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【無痛分娩】無痛で有名な東京マザーズクリニックで出産してみた【出産レポ】
コップンカ〜!
コロナ禍の悪条件にも負けず先日出産しました、しきです。
さて、今回の妊娠出産でわたしが1番重視したのは「完全に無痛に近い状態で出産できるクリニックを選ぶ事」!
元々痛みには弱く、長女の時も「お産の山◯」と無痛で有名な病院を選んだものの見事に無痛分娩失敗。
なかなか陣痛がつかず麻酔を一旦停止、痛い!!!と感じて麻酔ボタンを連打(今思えば高橋名人級のスナップ)した時には時既に遅し、激痛のまま分娩…という地獄を見たので今回は絶っっっっ対に同じ思いはしたくなかったのです。
散々「都内 無痛分娩 本当に痛くない」「東京 無痛分娩 24時間」等々精神不安定な検索をかけまくり、
熟考の末選んだ産院は
「東京マザーズクリニック」
という無痛分娩で有名なクリニック。
どんなクリニックか?料金はいくら?等は公式サイトをみて頂いた方が早いので割愛!
ちなみにコロナ禍の対策で本来出産から4日で退院の所を
2日で退院の鬼スケジュール!!!
正直本気で泣きました。
東京マザーズはお部屋も綺麗で食事も美味しい、これは最高のご褒美出産になるんじゃないかと期待していたから。
その為に毎回助成券使っても1万円以上(!!!)の検診に財布の紐を解いてきたのだから!!!
でもしょうがないよね、こんなご時世だから!!!!
嘆いてもしょうがないと腹を括り正産期を迎え、38w3dの検診で
「もう準備万端ですね、いつ入院にします?最短だと明日、その次だと明
「明日で」
「了解で〜す」
という緩めのやりとりがあり急遽検診の翌日に出産準備の入院に入る事に。
この時点でもう無痛でなくとも早く産みたい、臨月辛過ぎ症候群にかかっていたわたし。
本当に無痛かどうか半信半疑ではあったけどもうぶっつけ本番やってみるしかない!!!という気持ちで夜を過ごしあっという間に入院したのでした。
出産までの時系列
【出産前日】2020/07/14
2020/07/14 15:29 NST開始、腕に点滴用のテープ麻酔を貼る。
2020/07/14 15:58 NST継続、出産までの説明を受ける。
2020/07/14 16:11 腕の点滴を通した。
2020/07/14 16:40 脊髄に麻酔の管を挿入、頭は下がってきているが子宮口がまだ固いとの事でバルーンも挿入。
この麻酔管を通す時の麻酔注射が少しだけ痛い、というか怖い。
2020/07/14 16:41 NST再開。
2020/07/14 17:33 NST終了、お小水を出す。ナプキンに少量の血がつく。
2020/07/14 18:21 17:30くらいから15分おきくらいに生理痛くらいの痛みを感じる。内診の結果まだバルーンは落ちないのでご飯を食べても大丈夫そうとの事。
2020/07/14 18:21 晩ご飯を食べ始める(メインは鮭のムニエル、おいしい!)
2020/07/14 19:34 バルーンが抜ける。というか看護師さんに抜かれた。
2020/07/14 20:23 バルーンを抜いてから生理痛のような痛みがなくなる。バルーンが抜ける直前の子宮収縮だったのかも?(看護師談)張りは1時間に1回あるかないか。予定通り朝まで寝て5時から処置を開始しましょうと言われる。就寝。
【出産当日】2020/07/15
2020/07/15 05:09 細切れ睡眠の末起床。
2020/07/15 05:37 陣痛室に移動。
2020/07/15 06:13 促進剤、麻酔注入完了。これからどんどん増やしていく。
2020/07/15 06:33 耳鳴りがして目の前が暗くなって気絶。痙攣あり。
後にずっと仰向けになっていた事での貧血だと説明を受ける。
2020/07/15 06:33 麻酔と促進剤を止める。
2020/07/15 07:32 念のため背中のカテーテルを入れ直す。
2020/07/15 07:32 少量ずつ麻酔追加、今度は気分の悪さなし。
2020/07/15 07:32 内診、破水させる。
2020/07/15 07:33 促進剤を再度入れ始める。
2020/07/15 08:11 促進剤増量。
2020/07/15 08:22 痛くはないけど麻酔を追加される。
2020/07/15 08:56 内診子宮口3cm。まだ進まず。採尿もしてもらい促進剤、麻酔追加。
2020/07/15 08:59 お腹空いたな〜
ここまでずっとテレビを見て過ごす。陣痛の波があるらしいが感じないのでただただ暇。
2020/07/15 09:48 麻酔の効きチェック、促進剤追加。
2020/07/15 09:56 麻酔追加。
2020/07/15 10:15 麻酔追加。
2020/07/15 10:33 内診子宮口5cm。
2020/07/15 10:59 子宮口5-6cm、強めの麻酔追加。
2020/07/15 11:52 内診でほぼ子宮口は開ききっているとの事。子宮口全開からしか面会のできない夫に急いでクリニックに来るよう連絡。
2020/07/15 12:08 内診で子宮口全開を確認、胎児のお顔がお腹側を向いているのでお尻側を向くようにシムス体位をとる。夫到着。
2020/07/15 12:16 背中(お尻付近)に麻酔を追加。胎児を捻り出す際の腰や会陰の痛みを感じにくくする為だそう。
2020/07/15 12:20 うんちでそう
2020/07/15 13:07 分娩室に移動しましょうと言われ準備開始。
2020/07/15 13:20 夫を置き去りにし分娩室に移動。
2020/07/15 13:40 3回いきんで出産。
おわり。
出産当日痛みの表記が全くないでしょ???
なぜなら
本当に本当に陣痛〜出産〜後処理まで本当に無痛だったんですよ。本当。
いやいやさすがにちょっと痛い時はあったでしょ?と思う気持ちはわかります。わたしが1番びっくりしているもの。
前回子宮口4〜5cmの時なんて「これで全開まであと何時間もあるの!?!?ハイ!!死!!!!」と髪を振り乱し暴れのたうち回っていたのに、
今回は子宮口全開で陣痛ピークの時も「張ってる?というか圧迫されてる?ような?」ですよ。
勿論出す時も「はいうんち出す時みたいにお尻の穴に力入れてみて〜!今波来てますからね〜!」と看護師さんの合いの手がないといつ波がきているかわからないくらい無痛。
ただドゥルン!!と胎児が出た感覚だけはわかるから、ン気持チイイ〜!!!!無痛分娩アメイジング〜!!!という多幸感、痛みが全くない為頑張って出てきた赤ちゃんにただただ感動感涙、という最高の時間でした。
ちなみにコチラが産後2時間、ナチュラルハイで軽食を頂くわたし↓
このスッキリ感すごくない??
とても2時間前に赤子捻り出した顔じゃなくない???
ちなみに産後もガンガンに鎮痛剤を出してくれるので会陰の痛みもそこまで強くならず。
2日後の退院で産褥婦である事を忘れ階段で玄関口まで降りようとしたくらい術後の経過も良好オブ良好だったのです!
同じ無痛分娩でも方向性の違いがあった
個人的に「無痛が効かなかった山◯病院と何が違ったのか?」を考えてみたのだけど、
山◯は"麻酔を入れすぎると陣痛が進まない"という考え(多分)で、陣痛がついてきたら麻酔を追加→痛いと思った時に麻酔を入れても麻酔が効くまでのタイムラグ中に爆死、という感じ。
(※あくまでわたしのパターンです)
麻酔も「痛いな〜と思ったらこのボタンを押して下さいね」とあまり説明のないまま麻酔追加ボタンを渡され「これ何回押したらいいの?むしろ押しすぎると麻酔ダバダバで死ぬのでは?(そんな訳はない)このタイミングで押したらまた陣痛弱まってお産が長引くのでは??」と何回も押すのを躊躇った結果麻酔の効いている時間が極端に少なくなったと思われる。
(勿論山◯で無痛分娩を大成功させている方も沢山いらっしゃるので、山◯の方針が悪いとか施術が悪いとかではなく
ただ単に相性が悪かった、コミュニケーション不足だった、という感じ。)
一方東京マザーズは「痛み感じる前に麻酔を入れておきましょう!麻酔入れたから促進剤ダバダバ!(適量)あっ痛くなりそうなタイミング!先に麻酔追加しておきますね!」といった感じに先手先手で痛みの出そうなタイミングで麻酔を入れてくれたので痛みを感じる事がなかった(のかしら?)
一応自分で押す麻酔ボタンもあったけれど最後まで使う事はなく、定期的に先生が来てその都度適量を投与してくれるのでわたしはただただ横になってゴロゴロしているだけ…
正直今回も麻酔ボタンを委ねられたらどうしようと冷や汗をかいていたので全てお任せで身を委ねられるのはありがたき幸せ。
逐一その時の状況を事細かに説明してくれて次にどのフェーズになるかもわかっていたので不安もほぼなく!
心配性でなんでもかんでも最悪の事態を想像しがちなわたしには最高の環境でした。
おわりに
東京マザーズクリニックで出産したらマジの完全無痛を実現できた!!!
全マジのビビリで出産に痛みを伴うなんてハイパーナンセンスだと思っている方に向けたダイマ記事でした。
決して東京マザーズクリニックの回し者ではないです(完)
ちなみにアメニティはイソップ。あがる〜〜!!