帰ってきたハニー、レフが那須に移動、ナルが神戸で展示デビューなど~日本のマヌルネコ年代記:2022年
(※このシリーズはWEBコンテンツや一般向け書籍を基に、執筆時点でわかる範囲で書いています。新たな情報が得られれば、その都度補足していきます)
(※カバー画像は左から東山動物園のハニー、現・那須どうぶつ王国のレフ、神戸どうぶつ王国のナルです)
【できごと】
2022年3月2日
左手首骨折のため療養中だった東山動物園の雌のマヌルネコ、ハニーが回復し、展示が再開される。
7月10日
神戸どうぶつ王国が「レフ(雄)が那須どうぶつ王国に引っ越し、ポリー(雌)とお見合い予定」と発表。
(公式サイトでの発表は7月10日でしたが、そちらは現在リンク切れになっているため、翌11日付のクラウドファンディングページの記事を貼ります)
同時に
>近日中に、新たなオスのマヌルネコがやってきてアズとの繁殖に挑戦していく予定
とも発表される。
7月12日
神戸どうぶつ王国公式サイトの「レフの移動」発表記事に追記される形で
>上野動物園からアズのお婿さん候補としてマヌルネコのオスがやってきます。
と発表される。
7月25日
レフの那須どうぶつ王国への移動が完了。
同日、上野動物園にいた雄のマヌルネコ1頭の神戸どうぶつ王国への移動も完了。
8月4日
神戸どうぶつ王国公式ツイッターにて、上野動物園から来園した、レフの孫にあたる雄のマヌルネコの名前が発表される。
8月5日
レフが那須どうぶつ王国、ナルが神戸どうぶつ王国にてそれぞれ展示デビュー。
8月27日
野生のマヌルネコも登場する映画「ベルベット・クイーン」が新宿を皮切りにこの日から公開開始。
9月
この頃、日本最高齢の雌のマヌルネコ、タビー(埼玉県こども動物自然公園。当時14歳)が「自身の部屋のステップ台からの着地を失敗してしまい、右後肢を跛行してしまった」ことから、しばらく静養。
その間の体調不良もあり、回復はしたものの、それ以降展示に出ず、バックヤードでの「隠居生活」を送ることになる。
(詳細は以下の記事に)
10月7日
この日までに、神戸どうぶつ王国のナル(雄)とアズ(雌)が同居を開始。
(↑のツイートの画像がスマホではなぜか表示不可能になる場合あり。PCからの閲覧がお勧めです。特に『センシティブ』ではない、同居中のナルとアズの画像なのですが)
【筆者のひとこと】
・レフとアズのお見合いも、(ハニーとのお見合いに続いて)不成立となってしまいました。
・筆者が初めて東山動物園に行った2022年1月、ハニーさんは療養中だったため会うことができず。
同年10月にようやく初対面を果たしました。(ということで、今回のカバー画像にも登場してもらっています)
・ナルとアズの同居のその後については、2023年版の記事で。
・隠居中のタビーさんは、運が良ければ孫たちの展示場から「チラ見え」することもあるようです。