日本に住んでいるマヌルネコの歴史をたどってみる~日本のマヌルネコ年代記:序章
(※記事のカバー画像を追加しました。マガジンのカバーと同じ日に筆者が撮影した日本のマヌルネコ界のビッグマザー、タビーさんの写真です)
皆様初めまして。noteに登録して7年になりますが、記事を書くのはこれが最初です。
当初は知人のnoteページをフォローするために登録したのですが、最近になって「noteに書いてみたいこと」ができたのです。
それは「マヌルネコ」について。
マヌルネコはロシアやシベリア、チベットの山脈地方の高地に多く生息している野生の猫。
去年の10月、たまたまNHKでやっていた「ダーウィンが来た」の10分バージョンでマヌルネコを取り上げていたのを見て、妙に気になり出しました。
「マヌルネコ」で検索してみたら、こんな動画が出てきました。
何とも強烈なインパクト。
この動画や、これを見たのをきっかけにYouTubeのオススメに表示される他のマヌルネコ動画を見て、その個性的な表情やキャラクターにどんどん魅せられ、ズルズルと「マヌル沼」にハマってしまったのでした😁
去年11月には、初めて「リアルマヌル」に会いに行きました。
できれば今年中に、日本にいるマヌルネコ全員(飼育されているのは7施設18頭、そのうち会えるのは14頭)に会いに行くつもりです♪
さて、最近、このtogetter(読破するのに10日ぐらいかかった大作!)
を読んだのをきっかけに「日本におけるマヌルネコ飼育の歴史」を時系列順にたどってみたくなりました。
次の記事から「日本のマヌルネコ年代記」本編に入っていきます♪その記事で取り上げるのは1999年以降の出来事ですが、それ以前に来日していたマヌルネコの記録も確認できます。以下のツイートによると、昭和59年(1984年)4月、中国の南京市から東山動物園にマヌルネコが贈られたそうです。
(以下、追加情報)
東山動植物園公式ブログの記事に、上記の「南京市から東山動物園に贈られたマヌルネコ」についての記述がありました。
とのこと。
(2024年11月12日追記)
11月9日に始動したマヌルネコ情報サイト「Manulization」によると・・・
1984年に東山動物園に来園したマヌルネコは雄と雌のペアだったようです。
雄が健健(チェンチェン)さん
雌が玲玲(リンリン)さん。
なんと、当時の新聞記事の画像も!
葉月はづきさんのX投稿にある写真は玲玲さんっぽい?
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以下の動画によると、1996年に雌のマヌルネコが中国から東山動物園に来園したとのこと。(6分過ぎあたりから)
そのマヌルネコは、次回の記事に登場するララーの母、そしてタビーの祖母にあたる通称「マヌルママ」です。