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ハニー誕生など~日本のマヌルネコ年代記:2011年~2013年
(※このシリーズはWEBコンテンツや一般向け書籍を基に、執筆時点でわかる範囲で書いています。新たな情報が得られれば、その都度補足していきます)
(※カバー画像を追加しました。2022年4月に筆者が撮影したタビーさんです)
【できごと】
2011年12月26日
上野動物園の雌のマヌルネコ、ララー(2001年3月31日、東山動物園生まれ)が死亡。享年10歳。
上野動物園生まれの雌のマヌルネコ、タビーの母親にあたる。
2012年1月12日
東山動植物園の雌のマヌルネコ(名前なし、通称『マヌルママ』)が死亡。
以下の記事によると「15年以上飼育されていた」とのことなので、15歳以上だったと思われる。
ララーの母親にあたる。
(2023年4月追記)
↓の動画によると、マヌルママの享年は16歳だったようです。9分45秒あたりにその話が出てきます。
2012年4月21日
埼玉県こども動物自然公園にて、マヌルネコのオスカー(雄:2006年4月6日ロッテルダム生まれ)、タビー(雌:上野生まれ)との間に3頭の子供が生まれる。出産後、タビーは育児放棄してしまい、人工哺育に切り替えられる。2頭は死亡し、雌1頭が生き残る。生き残った雌はのちにハニーと名付けられる。日本で初めて完全人工哺育で育てられたマヌルネコ。
2012年4月21日タビーさん初めて3頭(ニックネーム:ミドリ、ピンク、キイロ)出産後育児放棄。人工哺乳に切り替えたのですが、ミドリとピンクは死亡。でも、キイロさんは見事に育って、あの、#東山動物園 のハニーさんに。貴重なお話しありがとうございました。#埼玉県こども動物自然公園 #マヌルネコ pic.twitter.com/dnSA4VovaD
— Shigeo (@Polarbear_san) April 27, 2019
4月23日
上野動物園の雄のマヌルネコ、バヤル(1998年4月、中国生まれ)が死亡。享年13歳または14歳。タビーの父親にあたる。
2013年3月8日
ハニーが東山動植物園に移動。
6月14日
東山動植物園の雄のマヌルネコ、十兵衛(マヌルママの子)が死亡。(享年14歳)
【筆者のひとこと】
この時期以降は、主にこちらのまとめを参考にさせていただきます。PC環境だと全74ページの大作!
前回に引き続き、こちらの家系図も参考にしました。
プリームラがお母さんになりました。嬉しい、 #マヌルネコ家系zoo のアップデートです。ただ、まだ分からないことが多いです。「皆さん、ありがとうございます」byプリームラ #マヌルネコ pic.twitter.com/AgteevR3gA
— Shigeo (@Polarbear_san) June 13, 2021
ハニーの東山への来園日のソースはこちら。画像を拡大すると「2013年3月8日来園」とあります。
立ち上がるハニー #東山動物園 #マヌルネコ #ハニー pic.twitter.com/M1LVSKSegY
— 雄太 (@HibinoYuuta) October 27, 2016
こちらの記事によると、ハニーは元々、十兵衛のお見合い相手として東山に来園したようです。
なのにその3か月後に十兵衛は亡くなってしまうんですね。(元々、かなりの高齢ではありましたが)
ハニーが「日本で初めて完全人工哺育で育てられた」のソースはこちら。
★国内 #マヌルネコ の紹介#東山動植物園 編
— ニャロメ (@ManulTabitan) October 26, 2016
ハニー(♀4歳)…出身は埼玉県こども動物自然公園、国内唯一完全人工哺育、上唇をヒクヒクさせるマヌルネコ独特の威嚇をよくする、大変美しくファンが多い
(※ハニーの写真は雄太 @HibinoYuuta さんにお借りしました🙇) pic.twitter.com/CC4TVfkJ2e
(おまけ)
2008年、2歳の時のオスカー氏!ハニーが生まれる約4年前ですね。
(彼はオランダ生まれなので、前回の記事には登場していません)
まだ2歳のオスカー
— ねこりん(やまねこショップ) (@yamanekorin) November 2, 2017
2008/8/10 埼玉県こども動物自然公園#マヌルネコ pic.twitter.com/LCreTeTDGn
(2023年8月30日追記)
ララー及びバヤルの没年を記載していなかっため、追加しました。
それに伴い、タイトルの「2012年~」を「2011年~」に変更。