込むと日本語をなぞり読みしているときに頭の中で英文が出てくるようになってきます。
3. 次は英文での作業
スラッシュを入れる。
センテンスの終わりのピリオド、クエスチョンマーク、びっくりマーク!の後ろは2本線を入れる// →こちらはセンテンスが終わりましたよという意味です。
文型を基本として、文が完全に完成したところにスラッシュ1本。
例: My mother gets up/ early.//
I gave him a call/ yesterday.// 第四文型
wash the dishes clean /after you use them.// 第五文型
ものすごく長い主語の後ろにスラッシュ1本。
The reason why I’m calling /is to invite you to my birthday party.
that 説の前
I’m not sure /that he will come or not.
SbeC 第二文型のCに不定詞やthat節が入っている場合。
Is your hobby /to collect coins?//
4. 次に音声を聴きながら抑揚や音がくっついているところ、なくなっているところ、違う読み方をしているところをペンや鉛筆でスクリプトに書き込む。→音声の記号起こし。 → その後音声なしに、記号のみをみて音読してみる
5. 次に音声を聞いて、メモの記号を見ながら音声上に自分の声を乗せて一緒に発音。→オーバーラッピング これを何回か繰り返す
6. 音声なしで、一人でゆっくり読んでみて次に超高速音読で読む
7. 仕上げ。音声と合わせて録音をする。
この繰り返しを5日間続けます。
2日目は1日目を復習してからこの作業に入ってください。
慣れるまでは大変ですが、慣れてしまうと毎日の作業になり楽しくなりますので頑張ってください。