週刊・俺(2025/01/26)

先週はお休みを頂きました(無予告)

まぁ、何というか。

ネタとモチベーションの枯渇

でした。まぁ、「更新は義務じゃない」んでこの辺は見逃して頂く方向で。


使い勝手のいいテレワーク環境構築云々

というわけで、保留していた新ネタ。
タイミング的には「新卒の方々に向けて」って感じになるのかなぁ、と。

最低限必要なモノ・要素

「より快適なテレワーク環境を構築したいのであれば、これ位の設備は前もって準備しておくといいよ!」な事項。

  1. ネットワーク設備

    • 光回線(コレがなけりゃ無理がある)

      • 一人暮らしであれば、一般的なフレッツやKDDI等の1Gbps回線で可能。
        家族や兄弟等が同時に使う可能性がある場合は、ちょっとランク高めの回線でも良いかもしれない。

    • 有線LAN

      • 無線ベースの環境だと、通信の安定確保が難しい為、余程の問題が無い限りは有線化を推奨。
        最近は薄型のフラットケーブルや、屋外対応ケーブルもあるので、“余程の問題”が無い限りは対応出来る筈。

  2. 椅子・机(代用でも可)

    • 座卓でのテレワークは腰を壊す可能性が高い為、明確に“不可能”でない限りは導入しましょう。ダメだとしても、せめて座椅子位はなんとか。

    • 机については“代用”でも…と言うか、収容容量的な点で代用の方が優れているケースが有るので、ここはチョイスが難しい点。
      個人的なお勧めはLuminousのメタルシェルフ。ソコソコ良い机と同じ金額で、構成次第では「ざっくり見ても“倍”はある」レベル。

  3. 音響関係

    • 個人的には「これが一番重要」まである。

      • 個人のテレワークでオープン型のスピーカー&マイクを使う事は少ないと思うのでココについては割愛。

      • ヘッドセットを使用する場合、“音が聞こえやすい”については言うまでも無いが、“マイクの性能が良い”事も重要。また、ヘッドセット特有の“フィット性”や“重量感”についても気にする必要がある。

  4. テレワーク端末(買わなきゃいけない場合)

    • 基本的には殆どが“貸与”な筈だけど、たまーに“各自/各社持ち込み”であるケースが有るので。

    • 状況によっては“持ち運ぶ”場合が有ったり、メーカーによって“向き/不向き”がある為、ここは結構慎重に考えたい部分。
      必要なのは、“コスパ”じゃなくて“プライスバリュー”なんすよ。ハイ。

  5. インプットデバイス・アウトプットデバイス

    1. インプットデバイス…つまり、キーボードやマウス/トラックボール。
      静音性が高いメンブレンを取るか、打鍵疲労の低いメカニカルを取るか…これについては、職種や業務によってアレコレある訳で。
      なので、「コレが正義!」的なポイントが無いのが難しい所。

    2. アウトプットデバイス…テレワークの場合は、モニターの事。
      ノートPCの内臓モニターだけでは「正直キツい!」な事も多々あるので、「余程の問題が無ければ、流石に“プラス1枚”は欲しいよね…」な所。

  6. 意外とバカにならない小物や設備類

    1. ホワイトボード

      • テレワークの場合、相手のリアクションを見ながら話を進めるのが意外と難しい。これは相手も同様。
        なので、話が始まったらパッとメモを取れるモノは「買えるなら買った方が良い」と。100均で買える範囲のモンで十分だし。

    2. マウスジグラー

      • リモート側のセッション維持に結構有力。2000円もしないので、有って損は無い。

    3. モニターアーム

      • モニターの台座が無くなる事で、卓上スペースが明確に空く。有って損は無し。

    4. HDMI用EDIDエミュレーター

      • なんかややこしい文字列ですが、要は「モニターを切り替えても、電源供給が有れば接続情報を維持しますよ!」なパーツ。
        単独環境を構築できる余裕があれば不要だが、個人用環境とモニターを共用する場合は「導入して損をすることは、(非ゲーマー環境においては)ほぼ無い」まである。
        (ゲーミングな環境で使おうとすると、EDIDエミュレータの周波数対応上限がネックになります。)

各項目の掘り下げ(前編)

前編は「取り急ぎやっておいた方がいいね!」な項目を。

1.ネットワーク環境構築

「容量無制限のポータブルWiFi持ってるから」とか「最近の無線は性能いいじゃん」とか言うめんどくせぇ事は言わずに、黙って光回線+有線接続を構築しましょう。コレが“前提”です。何なら、会社の方から「こういう設備有るよね?」と確認されます。
無線が忌避される最大の理由は、「無線は不安定」だからです。
どんなに性能が上がっても、通信が「空間を伝播する」以上、干渉は避けられません。
集合住宅なら、電子レンジ一発で接続が不安定になります。で、不安定になったタイミングで重要な会議をしていたら、何が起こるでしょうか。

…はい、何が起こるのかが想像つきましたね?

「それなら有線通信は干渉無いの?」って聞いてくる人も居るでしょう。
コレについては…まぁ、「干渉は発生」します。ですが、ケーブル自体が干渉に強い構造になっており、体感でわかる程の問題になる事は“極めて稀”と言えます。
日常的なオンライン生活も一気に快適になるので、「やっておいて損無し」なんすよ、はい。

2.椅子・机

  • 椅子
    コレについては…可能な限り良いモノを選びましょう。何故なら、仕事中ずっと使用するモノだからです。
    質の悪い椅子を使用し続けると、腰痛や肩こりの原因となります。
    その結果、大事な休日をマッサージや病院に費やす事になります。ええ、文字通りの“無駄”でございます。


  • コレについては…正直、厳密な“机”である必要は、実はなかったりします。スペース的な制約と環境によって、“適切”で有るものを各自選べばいいでしょう。
    「部屋が狭くて専用の机置く余裕無ぇよ!」って方は、Luminousのメタルシェルフでも問題有りません。というか、個人的には“推奨”まで有るレベル。
    頭上スペースも収納に使えるので、容量が1.5倍くらいにはなります。
    その結果、技術書とか資料とか業務で使用するヘッドセットとかの収納に困る事が(ほぼ)無くなります。まーじ快適。


後編は来週!